強烈なストレスを受け続けるとどうなるのか??
3つあります。
①副腎皮質の肥大
副腎皮質刺激ホルモン分泌を介してコルチゾール分泌を促進し、血糖や物質代謝を高め、リンパ球の生成や炎症作用を抑えます。
②胸腺や脾臓の萎縮
胸腺や脾臓は免疫系と密接に関係し、免疫低下となります。
③胃十二指腸の潰瘍と出血
みなさん知っての通り、ストレスが過剰にかかると胃潰瘍や十二指腸潰瘍を起こします。
これらは強烈なストレスを受けると起こるものなのですが、一般的なストレスの意味とは異なり、遭難や拉致などの恐怖を受けたときにすぐに起こるものです。
ただ、現代はストレス社会ですから、ストレスをかけ続ければこのような反応が時間をかけて進行してしまいます。
ストレスに対する反応過程は第一期から第三期まで分類されています。
第一期
(ショック相)
生体はストレスによって血圧が低下したり心拍数が減少するようなショック状態となります。
(反ショック相)
ストレス適応反応が発動し始め、ショック相にみられた兆候がなくなります。
副腎皮質ホルモンが分泌され、コルチゾール分泌が促進されます。
血糖や物質代謝を高め、リンパ球の生成や炎症作用を抑えます。
第二期(抵抗期)
ストレスに対する適応反応が獲得された時期であり、生体はあたかも正常な状態を取り戻したかのようにみえます。
第三期(疲憊期)
ストレスがさらに持続すると、副腎皮質ホルモン分泌が低下し、適応能力が減退してしまいます。
ストレスに対してはこのように対策ができている私たちの身体ですが、疲憊期のようにストレスが持続するとこの機能は破綻してしまいます。
特に痛みには注意が必要です。
筋筋膜性疼痛症候群や線維筋痛症などの慢性化してしまうケースの背景には、痛みによるストレスと周辺環境から受けるストレスがあります。
ストレス社会といわれる現代において、痛み自体究極のストレッサーになるわけですが、さらに周辺環境からストレスをうけてしまうと生体の適応反応では追いつかないため悪循環を引き起こし、慢性化してしまうというわけです。
自律神経症状にも同じことが言えると思います。
痛み治療、自律神経の治療が得意なトリガーポイント療法はストレス社会といわれる現代において重要な役割を果たすと思っております。
ですが、まだまだ認知度は低いです。
頑張らねばと思っております☆
あきつ鍼灸治療院



