最近寒いせいか首や肩に痛みを訴える人が増えています。
大阪から来られているKさんも最近右肩がおかしいそうです。
以前は腰の左右差が大きく、それが肩や首に影響してそうでしたが今は腰は大丈夫。
右肩の単独っぽいです。
姿勢を見ると全体的に背中が丸まり、右の第一肋骨が上に引き上げられています。
肩の端っこは揃っていても、首の付け根の高さが変わってくると、腕の痛みや痺れの原因になります。
原因は大抵首にあります。
一通り施術をすると妙に左股関節が外旋したまま固まっていました。
これが体の捩れを引き起こし、肩にも影響が出てそうです。
左股関節を仙腸関節のアプローチで調整。
だいぶ揃いました。
背中がスッキリして横に広がりました。
これで呼吸もすやすくなり第一肋骨も動くようになれば首も緩んでくるでしょう。
骨や骨格は筋肉に引っ張られて歪んでいきますが、決して一つの筋肉ではなく、腕や足や目や歯や爪やいろんな部分の引っ張り合いで歪みが形成されます。
その歪んだ筋膜をたどりながら歪みをとっていくのがオステオパシーです。
痛みに軽減は後で付いてきます。