「先生、これ痛風かな?どうしよう。」
と見せてくれた足は親指だけが紫色になってました。
「昨日は赤くなってパンパンに腫れてたけど・・・」
と心配そうに言います。
どうも尿酸値が高いため、とうとう痛風になったかと心配したらしいです。
痛風の足はつい最近しっかり見たばかり。
張れる場所も色も全然違います。
経験上、突き指みたいな感じで、触ってみると熱を持っていました。
ふと、以前聞いた日本佛法最初四天王寺塔頭東光塾護身道大和流柔術塾長の話を思い出しました。
道場で剣山先生の指を整体ぼーず殿が破壊した時、パンパンに腫れた指が塾長の指圧でその場で腫れが引いて痛みが無くなったらしいです。
やってみようと思い、塾長がよくやっているように指圧をしました。
本当は塾長のように患者さんがのたうちまわるぐらいやったらいいのかもしれませんが、私にはまだまだそこまでの勇気がありません。
しばらくして指を触ってみたら冷たくなっていて、晴れた感じも少し引いていました。
「あっ、もう良くなったかも」
と患者さんは大喜び。
痛風じゃないという安心感と熱感が引いたせいで動きやすくなったようです。
良かったです。
でも、まだ紫色のままですからあんまり無理しないでください。