ブログを読んで頂き、ありがとうございます。

今回はアイスランドについて、解説記事を作成してみたいと思います。よかったら、読んでみてください。


序章:神秘的な自然と文化の融合

アイスランドは、火と氷が織りなす神秘的な自然美と、独特の文化が息づく北大西洋の島国です。この地の魅力は、教科書で触れられる情報だけでは語り尽くせません。今回は、その基本的な情報から、日本ではあまり知られていない興味深い事実までを掘り下げていきます。



深掘り:アイスランドの隠れた魅力

  教科書に載る情報

北大西洋に位置し、国土の広さは約10万3000平方キロメートル。人口は約36万人で、首都はレイキャヴィークです。経済は漁業、観光、地熱エネルギーが中心で、政治は安定した民主主義国家です。


アイスランドは議院内閣制の共和国で、大統領は象徴的な役割を果たします。大統領の権限は、国家元首としての儀礼的なものに限られ、実際の行政は首相率いる内閣によって成されます。議院内閣制を採用しているため、大統領ではなく首相に政治的な実権がある。


母国語はアイスランド語(氷語)は、インド・ヨーロッパ語族ゲルマン語派北ゲルマン語群に属する言語で、アイスランドのみで使用されています。


通貨は独自のアイスランド・クローナ(ISK)。1アイスランド・クローラは1.08円。(2024年3月12日)


アイスランドは、NATO加盟国の中で唯一自国の軍隊を持たない国で、治安がよく、犯罪率が低く、近代的な高福祉国家としても知られています。

  知られざる情報

アイスランドは世界で最もエネルギー自給自足率が高く、ほぼ100%再生可能エネルギーで国を動かしています。また、文学愛好家にとっては「サガ」と呼ばれる古代文学の宝庫であり、ユニークな伝統音楽やモダンアートシーンも盛んです。


サガは、古代・中世の北欧の散文学の総称です。特に、中世のアイスランドやノルウェーの国王や豪族などの伝説に基づく史伝や、その運命を描いた一連の物語を指します。

  自然の驚異

地熱活動が活発で、世界有数の温泉地帯として知られています。また、オーロラ観測の絶好の地でもあります。夏は白夜を体験でき、冬は幻想的な雪景色が広がります。


5月中旬から7月末まで白夜となります。白夜とは、北極や南極付近で起こる自然現象で、太陽が沈まない状態を指します。

  文化と暮らし

伝統と現代が共存するアイスランドでは、古来からのエルフの伝説が色濃く残り、自然と共生するライフスタイルが根付いています。また、国民の読書率が高く、一人あたりの著者数も世界トップクラスです。


1人あたりの年間読書量は平均11.5冊、家庭での蔵書数も世界でトップクラスです。また、出版率が最も高く、1000人あたり5冊が出版されています。



まとめ

アイスランドは、その壮大な自然と独自の文化、持続可能な生活が融合した魅力あふれる国です。一度足を踏み入れれば、その神秘的な美しさと温かな人々の暮らしが、訪れる人の心を虜にすること間違いありません。🌍✨


駐日アイスランド大使館