ブログを読んで頂き、ありがとうございます。

今回は小学生の算数(角度)について、解説記事を作成してみたいと思います。よかったら、読んでみてください。

 

子どもの算数の宿題を見ていて、ふと疑問に思いました。



三角形の内角の和は 180度

四角形の内角の和は 360度


これは、なんとなく昔に習った記憶があります📚


でも、子どもの宿題を一緒に見ていると、急にこんな疑問が出てきました。


「そもそも、なぜ円1周は360度なんだろう?」


三角形は180度。

四角形は360度。

円も1周で360度。


当たり前のように使っている数字ですが、よく考えると不思議です🤔


今回は、この「角度のふしぎ」について、小学生でもわかるように整理してみます😊


  まず、「円の内角が360度」は少し違う⭕️

最初に大事なポイントです。


つい、円の内角は360度 と言いたくなります。


でも、正確には、円には三角形や四角形のような「角」がありません。


三角形には角が3つ。

四角形には角が4つあります。


でも、円はまるい形なので、カクッとした角がありません⭕️


なので、本当はこう言うほうがわかりやすいです。


円をぐるっと1周した角度が360度


つまり、円の内角が360度というより、


1周する角度を360度と決めた


ということです。


ここが今回の一番大事なところです💡


  角度のルールは「1周を360度」と決めたところから始まる📐

角度を「何度」と表すとき、基本になるのは円1周です。


ぐるっと一回りする角度。


これを昔の人が、1周 = 360度 と決めました。


すると、その半分はこうなります。


半周 = 180度


さらに、その半分は、4分の1周 = 90度です。


つまり、

  • 1周する角度が360度
  • 半分回ると180度
  • 4分の1回ると90度

ということになります。


私たちがよく使う「180度」や「90度」も、元をたどると、


円1周を360度と決めたこと


から出てきています🔍



  三角形の内角が180度なのはなぜ?🔺

では、三角形の内角の和が180度なのは、どういうことでしょうか。


三角形には角が3つあります。


この3つの角を切り取って、すき間なく並べると、まっすぐな線になります。


まっすぐな線の角度は、円1周の半分です。


つまり、360度の半分 = 180度 です。


だから、三角形の内角の和は180度 になります。


ここで大事なのは、三角形そのものが「180」という数字を持っているわけではないことです。


三角形の3つの角を合わせると、

半回転分の角度になる。


その半回転を、私たちは180度 と呼んでいるわけです😊




  四角形の内角が360度なのはなぜ?⬜️

次に四角形です。


四角形は、対角線を1本引くと、三角形2つに分けることができます。


たとえば、四角形の左上から右下に線を引くイメージです。


すると、四角形 = 三角形2つになります。


三角形1つの内角の和は180度。


なので、四角形は、180度 + 180度 = 360度 になります。


つまり、四角形の内角の和が360度になるのは、三角形が2つ入っているから です🔺🔺


ここは、子どもの宿題を見ていて、あらためて「なるほど」と思ったところでした。


  「180度 ×(〇 − 2)」の意味🧮

小学生の算数では、多角形の内角の和について、こんな式が出てくることがあります。


180度 ×(〇 − 2)


この「〇」には、何角形かの数字が入ります。


たとえば四角形なら、〇は4です。


180度 ×(4 − 2)

= 180度 × 2

= 360度


五角形なら、〇は5です。


180度 ×(5 − 2)

= 180度 × 3

= 540度


六角形なら、〇は6です。


180度 ×(6 − 2)

= 180度 × 4

= 720度


この式だけ見ると、少しむずかしく感じます💦


でも、意味はとてもシンプルです。


その多角形の中に、三角形が何個入っているか を数えているだけです。


四角形は三角形2個。

五角形は三角形3個。

六角形は三角形4個。


だから、三角形の数 × 180度 になります。


つまり、〇角形の内角の和 = 三角形の数 × 180度 ということです。


そして、その三角形の数が、

〇 − 2 になるわけです。


公式として覚えるよりも、図形を三角形に分けて考える と、かなりわかりやすいですね😊


昔、習ったはずなのに、正直ここまで意識していなかった気がします。


  では、なぜ円1周は360度なのか?🌞

ここからが本題です。


三角形の180度。

四角形の360度。

多角形の内角の和。


これらを「度数」で表すルールの根本には、

円1周を360度と決めたこと があります。


では、なぜ360だったのでしょうか。


これは、昔の人たちの天体観測や数の考え方に関係していると言われています🌙✨


昔のバビロニアの人たちは、星や太陽の動きをよく観察していました。


太陽が空を動き、季節がめぐり、1年が過ぎる。


今では1年は約365日とわかっていますが、昔の人たちは、1年をだいたい360日くらいとして考えていた時代がありました。


そこで、


太陽が1年で空をぐるっと1周する

→ それを360に分ける

→ 円1周も360に分ける


という考え方につながったと言われています。


もちろん、これは長い歴史の中で少しずつ広まった考え方です。


でも、

1年の日数と円の360度は、まったく無関係ではなさそう というのは、とても面白いところです🌏




  360は、とても分けやすい数字🔢

もう1つ、360が便利だった理由があります。


それは、たくさんの数で割り切れる ことです。


たとえば、


360 ÷ 2 = 180

360 ÷ 3 = 120

360 ÷ 4 = 90

360 ÷ 5 = 72

360 ÷ 6 = 60

360 ÷ 8 = 45

360 ÷ 9 = 40

360 ÷ 10 = 36

360 ÷ 12 = 30


このように、360はきれいに分けやすい数字です✨


円を半分にしたら180度。

4分の1にしたら90度。

6分の1にしたら60度。


図形を考えるときも、星の動きを考えるときも、とても使いやすかったのだと思います。


もし円1周を100度にしていたら、どうでしょうか。


半分は50度。

4分の1は25度。


これはこれでわかりやすいですが、3等分や6等分を考えると、少し扱いにくくなります。


だから、360という数字は、昔の人にとってとても便利だったのです。


  60という数字も関係している⏰

さらに、昔のバビロニアでは、60を基本にした数え方が使われていました。


今の私たちは、10を基本にした数え方をよく使います。


10、20、30、40……という考え方です。


でも、昔のバビロニアでは、60を大事にしていました。


その名残は、今でも残っています。


1分 = 60秒

1時間 = 60分

円1周 = 360度


360は、60 × 6 です。


時間にも、角度にも、60という数字が残っているのは、昔の数え方の影響だと考えると、ちょっとロマンがありますね🌌


  まとめ:360度は「図形の性質」ではなく「ものさし」📏

今回の話をまとめると、こうなります。


まず、図形の性質があります。


三角形の内角を集めると、まっすぐな角になります。

四角形は、三角形2つに分けられます。

五角形は、三角形3つに分けられます。


これは、図形そのものの性質です。


でも、それを


180度

360度

540度


と数字で表しているのは、

円1周を360度と決めたから です。


つまり、360度というのは、図形そのものが最初から持っていた数字というより、


人間が角度を測るために決めた“ものさし”


なのです📐


長さをセンチメートルで測るように、

重さをグラムで測るように、

角度は「度」で測る。


その「度」の基本が、

円1周 = 360度 だったということです。


  おわりに😊

今回は、子どもの算数の宿題を見ていて、ふと疑問に思ったことを調べてみました。



三角形の内角は180度。

四角形の内角は360度。


昔は、ただの暗記だった気がします。


でも、あらためて見てみると、


円1周を360度と決めたこと

三角形を基本にして多角形を考えること

1年の日数や昔の天体観測とのつながり


など、いろいろな話につながっていきます。

子どもの宿題を見ていたはずが、気づけば自分のほうが勉強になっていました😅


算数って、ただ計算するだけではなく、

昔の人が世界をどう見ていたのかを知る手がかりにもなるんですね。


こういう「当たり前だと思っていたけど、よく考えると不思議」な話は、これからも少しずつ調べてみたいと思います📚✨