眩しいくらいの晴天の次の日の朝
シヅ子さんの待つ葬儀場に打合せのため向かう
「お義母さん、おはよう」と声を掛ける
何も言わないシヅ子さんがお布団に寝てる
(ちょっと口が開いてるのが気になる…)
葬儀社の担当の藤さん(仮)が部屋に入って来た
『この度はご愁傷さまです…』とお焼香してくれた
ちなみに彼の名刺も『一級葬祭ディレクター』
ココにも大村崑さんが…（笑）
早速ですが…と藤さん
日程調整と葬儀の内容について打合せ開始
オットの希望は
・親族がいないのでできれば小さく
・予算を抑えたい
この2点
シヅ子さんが安置されている会場は結構広く
気後れしている私たちを見た藤さんは
『もう少し小さな会場がありますので
そちらを使われてはいかがですか？』と
父の葬儀をした会場を提案してくれた
実は病院から電話した時にそこを指定したのだが
使えないと言う事だったので諦めていたのだ
「そこは使えないのでは？」と聞くと
『今日が告別式なので午後から大丈夫です』
あそこだったらこじんまりしてるし
施設もキレイ…好印象しかない
即答でそこにして頂く事にした
何だかシヅ子さんツイてる（笑）
会場は決まった
『ところでお寺様はどちらですか？』
一難去ってまた一難…