23時まで約2時間
じっと座っているだけ
人の気配が全くしない地下の霊安室
2年前の父の時は深夜だったこともあって
迎えに来てもらう時間まで
病室で待たせてもらえたんから
結構、いろんな音が聞こえたんだけど
ココはそんな感じではなく
シーンとしてて時が止まってる感じ
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オットとボーっと座ってたんだけど
介護施設にシヅ子さんが亡くなったことを
連絡していなかったのを思い出し
とりあえずオットが一報
『母が亡くなりまして…』
介護士さんが「え?」って絶句
そりゃそうだよね
前の日の夜まで普通に暮らしてたんだから
でも、夜勤の担当の人しかいなくて
また改めて…と電話を切ってた
何だか沈黙が嫌だったらしい
「アキ姉さん(従姉妹)に連絡せんでいいと?」
『あ、一応言っとくわ…』
オットが夜に電話したからお姉さんも
なんとなく雰囲気を察している感じ
「悪いけど、お母さんには内緒にしとくね」と
シヅ子さんのお姉さんにはさすがに言えないって…
そりゃ、妹が先に亡くなるのは切ないよね
シヅ子さんが亡くなったことを伝える先が
二か所しかなくて、なんだか切なかった
23時を少し過ぎた頃にお迎えの車が到着して
オットと私と看護師さんと3人で車を見送った
葬儀社の方から
『このまま葬儀会場へお連れしますので
明日の朝、会場にお越しください』と説明を受けた
朝までシヅ子さんをひとりにしてしまうのね
ゴメンね…お義母さん
少し待っててね
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お父さんの時は担当の先生も一緒にいて
7名くらいのお見送りになったんだけど
3人って…ちょっと寂しい気持ちになった