昨日の記事の翌年くらいの話です。




問1:男性が本当に好きになるのはどんな女性だと思いますか?



恋愛セミナーの主催者に当てられて、

わたしは今までの経験を基にこのように答えた。



「お母さんでしょうか?」




場の空気が一変した。空気が読めないわたしにも、場が凍りついたのがわかった。



若かりしころ、恋愛がうまくいかないのはわたしに原因があるのではないかと思って、一度だけ恋愛セミナーというものに参加したことがある。




『マザコン男はね〜論外ニヤニヤ



アンミカ似の自称サバサバ系の主催者がわたしの発言を一刀両断した。言い方と表情が面白かったのか、会場で笑いが起こったが、わたしは真顔だった。



そういう意味で言ったんじゃなかったんだけどな。母と息子の愛着は娘よりも大きいのではないかと仮定して答えただけなんだけどな。



発言を否定され、馬鹿にされている気がして

わたしはしばらく仏頂面をしていたと思う。



本来ならば、わたしの発言で凍りついた空気を、主催者の方が機転を利かして笑いに変えてくれたため、主催者の器の広さと人間力の高さを尊敬し、ありがたく思うところだったのかもしれない。



セミナーのような、1人が大人数に対して講義する場で、わたしは某アイドルのライブみたいに、目線ちょうだーい!あなたのことを愛してまーす!というアピールをするのが癖になってしまっている。それにしても、じっと目を見て頷いていただけなのに、何で私なんかを当てたんだろう?



夢の国でちょっと良い食事とお土産まで買えてしまうくらいの決して安くはないお金を払うのだから、何かしら吸収して帰ろうという心構えでいたのだが、恋愛セミナーではもう少し緩い雰囲気を求められていたことがわかった。



隣の人をチラ見すると、蛇みたいなゴールドのリングを複数付けていた。バッグはわたしが最初ハーメスと読み間違えたあのロゴだった。みんなお金持っているんだなあ。



時代もあったのかもしれないが、セミナーに来ていた人たちはお金持ちと結婚して自分は仕事を辞めて悠々自適に暮らしたい。という、わたしにとって不思議な世界が広がっていた。



当時わたしは一生結婚できないと思うほど拗らせていたので、ただただ自分が場違いなだけだったのかもしれない。真顔




今まで、いい感じになってお付き合いした人がことごとくヘラるということがわかって、その度にダメージを受けたし、自分を責めた。自身のことをそのときはやっていた言葉を借りて、さげまんやだめんずうぉーかーだと思っていた。


周りからは、男を育てる力がないと言われた。大人って自分で育てるものなの?仕事で管理職になるのとは違うのかな。って当時は疑問に思っていた。



恋愛指南や夫婦関係の教科書を読んで実践しても

100%その通りにいかないように、


相手とのコミュニケーションって本当に大事なんだと思う。




またまた昔に遡ってしまうけれど

コミュニケーション不足が招いた結果を


ここに吐き出させてくださいオエー





【ツケチャリグシャ事件】



わたしは貧乏性であまり物欲がなく、自分の誕生日も忘れるくらいである。欲しいものができたときは自分でお金を貯めて買うことで愛着がわき、大切に使うようになるのだと思う。


物をプレゼントされると、使いにくかったとしてもなかなか買い換えるのに躊躇してしまうし、相手に借りを作るみたいでなんだか嫌だった。今、書いていて自分はなんてかわいくないやつだと思った。無気力



首を絞められているように感じるネックレスや、外したくなる指輪などのアクセサリーより



寒いね、って言いながら豚まんをはんぶんこしてくれた方が思い出に残るし幸せを感じない?って思ったんだけど、これってわたしが食いしん坊なだけ?



ある日、元交際相手と一緒にブリヂストンのカタログを見ていた。この自転車に乗ったわたし、見てみたくない?とブルゾンちえみのように相手に冗談で言ったら、誕生日に相手の家の前にピカピカの自転車が置いてあって、ああ、やっちまったと思った。



自転車はアルバイト代を貯めて買うつもりだったんだけど、お金が浮いて仲間と卒業旅行へ行けたので思わぬラッキーだった。



雨予報の日に、自転車の右ハンドルに傘を引っ掛けながらわしわしペダルをこいでいたら、前輪に傘の先端が挟まり、わたしは前方へ飛んだ。幸いゲガはなかったが、前輪のホイール部分がひしゃげて使えなくなってしまった。


物を大切にしていないわけではなく、ただただ自身がアホなだけであるという弁解をしたい。



その人とあまりよろしくないお別れ方をして年月が過ぎ、コロナ禍のときにわたし宛に知らない番号から電話が来た。元交際相手の自宅近くの自転車屋さんだった。



なかなか衝撃的な話に、耳を疑った。

自転車代5万円のうち1万円だけ払い、そのまま本人が飛んだらしい。個人経営の飲み屋じゃあるまいし!電話先でツッコんでしまった。



書類上購入者であるわたしが言えることじゃないけれど、自転車屋さんにも生活があるのに。懇意にしていた自転車屋さんの信用を失うくらいなら、ツケになんてしなければ良いのに。そんなことしてまで自転車は欲しくなかったと、思った。



防犯登録の関係でかもしれないけれど、電話がこちらにかかってきたということは、わたしに許可なく住所と電話番号と生年月日を書類に書いていたのね無気力



この出来事以降、プレゼントが素直に受け取れなくなりました。人前で物を褒めたり、冗談でも調子の良いことを言うのはやめようと思うのでした……。



ちなみに誹謗中傷手紙事件と同一人物です無気力

ほんとになんなんだろうね。



書き方に気をつけてはいたけれど、恨み節のようになっていそうだから、恋愛編の記事そろそろ書き終わろっかな。



いや〜、小娘にはなかなか衝撃的だったよねえ。