常に正しく判断する事は中々出来ない。
時々、再生音に不安が過る時がある。
オーケストラの楽器の左右の位置が正しいか、
低音から高音まで本来の音が正しく出ているか、
分からなくなる時がある。
特に位相バランスが違っていてもよくわからない。
左右いずれかのSPの結線がプラスとマイナスが
入れ替わっていたりすると、楽器の位置や人の声は
横に広がってしまう。と、言う事で長い間私はチェックレコードを必ず
聞いて見る事にしている。左右のバランスや低音高音のエネルギー感
など、確認している。
カートリッジ交換(針交換)などした時は特に念入りに行う。
海外製品等は、俺達は特別なんだ、とばかりに違う規格で
プラス・マイナス、アースの結線位置などを変えているので要注意。
チェックレコードは購入したことは記憶にない。殆どがサービスで貰ったものだ。
音出しすると、針の癖などがあるので、僅かにバランス調整など行う。
このレコードは良き時代のレガシー。
チェックレコードと言うよりデモ用のレコードだが。
展示用の装置で、特に良い音で録音された聞き処を鳴らすレコード。
最近(数年前)このレコードも貰った。アナログ録音された音を、
コロンビア自慢のPCMデジタル録音システムを使って、リマスター、
プレス用の原版を再編集した物だろう。コロンビアがこれまで
沢山売り上げた艶歌、JAZZ、クラシックなどの銘盤が録られている。
昭和50年代にはこんなレコードもレコードショップに行くと、くれたものだが。
所謂、音のカタログ、クラシック音楽の聞かせ処、聞き処の抜粋。