真空管プリアンプ | 「趣味人生巡礼」

「趣味人生巡礼」

「貧脚親父の山歩き巡礼」、「ワインや酒の飲兵衛な感想」、「クラシック音楽・JAZZ音楽の勝手な感想」、「抹茶・ゴルフ・等」

「最近復活した無手勝流ゴルフ」、「日頃の出来事」を思い付くままに載せてます。

分ってないなぁ~と、大いに笑って貰えたら幸いです。

もうオーディオ装置は買わない!と家内にタンカを切っていた
にも拘らず、また真空管のプリアンプを買ってしまった。

実は数ヶ月前にはこっそり入手し、隠してあった。
長野県の「サウンドパーツ社」のプリアンプだ。


長野県「サウンドパーツ」社
http://www5.ocn.ne.jp/~sound/parts.html


このラボのアンプ類はオーナーの水谷氏が設計・製作して
作られている。私はもう30年以上の付き合いになるし

何台か設計製作して貰った。特に300Bppのパワーアンプは
音は勿論、アンプに取り付けてあるトランスなどの部品と

真空管の姿も大変気に入っていて、今も大切に使っている。
私の感想だがもう氏の製品は作品の部類に入っていると思える。


数年前に「Love Five」と言う名の渾身の一台、プリアンプが仕上がった
との評判を聞き、欲しくなってしまった。それがこの写真の物だ。









洋間で鳴っているもう一組のシステムはどちらかと言うと
大きな編成が得意だ。機器の個性を活かして私好みにチューニングしている。

しかし和室には自慢のタンノイのヴィンテージスピーカー
「コーナーランカスターin Red15」が鎮座している。以前は

コーナーヨークの完全オリジナル「コーナーヨークin Black」を所有していたが
不意と売ってしまい大変後悔していた。縁あってこのランカスターが

来てくれたので再びイブシ銀のヴァイオリンの音を奏でたい。
1960頃イギリスで作られた物だとは思うが当時日本には輸入されていなかった。

15インチのモニターレッド入りの
この5角形の箱を良い音で鳴らしたいものだ。









水谷氏製作のWE300Bをプッシュプルで使ったトランス結合パワー
アンプとこのプリが絶妙のハーモニーを聞かせてくれるのは間違いないだろう。

何度見ても美形だ。球は色々と紆余曲折を経て色々なメーカーも
差し替えたりしているしCDプレーヤーとの統一感が無いのは仕方ない。

マニヤチックな話をするとユニットに合わせてトランスは15Ω出しにしている。











このプリのバージョンも色々とある。フォノや昇圧トランスなども
内蔵したフルバージョンなどもあったりマニヤックだ。

分厚いアルミのケース、木製のオリジナルツマミ、シャンパンゴールドの
高級感溢れる色、ウムムム・・・、マタマタ時間が直ぐに過ぎて行く。

この装置のセットでは諸般の事情からCDのみを聞く事にしている。
しかもモーツァルトとバッハが殆ど、と言う変則的な聞き方。

CDプレヤーにはどうも力が入らないのは何時もの事として
此方のシステムのチューニングも今から楽しみ一杯だ。