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MYSTORY

25.義母が・・・

 

 

 

マンションを購入し

少しづつ、新居のものを準備し出した頃

自転車でこけて、足の骨を折ってしまった義母

 

昔、胃がんをやったことがあった義母は

毎日スイミングに行ったり、夜も歩きに行ったりと

身体のことはとても気を遣っていたし

フットワーク軽く、元気だっただけに

 

骨折して動けなくなって

意気消沈してはった

もちろん、うちで養生したり

義妹んとこ行ったりして。

 

でも、なんだか以前のように溌剌とした義母ではなくなってしまった

 

だいぶ良くなったからと

買ったマンションで過ごすようになっていた義母だったけど

背中が痛いと言ってなんか具合がよくなさそうで

足を庇うせいで変な体勢で腰にきてるんかとか

でも、なんか気になったらしく

優秀な整形外科のドクターに診てもらったところ

これは、内科だ。すぐ検査!となった

 

膵臓癌が発覚した・・・・

 

すい臓・・・・

 

隠れた臓器だから手術が難しいということは知っていた

 

案の定、手術は無理だった

 

抗癌剤治療が始まって

 

病院で抗癌剤治療して終わったら

うちに帰ってきたり、義妹のところに行ったり

とても辛そうだった

 

義妹がいろいろ調べて

民間療法もやってみたり

とにかく手を尽くした

 

 

読んでくださっているみなさん

ここまで

旦那が一切出てこないことに気づかれましたか?

 

実の母親が病気だっていうのに

能動的に動くことはありませんでした

 

仕事があるのはわかるけど

ドクターに話を聞きにいくこともせず

治療方法を調べることもせずに

義妹と私がバタバタしているのを遠くからみているだけ

でも、家長であり、兄であるから報告はしないと怒りだす

勝手に決めると言う。

 

私は思いました

 

こいつは私が病気になっても絶対に何も動いてくれないと。

 

家族の意味、無いやん。

 

 

そう

 

ドタキャン騒動で感じたあの時の

 

小さな違和感がどんどん大きくなっていくのでした

 

 

「我関せず」

 

 

ほんまに、見掛け倒し。

 

 

 

 

 

26へ続く