自分の空間を持って毎日整える | toyotomiki わたしは何?

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元気な60歳を目指す30歳の日記

私のメンターは祖母の民子さん。もう年々も離れて暮らしていて、年に数回会っても、会話は挨拶と自己紹介だけになったけれど、幼少期の私が見てきた祖母の姿が、今の私に学びを与えてくれる。自分が嫌に思えたとき、自分が綺麗になりたいとき、自分の道を整えたいとき、祖母のことを思い出す。

 

祖母は毎日を美しく暮らしていた。美しいという表現より、整然と・真剣に・真面目に・丁寧に、という言葉がぴったり。朝日と共に目を覚まし、排泄、身づくろい、自分の部屋の空気の入れ替え、掃除、、、そして家族のご飯作りに取り掛かる。そのルーティンを変わらず続けていた。私が朝一でテレビをつけアニメを見ていたり、きょうだいで遊んでいたり、家族の誰もが寝ていたりしても、祖母は変わらず自分のため、家族のために生きていた。

 

私が祖母のルーティンの中で一番憧れていたのは畳の部屋を箒で掃除すること。畳と箒のこすれる音が聞こえ、集まったほんの少しのちりをさっぱり綺麗に取り除く祖母の姿を見るたびに、爽快な気持ちになった。大人になったら自分の部屋を持って、その部屋はおばあちゃんみたいに毎日綺麗にしよう!わくわくする秘密基地を作ろう!と何百回も思った。

 

今、ようやくその自分の部屋ができてきた。毎日の掃き掃除はしていないけれど(笑)、使ったものは整え、置くものも整えている。明日は朝起きたら、おばあちゃんを真似して、箒とちりとりで掃き掃除をしよう。それだけでわくわく。

 

今日もありがとう。休日に感謝。また明日も元気で。