【マンションを避難所へ!】
マン管マー坊です!
9月は防災の月なので、マンションの防災について投稿します。
災害時に一番影響を受けるのが交通です。
電車であればストップするし、車であれば道路が寸断されたり土砂崩れなどで通行できない状態になります。
そんな災害時に避難所として機能するのが学校や公民館ですが、マンションも耐震性に優れているし避難所としてどうだろうか?
避難所になるマンションは、行政の条件などをクリアしたマンションを指定することが望ましいです。
指定を受けたマンションは、行政からの補助を得て毛布・食料や水を保管し災害時に提供することになります。
このマンションの避難所案は、特に駅近マンションが望ましいが、運用面で問題がある。
(問題点①)
避難者の受け入れ人数の管理
災害時になれば、多くのひとが一斉に押し寄せてくるので、受け入れ人数がオーバーすると物資が行き渡らないので、誰が管理するのかという問題が生じる。
昼間に管理人がいれば管理人が対応することになろうが、いなければ管理組合の役員ということになるだろう。
(問題点②)
居住者以外の人がマンションに入ってくる
災害時は助け合いでマンションを開放するので、マンションに住んでいない住人が入ってくるので、安全面から嫌がる住民が出てくるでしょう!
行政から認定されても、避難所として受け入れるのは総会を通して承認を得るべきでしょう!
最後に、マンションは地震に強く、集会所があるマンションは集会所を避難所としてマンション以外の方に開放する仕組みは重要だと思う。
一方で、マンションは公民館や学校とは異なり人が住む場所であるから、プライバシーも配慮する必要がある。
そのため、いま駅前開発でマンション建築を目にするが、こういうタイミングがマンションを避難所とするまちづくりのチャンスだと思います。
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