今回は投資用マンションの課題です。

投資用のマンションオーナーにお会いする機会がありますが、管理会社からの書類をご覧になっているか聞いたところ、約9割の方が見ずに捨ててしまっているとのことです。

えっ!😲

正直お驚きました。

書類を見ないということは、どういう内容の議案がなされているのかを把握していないことになります。

管理会社時代に投資用で購入された1Rのマンションを担当したことがありますが、数人の管理組合員は県外なので、総会の成立要件を満たすのに、電話で出欠席や議決権行使を確認した記憶があります。

把握していないということは、管理会社から電話がかかってきて、委任にした場合、各議案が承認された場合は、組合員全員に効力が生じることになります。つまり、議案の中に管理や修繕積立金の値上げ改定の議案があって、一度承認されてしまった後は、法律の要件を満たしていない場合を除き、知らなかったでは通りません。
したがって、投資用で購入したオーナーは、単に空室リスクだけ気にするのではなく、しっかり管理されているかも確認することが必要ですし、管理会社が送られてくる書類は必ず目を通して、疑問に感じたことやわからないことは管理会社に尋ねればいいのです。

以上