ここ名古屋でも、投資として分譲マンションを購入される方がいらっしゃいます。
投資用としてマンションを購入することに対して、賃貸、分譲マンションの管理会社出身の自分から見た場合、あまりオススメはしません。
購入者がリスクも把握して納得して購入した場合は良いですが‥‥。
では、オススメしない点は何かと言いますと、
①分譲マンションは毎月管理費と修繕積立金を支払うことになりますが、計画上値上がりするようになっている。
②専有部分をリフォームしても、建物全体の管理がしっかりされていないと、マンションの資産価値が下がってしまう。
③定住者が少ないので、管理会社中心の管理となっている場合がある。
それぞれ、詳細にお話すると、
①管理費と修繕積立金は、積立の方法によっては上げずにいくことは可能だが、どこかで見直す必要があります。たまに管理費と修繕積立金を値下げする管理組合がありますが、将来の設計が問題ないならば、値下げもやむえないものですが、一度下げてしまうとあげるのはとても難しいです。そのため、多くの管理組合は段階的に積立金を上げていく方法をとっています。一方、家賃はせいぜい横ばいか下げることになるので、家賃が積立金より下がってしまう時期が来るからです。
新しいマンションは意識することはないかもしれませんが、古いマンションは注意が必要です。
また、ローンを組んでしまうと特に家賃収入が少なくなってしまうこともあります。
②ですが、マンションは全体をみるので、専有部分をリフォームして良くしても、共用部分がボロボロだったり、給排水管が更生されていなかったり、大規模修繕工事がされていない場合だとマンションの価値は下がってしまいます。
③定住者がいないということは、遠方の組合員が多いということなので、そのような場合は、管理会社が連絡をしやすい方を役員にしているので、管理会社の意思が通りやすいので、管理会社中心の管理が行われる可能性が高いです。
投資用の分譲マンションについては、注意することがあるので次回も議題にします!