「鏡開き」とはお正月の間に年神様が
宿っていた鏡餅をおろして食すことで、
一年の無病息災を願う行事です。
年神様がいらっしゃる松の内(1/1~1/7)が
明けた11日に「鏡開き」をします。
「鏡開き」で正月にひと区切りつけるということは、
その年の仕事始めをするという意味がありました。
武道で新年の道場開きに鏡開きをするのは、その名残りですね。
切腹を連想させる包丁などの刃物でお餅を切るのは禁物です。
手で割り砕くか、槌で開くようになりました。
なお、「割る」という表現も縁起が悪いので、
末広がりを意味する「開く」を使うようになりました。
ちなみに本日(2/1)は、旧暦の1月11日にあたります。
日本の伝統、古来から伝わる文化に思いをはせ
大和魂を呼び覚まして欲しい(>_<)
「開く」という文字「門」をあけると、
神に通じる道が出来る。
合気道も神道に通じているとか、
開祖の道歌にて
『武は萬有の根元にして我建国の一大精神なり。
それ武術は皇国の道に起り百事神と人との合気より大和魂の武魂を心身に練及し誠の魂の真善美なる練磨統一をなし、心身に寸隙なき心魂一如の統一以て誠の人を作り、更に顕幽両界に練り合し世を挙げて大和魂を
和合美化するを以て目的とす。』と云われており、小人としては、その境地を理解するに足りませんが、日々の稽古を精進したいと思います。