睡眠と自律神経
寝る時に寝床に入ってどれくらいで眠ることができますか?
すぐに眠りにつけますか?
つまり寝つきです。
最近は、寝つきが悪い方も多いようです。
原因は様々であると思いますが、やはり自律神経が上手くはたらいていないことがあげられます。
自律神経には、活動的になる交感神経とリラックスをして休息する副交感神経があります。
これらがバランスをとってはたらくことで、活動と休息をコントロールしています。
入眠前には身体をリラックスさせる副交感神経が優位になっていることが望ましいのですが、緊張を高める交感神経が優位なままになっている方が多いと思います。
これは、仕事やデジタルデバイスの使用、夜更かし、ストレスなどなど、考えられる原因はたくさんあると思います。
よって、副交感神経系を優位することが必要になります。
おススメしたいのは、入浴と呼吸法です。
入浴は、就寝1~2時間前に入浴しましょう。
温度は40度くらいで、10~20分くらいを目安にします。
ぬるま湯でゆっくりと入ることが良いとのこと。
身体をぬるま湯でゆっくりと温める、温まった体温が少しずつ下がっていくことが副交感神経に切り替わるきっかけとなるそうです。
あわせて呼吸に意識できると良いでしょう。
まず、仰向けで寝て体の力を抜きます。
仰向けが最も効果的に体の力を抜ける姿勢です。
なぜならは、人間の基本姿勢になります。
そして腹式呼吸です。
しっかりお腹を膨らませるのがポイントです。
まずは、息をしっかり吐き切ります。
4秒かけてお腹を膨らませるように鼻から息を吸います。
その後、7秒息を止めて、8秒かけて口から細く息を吐いていきます。
「4-7-8」の意識で呼吸します。
はじめは難しいかもしれませんが、繰り返すうちに徐々に慣れてくると思います。
寝つきの悪い方は、まずはトライしてみましょう!
カイロプラクティックの施術は、自律神経のはたらきを安定させます。
姿勢の改善は呼吸がしやすくなります。
また、カイロプラクティックの施術の本来の目的は神経系へのアプローチです。
寝つきが悪い、夜中に目が覚めてしまう、いびきが酷いなど、睡眠の問題でお困りの方は、一度ご相談ください。
伊藤 友円
※院内およびスタッフは、感染予防対策をとっています
ブログ:新型コロナウイルス対策
〒135-0061
東京都江東区豊洲4-1-2TOSKビル302
☎ 03-3536-7879 (予約制)