聖書箇所: マルコ14:1~11
説 教 題: 『ナルドの香油』

 皆さんお元気ですか?岡田宣道です。
 2/25の日曜日は「教区総会」があって、大阪市内の教会に行ってきました。私たちの教団の近畿教区には15の教会があるのですが、それぞれの代表者が集まっての総会となります。実はコロナの期間はオンラインでの総会であり、昨年もオンライン併用の中、会場に集まる人の数は半分程度だったと思います。しかし、今回の総会は9割近くの教会から代表者が集まり、会堂がいっぱいになるくらいで、皆さんと顔を合わせて一堂に会することができる感謝を覚えたことでした。
 

 その中でも特に嬉しかったのは、お二人の病を乗り越えられた方とお会いできたことでした。お一人の方は顎の骨にがんが見つかり、その摘出と、取ったところに別のところから骨を移植する手術をされました。もう一人の方は、破傷風で入院されて一時は生死の境をさまよったという方でした。けれども、お二人とも無事回復されて、まるでそんなことがなかったかのようにお元気な姿だったんですね。神さまが病気を乗り越えさせてくださった姿を見ることができて、心から神さまに感謝したことでした。あらためて、神さまは様々な形で働いてくださって癒しの御業をなしてくださるんだなと思わされたことです。
 

 さて、次週の礼拝は子どもと大人の合同礼拝です。9時からの礼拝はありませんので、お間違えの無いようにお願いします。また聖書の個所はいつものコロサイ書を離れて、イエスさまのひとつのエピソードから学びます。イエスさまがベタニアという町の諮問の家で食事をしておられた時のことでした。そこに一人の女性が入って来たんですね。彼女はとても高価な“ナルドの香油”を持っていました。彼女はイエスさまのそばに行き、なんとそのツボを壊してイエスさまの頭に注ぎかけたんですね。周りの人は「無駄遣いにもほどがある!それを売って、そのお金を貧しい人々に施すことができたじゃないか!」と彼女をとがめました。しかしイエスさまは、「この人のするままにさせておきなさい」と言われて、彼女の常道を高く評価されたんですね。イエスさまはどのように受け止めなさったのか、そしてそこから私たちが学べることは何であるのか、共に考えてみましょう。
 

 教会の礼拝は、どなたでも参加することができます。どうぞ気兼ねなくお出かけ下さい。あなたのお越しを心よりお待ちしています!その際には、マスク着用、手指のアルコール消毒、三密を避けるなどのご協力をお願いしています。なお、ライブ配信も継続して行いますので、続けてそちらもご利用ください。


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