聖書箇所: マタイ27:1~26
説 教 題: 『十字架につけよ』

 皆さんお元気ですか?岡田宣道です。

 今日の写真は、今週当教会で行われた葬儀の写真なんですが、皆さんはご覧になってどう思われたでしょうか?とってもピンクが印象的ですよね。キリスト教式の葬儀では、洋花をきれいに飾ってお送りするのですが、今お世話になっている葬儀社の方は、「故人の好きな色は何でしたか?」と、リクエストをきいてくださるんですね。今回天に召された(クリスチャンは亡くなられたではなく、天に召されたと表現します)おばあちゃんはピンクが好きだったので、こうやってピンクのお花をふんだんに使って下さったんです。悲しみや寂しさの中にも、何か明るさを感じさせられますよね。


 でもこれは、単なる形式の問題ではなくて、根底に流れる信念、信仰があるからなんですよね。人は死んで終わりではない。イエスキリストを信じる信仰によって、死んで終わりじゃない、天国に導かれるという永遠の命の希望があり、この神さまに託せるからこそ、明るさを持って送り出すことができるんだと思うんですね。

 皆さんも、キリスト教の葬儀にしませんか?といっても、そのためにはまず教会に足を運んでいただいて、信仰を持っていただかなければ。皆さんのお越しを、心よりお待ちしています。

 さて、次週の礼拝は上記の箇所から学びます。この箇所では、イエスさまがピラトによる裁判を受けて有罪が確定してゆくところなのですが、ここは本当に人間の狂気を感じさせられます。たった5日前、人々は「ホザナ!(バンザイ)」と叫んでイエスさまを迎え入れました。しかしどうしたことでしょうか。ここではイエスさまを「十字架につけよ」と叫び続けているのです。この彼らの叫びを、私たちはどう受け止めるのか、またイエスさまはどう受け止められたのか、考えてみたいと思います。

 緊急事態宣言が解除されたとはいえ、未だ注意の必要な状況が続いています。10時半からの礼拝は、ライブ配信していますので、宜しかったらぜひご覧ください。

 こちらから↓↓

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