【校内業務連絡】

 

 

 

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おはようございます。
 
入試前の“最後の晩餐”という名の昼間の食べ歩きを繰り返す重本孝です。


界隈の方には以下全てオススメです。


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?????
 
 
#ついぞフレンチは行けず泣
 
 
 
 
#リブログありがとうございます!!!!!
 
 
 


本日は北野武映画級のドロドロの内容となっております。

 
 
受験産業という名の「マトリックス」についての覚書。
 
 
かつてセンター現代文の文章でも登場した1999年公開の映画「マトリックス」。
 
知らない方のために向けた話の概要として、まさにそのセンター2014追試の第1段落が分かりやすく書いてくれているので、勝手にそちらを拝借することといたします。
 
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 ヴァーチャル・リアリティを問題にしたSF映画に『マトリックス』がある。主人公は平凡な日常の中で、突然見知らぬ者たちからアクセスされる。彼らに従って、真実に目覚めるというピルを飲むと、この現実と思われていたものすべてが、コンピューターによって巧みに上演された幻想に過ぎず、実際には人間は、巨大コンピューターに神経を接続されたまま、水槽の中で眠らされてその幻想を夢見ているにすぎなかった事がわかる。真実に目覚めた少数の人間たちが、このコンピューターの支配に戦いを挑んでいるわけである。
 
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よく予備校の先生なんかで「俺が伸ばして受からせてやる。」とか、お子さんが難関大に合格した保護者の方などが「ウチではこうやって育てて子どもたちを難関大に合格させました。」とかの発信やなんやがあって、またそれを真に受ける人も多少はいるかもしれないのですが、言わずもがなの結論としては、
 
 
上位の大学に受かる人ほど
その99%はハンパない量こなしてる
 
 
・・といったところ無くして話は始まらないわけでして、毎年現場で大学受験生を眺めていてこれは少なくとも私の中では絶対の本質です。
 
そうした意味でまず1教科しか教えていない予備校講師が「オレが伸ばして受からせる。」とか言うのは、まずは大学受験の受験科目を把握するところから始めた方がいいし、やはりあのクレイジー・ゴナ・クレイジーな量をこなし、最後は本番のプレッシャーに打ち勝った生徒さん本人のその取り組みこそが合格要因の、低めに見積もっても90%以上は占めると私は思います。
 
少なくとも受験生本人以外の大人が「受からせる」とか「合格させた」とか、要は「自分の貢献が大きいんです!!」みたいな発信をするのは個人的には受験生への冒涜にすら値すると感じます。
 
少なくともウチは優秀な生徒さんのクレイジーな自習量が合格の決定要因です。

#そういう生徒さんが集まるというか..
 
 
とにもかくにも受験産業は本質からズレた分かりやすい撒き餌が大好きで、受験生に「伸ばしてもらえそう・・」とか、保護者様に「自分が正しく導かなければ・・、そのためには“正しい情報”を・・」などと変な期待や使命感、要は冬のファンタージを振り撒いて、なんやかんやで最後には受験産業や情報発信者サイドの取り分が一番多いという展開が昔からホントに上手です。
 
 
そんなこんなで、これは昨日の教室での話で、現在北野で各種テストの各科目で何度も1ケタ順位を記録している生徒さんとの、いわゆる北野特別枠の時間があったのでありますが、その際に以下のような会話がありました。
 
 
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しげ「(高1の頃に)やっぱ高校数学入ってからはさすがに〇〇ちゃんと言えど『ハードル上がったな・・』と感じた?」
 
生徒さん「はい。笑」
 
しげ「一般的には高校受験のときの数学と比べてまず脳に浸透しにくいし、また浸透させた思ったらその後抜けるのも早い・・っていう感じやと思うねんけど、その辺どうやった?」
 
生徒さん「自分もそうでした。苦笑」
 
しげ「うわ〜・・やっぱそうやんな。これまで担当した範囲で言ったら北野でずっと1ケタ順位やった先輩も、昔、通ってくれてた灘の子もみんなそう言うもんな〜・・。」
 
生徒さん「(微笑)。」
 
しげ「でも、実際北野に入ってから以降も成績はいいやんか。やっぱそこへの対処として勉強量増やした?」
 
生徒さん「はい。」
 
しげ「そうやんな。。。それはやっぱ高校生なってから『これはマズイ。。。量増やそ!』みたいになったタイミングとかあったん?」
 
生徒さん「んん〜・・。やっぱりなかなかできるようにならないので、できるようになるまでやってたら自然と量は増えてました。笑」
 
 








 
しげ
 
 
 
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いやはや、、、、これが現実なんですよ。リアルです、リアル。
 
 
昨今、ネットの普及により、いろんな人がいろんな情報を発信していて、保護者様や大学生の子なんかが実態からズレまくった発信をたまにするのはまだ仕方ないのですが、びっくりさせられるのは塾や予備校の先生が、個人的には「あなた受験生が勉強してるところ見たことあります?」みたいなレベルの発信をくりだしていることです。
 
要は受験産業によって巧みに上演された幻想に予備校の先生自身も何十年も頭の先から足の爪先までどっぷりつかっちゃってる感じです。
 
#個人の感想です
 
 
ひょっとしたら夢を見ているのは私の方である可能性も反証できない以上、排除できないのでありますが、少なくともこれまで私が毎年毎日接してきた「高1高2生が本来なりたいはずの大学受験生」ってみんな先述の会話の北野生みたいな感じで、粘り強くできるようになるまでやる、毎日やるといった、とかくその生き様がやっぱり素晴らしいです。
 
もちろんネット上の何を信じようが個人の勝手で、結果的に天道説vs地動説みたいになることもあったりするやもですが、ただ、、、、所持する仮説次第では上手くいくはずのものも上手くいかなることはよくあります。

私はネットの情報よりも自分の目の前の光景(1次情報)を信じ、そしてそれを今後も自分の教室の生徒さんに「20XX年受験のときにこういう受験生おってさ〜・・」と、その哲学めいたものをシェアしていきたいと思ってます。
 
#ときたまブログでもシェアさせていただきます
 
 
 

 

 

本日は以上です。

 

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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