おはようございます。
本来10月1日の記事で2026年度時間割&学費要項[仮]をご案内させていただくべきところを遅ればせながら今しがたHPにアップした重本孝です。
#究永舎の新年度は3月スタートです。
こちらもよろしくお願いいたします。
#リブログありがとうございます!!!!!
京大文学部と京大総合人間学部で迷っている子に伝えたアドバイス
昨日、5Fでラーメンをすすっておりますと1人の生徒さんがやってきて「(私の様子を見て)相談したいことあるんですけど・・・、って、、それ、、、ラーメンですよね。。。麺がノびるので後でで大丈夫です。。。」と気を使ってくれるので、私が「後ででももちろんいいし、食べながらでもよかったら、、、どしたん、話し聞こか?」ということで、ご相談を承ることとなりました。
以下が会話の続きです。
#ややこしいところ後で補足します。
ーーーーーーーーーーーーーーー
生徒さん「私、京大文学部って言ってたんですけど、自分のやりたいことの方向性で言えば総合人間学部の方なのかな・・と思い始めてて・・・」
しげ「(苦手な)数学やな。苦笑」
生徒さん「そうなんですよ。苦笑 総合人間は配点がやっぱりキツイですよね??」
しげ「う〜ん。。無理とまでは思わんけど、英国社の才能と数学のそれとを加味すれば、、、、有利ではないかな。」
生徒さん「そうですよね〜・・・」
しげ「ただ、、、解決方法はあるけどな。」
生徒さん「なんですか???笑」
しげ「東大へ行け!(阿部寛風)」
生徒さん「と・・と・・東大ですか。。。」
しげ「英語と国語はまず大丈夫やわ。ただ社会を(2次試験で)2個やらなアカンけど、◯◯ちゃんならそれもいけるわ。先生がやるわけちゃんうであんま軽々しく言うたアカンけど。笑」
生徒さん「でももちろん数学難しいですよね。」
しげ「英語120点で開始45分後から30分リスニングあって、またこれが激ムズなんやけど、、、まる◯ちゃんならイケるわ。国語も120点で科類関係なく漢文あるけどそれもいけるから。で、社会2つが60・60の計120点で、数学は80点やから、そりゃあできたら50点いきたいけど、目指せ40点でも英語でカバーできるし、運良くその年が数学激ムズ回やったら10点〜20点でもいけるで。笑 ご存知の通り進振り制度もあるし、今の状況から考えたらピッタリじゃね?ちなみに英語で上位1割入れたらTLPっていうなんか海外研修とかついてる特別なクラス入れて、昔、Yくんていう〇〇ちゃんの先輩がそれ入って各科類のトップレベルの人と知り合えて良かった言うてたで。」
生徒さん「問題ってどんなんなんですか?」
(重本が隣の部屋に行って戻ってくる)
しげ「はい、これ東大の赤本。」
生徒さん「分厚っ!」
しげ「見てみ。見てみ。」
生徒さん「(数学の問題を眺めながら)あ〜・・でも思ってたほど問題意味分かんないとかでじゃなさそう。。。」
しげ「数学の先生の中には京大の方がイヤやいう人もいるしな。」
生徒さん「(赤本を凝視)」
しげ「とりあえず興味あたら(東大受験の)グッズ仕入れて渡すから、それしばらくやってみてまた一緒に考えよか。」
生徒さん「はい、ありがとうございます。・・・(唐辛子の赤粉で真っ赤になったラーメンを見て)それめっちゃ辛そうですね。」
しげ「めっちゃ美味いで!身体には悪いやろけどな。。。」
ーーーーーーーーーーーーーーー
補足①:京大文学部は2次の数学が全体の得点の内で占める割合が約13.3%、一方、総合人間はその割合が24.2%であり、さらには文学部の受験者よりは総合人間の方が数学ができる受験生の割合は多いと予想されるため、英国社がどれだけできても最後の最後まで数学(200点満点)が時限爆弾として残る入試になることがくだんの生徒さんの場合はタイプ的に予想される。
補足②:東大の文科類は英語120、国語120、社会2科目60ずつの120、数学が80の配点で、例年英語で80〜90以上取れるようであれば国語60、社会70で数学は半分未満でも平均的な合格最低点の年度であれば合格することができる。
ご相談に来てくれた生徒さんが今後どのような決断になるのかはもちろんまだ分かりませんが、このように同じ大学や別々の大学であっても、その生徒さんの特質次第では明確に有利不利があったり、場合によっては今回のように、何なら一般的にはそちらの方が上とされる大学の方が有利という状況も起こり得るのが大学受験です。
私の感覚ではやはり模試の結果というより、その子がどういう子なのかという特質を把握しないと進路指導はなかなか難しいです。
どうせお金払うのなら模試見てもらうより生活習慣と才能を見てもらえる環境の方が良くね?っていうのが私の考えです。
げに大学受験の塾選びはバガボンドを極めます。
本日は以上です。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
ご興味のある方はコチラ。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓



