おはようございます。
テーマパーク、夜景、フレンチなど「さすがに2人以上はいるやろ・・」なものに滅法弱い重本孝です。
#悲哀
#リブログありがとうございます!!!!!
大学受験の人間交差点、高1後半戦の覚書。
割と地味なテーマではありますが、大学受験という観点から見ると、中高6年間の間で言えば実は一番大事なんじゃないかと個人的には思う時期でありますので、今日はその感覚をみなさんとシェアさせいただければと思います。
まず、これから以下に書きますのは「高1の後半はこうなれば理想だよね。」「こういうのは避けたいよね。」という個人的な現場感覚の話なのであり、例えば高2生の方がこちらをお読みになられて「うわ!!!自分、めっちゃハズしてるやん!!!!」と、かまめしどんみたいな顔で思ってしまわれたとて、、、、
まだリカバリーの仕方は人それぞれにあるんじゃないかと思いますので、、、、、っていうか無い方がおかしいので、今後だけに集中しましょう。
そんなこんなで高1後半戦について語っていくのでありますが、高1後半戦というのは多くの方が少しずつ高校生活に慣れてくる頃、つまり逆に言えば緊張感が無くなってくる頃でもあり、その高校に上位で入った人と、下位で入った人の人間交差点が水面下で発生し始めるのがこの時期からとなります
さて、そんな感じでジワジワと“動き出す”高校1年生ではありますが、とりあえずこれまでも述べてきておりますように、やはり以下の2点が大きなポイントになりますので語らせてください。
①文理選択〜大学受験最初の2択で間違うな!〜
②No自習習慣No難関大合格
#③おまけの話・・・を最後に書きます
まず①文理選択〜大学受験最初の2択で間違うな!〜について。
これは経験上なのでありますが、それなりに結構な数の人が全国的にこの段階でいきなりやらかしている気がしてなりません。
とかく理系は才能の差という面でめちゃくちゃ個人差がある世界なので、かなり慎重に検討した方がいいと私は思ってます。
基本的に理系を選ぶ生徒さんというのは以下の3タイプに分かれます。
【1】数学や理科が好きで毎日のようにやる人
【2】才能はあるが高1高2の間はそんなに勉強しない人
【3】1や2のどちらにも該当しない人
このうち【1】の人で危険があるとすれば客観性があるかどうかというところなのですが、基本的には大学受験でサクセスする側の人であると思います。
次いで【2】の人なのでありますが、この手のタイプの人が一般的な大学受験生のそれになってくるのは基本的には部活を引退して1〜2ヶ月くらい経ってからのことが多く(すぐ切り替える人もいるがやはり少数派)、だいたい学年の真ん中前後から上位から数えて75%ライン付近(260〜280/360ライン)にいることが多いです。
【2】の人は才能はあるので、受験勉強をやり始めると、大学受験生としてはやはり常人にはない伸びを見せてくれ、ジワジワこれまでの失点を奪い返していくのですが、人によってはさすがにそれは・・・という上目狙い過ぎであったり、模試や過去問では「これはもしや・・」と期待を抱かせてくれるところまではいくのですが、やはり量がこなせていないので、理科などで苦手なところを徹底的に潰すところまでの余裕がなく、本番でそこが出たり、数学で「やらかした〜・・」とか言ってあっさり落ちたりします。
なので、まずはとかく志望校設定から自習内容に至るまでの戦略面でミスらないことが大事で、私もこれまで受験を託される軍師として、【2】タイプの生徒さんの「お役に立てたかな・・・ムフフ。」みたいな受験もあれば、「ハァ〜〜〜〜〜・・・・やはりそんな甘ないよな。。。。残念ながらやっぱ神様は見てるよな。。。。とほほ。。。」みたいな受験のどちらも経験してます。
最後に【3】タイプの人ですが、このタイプは・・・
・・状態なので、どうすればも何も、とかくこうならないよう高1のこの時期にいわゆる「大学受験最初の2択」を絶対にミスらないことがめちゃめちゃ大切です。
とりあえず上位の学校ほどまずはこの段階で道を誤ってしまうホモサピエンスがベルリンの赤い雨って感じなので、ホントに気をつけられたしでございます。
次に②No自習習慣No難関大合格についてです。
①の文理選択のところで指が勝手に動いて書き過ぎたので、軽く行きます。
先日、また例によってXのポストにて関東の(?)塾の先生が「MARCH に受からない子というのはMARCHの対策授業や参考書ルートやなんかによって受かるものと勘違いしており、勉強量を増やそうとしない。」的な感じのことを仰っていたのでありますが、無論、そのような高校生を生み出しているのは本質的には予備校を始めとする受験産業のマーケティングの賜物であります。
これも現場で見てる限り、「まあ受かるやろな・・・」でやっぱり受かる人というのは、先日の
この子しかり、みんな大枠のところが似ております。
みんな受験産業に踊らされることなく、とかく習慣化ができる人なんです。
「こうなったらいいな〜」を思い描く想像力っていうのがあって、また、こういうことを積み重ねればそのイメージした世界観(◯大◯◯学部合格)が手に入るだろうな〜・・っていう想像ができるという子は、自分がやろうとすること、習慣に沿って生きることに意義を感じられるので継続ができます。
個人的にはそういう自分が手にしたいもの、そしてそこへ辿り着くためのアクションプランを頭の中に思い描く想像力こそが頭がイイってことなのかなと思ったりしています。
部屋の片付けや提出課題などは「やる気」でできるのですが、とにかく受験勉強は「やる気」ではなく「習慣」でないとどうにもなりません。
スマホとの主従関係が誤った形になることなく、これ以上タルんだら流石にお婆ちゃんの二の腕みたいにタルッタルなってまう・・・という程度の危機感はさすがに持って、昨日も書きましたが、自分をRPGの主人公のように見立ててレベルアップさせていきましょう。
とにかく「いい習慣で生きる」を意識することを習慣化して欲しいと思います。
以上のように「文理選択」と「自習の習慣化」という大学受験2大ビッグテーマで波に乗れる人と、波に飲まれる形になる人とでとりあえずいったんクッキリ別れるのがこの高1の後半戦ですので、だからこそ私は大変大事な時期であると思ってます。
③おまけの話(これは短いです)
いきなりですが、私には昔から憧れる生き方っていうのがあります。
夢とか目標とかでは無く「生き方」です。
それは私が学生の頃で言えばイチローさんや中田英寿さん、最近では大谷翔平選手や井上尚弥選手などがまさにそのアイコンだと思うのですが、周りに気を散らされることなく、ただひたすらに自分が目指したいものだけを見据えて日々を過ごすっていうのが、個人的な価値観としてはめちゃくちゃカッコイイなと思います。
言うまでも無くそれは日々自分が運営する教室の自習室でただひたすらに志望校を目指して毎日同じ生活ルーティンで送る生徒さんにも言えることで、世界的に有名な人たちと同様の憧れと尊敬の念を私は抱きます。
リアルの世界にせよバーチャルの世界にせよ、結局余計なものと関わり、余計なものを視界に入れ、それによって気を散らされているという状態が「なんだかな〜・・」な日々の源泉で、そうならないためにも「ただひたすらに◯◯を目指す!」っていう生き方があるっていうことは知っててもいいんじゃね?って思います。
めちゃ長くなってごめんなさい。
#ここまで読んでくれた人、好きです
本日は以上です。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
ご興味のある方はコチラ。
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