おはようございます。

 

X上で大手予備校の先生が予備校講師になってよかったことの1つに「2月がめっちゃヒマ。」と書いてるのを見て、予備校講師と塾講師との違いの定義が「2月がヒマなら予備校講師」・「2月が一番忙しかったら塾講師」ということで落ち着きそうな重本孝です。

 

#2月が一番イヤ..

 

 

 

 

 

#リブログありがとうございます!!!!!

 

 

 

 

 

 

現在進学校に通うマハラジャ・パーリナイな全ての高1高2生に捧ぐ・・・

 

 

 

 

 

北野生は言った「みんな時期から来たらやると思うんですけど・・」

 

 

昨日、教室で北野高校の1年生の子と話していた際、以下のようなやりとりがありました。

 

 

 

しげ「やっぱ北野入ったら『みんな賢いな〜』て思うん?」

 

 

生徒さん「はい。笑 ・・ただ、みんなどんどん勉強しなくなってるような気がしますけど。笑」

 

 

しげ「”あるある”やわ。笑」

 

 

生徒さん「でもみんな時期が来たら(受験を意識し出したら)やると思います。」

 

 

しげ「・・・。」

 

 

生徒さん「・・???」

 

 

しげ「・・と思うやろ?」

 

 

 

 

 

生徒さん「・・。苦笑」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これまでの経験上、進学校の生徒さんを担当する上で一番難しいのが・・・

 

 

 

志望大学に合格するための生活がどんなものなのかをイメージしてもらうこと

 

 

 

・・であると私は思います。

 

#ここズレてたら全部ズレる

 

 

 

 

高校1年生の生徒さんというのは、この時期はまだまだ大学受験のイメージが高校受験の延長上にあって、理系選択をはじめとして何かと大学受験の実態をアセスルファムK2万トン分より甘くとらえがちです。

 

 

進学校入学後、とりあえず「がんばれベアーズ」として、その校内における成績ポジションが落ち着いた子たちというのは、その低位置が定位置であると実感するたびに「ヤヴェー・・」とはうっすら思っている子が多いと思いますが、そういう子は「毎日自習する」「休みの日には10時間以上やる」みたいなことをどうも甘くとらえがちです。

 

これって例えば50mのベストタイムを1秒縮めるとか、クリスマスまでに意中の人と付き合う!などと比べると、「やる気の問題」ということでそのハードルが低く(その気になれば誰でもできるものとして)見られがちなのですが、確かに理論上・物理的にはそうであっても、実は誰でもできるほど甘いものではありません。

 

 

歴史上、これだけあまたのパイセンたちが

 

 

 

 

・・と受験界で散っていく中で「・・・オレ(ワタシ)大丈夫か???」とビビる気持ちは謙虚に持っておきましょう。

 

高校受験においては、志望校に届かない理由の第一位は「15歳段階での能力(まだ脳が成長しきらずの子もちらほらいる)」である場合というのがダントツで多いですが、大学受験の場合、志望校に届かない理由の第一位は間違いなく「毎日自習ができない」&「自習室には籠もれても6〜8時間くらい」だと思います。

 

#第2位:情報不足や軍師選びのミスなどによる戦略上のミス

#第3位:能力不足

#天才は好きにしましょう

 

 

現在勉強をしていないんだけれども目標だけはエメラルドマウンテンな高1高2生というのは、部活が終わったらとか、今後控える大きなイベントが終わったらとか、毎日課題が多過ぎる!!とか考えてると思います。

 

そこで非常に残酷な話をしますと、塾をやっておりましたら、同じ学校、同じ部活、同じ役職であろうと、また、同じ課題が課されてあろうと、ある人が「今は忙しくてムリ・・」と言っているようなことでも、またある人は「え?別にそんなに忙しくないですよ。」とか、「平日できなかった分は休みの日に取り返してるから大丈夫です。」みたいなことを言ってることってザラにあって、とにもかくにも大学受験は残酷です。

 

これはある種当たり前かもしれないのですが、上位の大学になればなるほどその合格者の人というのは処理能力・時間管理能力が高いので、結果的には同じ24時間、同じ1週間、同じ1ヶ月でも実はその濃度は全然人によって異なります。。。。

 

 

 

さて、今日の最後にご確認なのですが、とかくやったことのない努力を時期が来たら気持ち切り替えてできる!などと安易に考えるのはやめた方がいいです。

 

また、追い討ちをかけるようで申し訳ないのですが、仮にある時期から気持ちを切り替えて猛勉強したとて間に合う保証もありません

 

上位の大学ほど難関中高一貫校出身の人や臥薪嘗胆ハンパない浪人生の人など、高校受験のときと比べものにならないくらい敵も強力です。

 

受験にせよ、部活で全国大会目指すにせよ、仕事で勝ち残るにせよ、いずれもクレイジーな努力(ドハマりすること)は最低限のドレスコードなので、それをするしないは次の問題として、絶対にそこを甘く考えるのはよしましょう。

 

 

げに大学受験は大変です。

 

 

 

 

 

 

本日は以上です。

 

 

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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