おはようございます。
卒業生を食事に連れて行くたびに、ホントにみんな真面目で毎回その日中が翌日には丁寧にお礼の連絡をくれるのでありますが、むしろ家族のいない自分にとってはお金を使わせてくれてこっちこそありがとうな重本孝です。
#若い子らが「うまい!うまい!」言うて食べてるの見てたらなんかよう分からんけど感動する
#リブログありがとうございます!!!!!
たぶん今日の話いつか共テ国語大問1で出ます。
夏休み明けの実力テストがよろしくなかった人へ
本日は近頃夏休み明けの実力テストの結果が返ってきた高1高2生に向けて、昨日こちらの高2クラスのみんなにも熱弁したイカの塩辛のような話となります。
まず、今から書くことは部活ガチ勢だった人なら誰でも分かると思うのでありますが、、、、
日頃素振りをしておらず試合で打てずに悩む野球部員
日頃シュート練習をしておらず試合でシュートを外して悩むバスケットボール部員
日頃全く演奏の練習をしておらず演奏会で全く吹けなくて悩む吹奏楽部員
こういった人たちってなかなかいないですし、いたら狂人扱いになってもおかしくありません。
ところが・・・
ホントになぜだか分からないのだけれど、日頃さして勉強していないのに成績が悪くて悩む(悩んでる風の)進学校の生徒ってこれは結構いるんですね。
#1週間後にはもう忘れてケロッとしているんだけど
いやいやいやいや、、、、待て待て待てと。
なんで日頃勉強してなくて成績悪かったら悩むねん?と。
塾の先生という立場で言ったらダメかもしれかもしれませんが、成績が悪いとか日頃勉強しないとかは別にいいと思うんです。
それは個人の判断なので。
しかしそうやって本来悩まなくていいことで悩む人になっちゃうとブルース・ウィルスか言うくらいに人生がDie Hardになるので、まずそういう体質は改善した方がいいと思うというのが今日一つ言いたいことです。
#自らメンタルをネガティブポジションに持って行くことはあるまい
そして次に言いたいのは・・・
・・・ではなく。
#で、違い何なん?
言いたいのは、努力の水準がズレてると悩みも増えるということです。
まず成績が悪い人というのは国語以外の科目についてはシンプルに必要事項を覚えてないだけ、つまり知識不足です。
ホットプレートに電源入れてないのでお肉焼けまてん!と同じくらい当然の帰結です。
電源の入ってないホットプレートの上に肉おいて焼けなくて悩む人っていませんよね?それと同じで英語なら英語、数学なら数学の塾の先生10人集めて10人が10人「そりゃこれ(単語や公式や典型問題など)覚えてなかったらこの問題は解答しようがないよ・・」と言うであろう知識を覚えてないままに問題に対峙して解けなくても悩まなくていいんです。覚えたらできるようになるんで。
では逆に成績がいい人というのはなぜその知識があるのか?
答えは「覚えたから」です。
ではなぜ覚えられたのか?
答えは「何回も同じものを見たり解いたりしたから」です。
例えば私は豊中高校の69期生が入学した頃から毎年常に豊高生の最上位層、中堅層、がんばれベアーズの子たちをこの10年以上に渡り誰かしら見てきておりますが、自習室の見た目(自習室のメラビアン)にまず成績は比例します。
特に数学・国語以外は100%比例する言ってもいいかなと思います。
これまで高2以降でなおクラス1位が日常である人や、英語や数学や理科なんかが1位常連の人というのは須(すべから)く、もしある日に自習室に来てなかったりしたら「あれ?今日来てないんか・・。珍しいな。。。」という子たちでした。
#成績の悪い子はこの逆
高校生の子たちはいつかは大学受験が終わり、仕事をするようになっていっても、どんなジャンルであろうとその辺は同じで、結局デキる人というのは才能ももちろんあるのですが、とかくその物事に対する思考量・練習量が違います。
このブログでも散々書いておりますが、、、
お前が家でスマホをイジっているとき
オレ/ワタシは自習している
お前が東進のブースで動画垂れ流しで
居眠りしているとき
オレ/ワタシは自習している
お前が自習しているとき
もちろんオレ/ワタシも自習している
・・みたいなのが塾講師として見てる限りフロイド・受験・メイウェザーの現実で、とりあえず成績が悪かった人は悩むなんてことはやめて、まずは自分の時間投資先をチェックしましょう。
「なんてハナゲな時間の使い方をしていたんだ・・・」
「この2時間なんの生産性もないことしてただ寿命の一部の溶かしただけやったな・・。この2時間あったら青チャート◯ページはできたな。。。」
「自分が結局アレとかコレとかアホみたいな時間の過ごし方してなかったらもっと早く寝て睡眠時間プラス2時間は寝れたやん!それ考えたらスマホなんか見てんと睡眠時間に当てた方がよっぽど良かったやん!!!」
・・・こんなことありませんか。
#せめてこのレベルの客観視ができる人か否かというのがそのまま受験産業の養分になる人か否かの違いかも
結局人生は時間をどれにどれだけ振るかのセンス次第で、食べ物で身体が作られるのと同様、何に時間を使ったかで人生は作られると思います。であるなれば、できるだけ何に時間を使ったかは気にするクセをつけたり、将来送りたい生活を送るためには何に時間を使うべきかは意識していた方がいいに決まってます。
「あれ?こんなことやってる間に自分の将来につながるアレやコレやできたよね。。。」みたいな意識はあって損はないかなと。
そんなわけで成績ファイナルファンタジーな高1高2生が今やるべきは、まずは「こんな1週間が過ごせたら充実するし、自分も満足できるな。」みたいな1週間を目指してこの半年ほど七転八倒、四苦八苦、月面宙返りを無理のない範囲から、しかし毎日チャレンジしてみてください。そしてそれが習慣になるように「マイ1週間」を育てていきましょう。とにかくクオリティはさておき「毎日」っていうのが最大のキーワードです。
結局デキる人っていうのはデキない人が1年かけて経験する失敗を電光石火・猪突猛進・魔貫光殺砲の行動によって1週間か1ヶ月とかで経験しちゃう感じで、例えば学年下位の子が高3の夏に「これムズいな。。。う〜ん。。。。」みたいになってるのを、デキる人はもう高1の冬で経験済み・・・みたいな感じとなりますのでそういう感じの人を目指していきましょう。
10代じゃまだ分からないかもしれないけれど、これを書いている44歳のオジさんからしたら時間を何に使うかは後々マジで自身の人生の満足度に決定的な影響を与えると思うし、時間投資先に対する「やっぱこういう過ごし方をあのときすれば良かった!」は年を取れば取るほど取り返しがつかないです。
もちろん常に「アリ」でいるべきで「キリギリス」はダメだとまでは思わないけれど、少なくとも「あれ??自分は結局今月何したっけ???」みたいなのは少ない方が充実すると思います。
#何に時間をどれだけ割り振るか=生き方のセンスそのもの
本日は以上です。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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