おはようございます。
同級生が数日間LINEに既読をつけないことに対して「スマホ壊れてるのかも・・」と心に何の邪念も邪推もない様子でボソッと言っている生徒さんを見て、これまで24時間以上返信が無かった人との付き合いは絶ってきた自分の器の小ささを猛烈に恥じている重本孝です。
#44歳になった今一番欲しいのは「性格の良さ」
#リブログありがとうございます!!!!!
塾講師じゃないと分からない感覚的なお話かもしれまてん....
成績を見るときに〇〇抜きに見るのはイマイチかなと・・
昨今、至る所で「おや?」とか「こんなん信じる人いる・・??」という受験情報に出くわすことは珍しくなく、なんてスッパイんだオトナのパラダイス・・みたいなことがよくあります。
このブログでも書くことはあるのですが、模試や学校のテストといった、いわゆる「成績」に関して言えば、誰かが提示した”基準”というのには踊らされないようにすることが肝要であると考えます。
よくあるのは「この時期にこれくらいの成績はないと・・」という感じのものでありますが、これまでの個人的な経験上ではいつものやつでございますが、、、、
人による
っていうのはむちゃくちゃ思うところで、やはり成績を見るときというのは、ある程度一般論も念頭に入れつつも(知ってて損はないかも)、しかしそれのみで解像度低くとらえるのではなく・・・みたいな姿勢が大事かなと。
どの時期にどれくらいの成績であれば・・・というよりかは、どういったプロセスでその成績なのか?っていうところの方を、私の場合は今後を占う上で重要視しております。
単純な例を挙げれば、例えば進学校の生徒さんなんかで、高1高2とコンスタントに自習を続けてきて学年50番〜100番くらいの人と、高1高2とテスト前にちょろっと勉強する程度で、それ以外はさしたる自習もなく気ままに過ごしてきて学年真ん中前後で来てる人であれば、特に理系の場合は阪大や神大に前者が落ちて後者が最後は余裕を持って受かるみたいなことはザラにあります。
#理系ってそういうとこだから・・
これまた例えばなのですが、中学生の子とかであれば、特に「英語」という科目において言えば小さい頃からどの程度取り組んできたのかという情報はめちゃくちゃ大事で、これも小学生の頃からガンガンやらされてきて中1の学年末の英語が90点という子と、学校以外では英語をやったことがなくて中1の学年末の英語が76点とかの子であれば、場合によっては後者の方が”上行ける”なんてことは、塾をやっていれば梅田で明らかにそれと分かる阪神ファンに遭遇する程度にはよくあることです。
究永舎生なら分かると思いますが、私と初対面で(初対面の気がしないとよくお母様に言っていただきます)1時間くらい行う面談のうち、前半のほとんどは、これまでどういったプロセスで勉強してきたかの把握に費やされています。それもこれもこうした事情により、そこを把握しないと目の前の生徒さんを正しく捉えようがないからなのであります。
逆に言えばそういったことを無視して、つまりどういったプロセスでその結果なのかということを考慮せずにただただ学校の成績や模試の成績といった「数字」だけを見ても、それはまるで分母を提示しない塾の合格実績のようなもので、正確には”実体”と”今後”を測ることが難しいと思います。
#塾はむしろ測って欲しくないからそうしているのでありますが爆
言うまでもなく、以上のような役割が機能としてついているかどうか(同じ担当者が最後まで見てくれるのか)というのも塾探しをする段階で1つのチェック項目に入れておいてもいいのかなと思います。(これももちろん塾講師の戦闘能力次第ではありますが)
とりあえず高校受験も大学受験も11月あたりは模試ラッシュなので、その結果から年明け以降の展開をできるだけ解像度高く占う上でも、今日書いた理由より、この時期の生徒さんをよく見ておかないといけません。
#毎年2学期は知らぬ間に過ぎてる・・
本日は以上です。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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