おはようございます。
スーパーの「焼肉のたれコーナー」と対峙するたびに「今回はどれ買うか・・」とハンパない迷いが生じる重本孝です。
#なんか知らんけど「たれ」はいろいろ試したくなる
「一緒にこういう人間を目指していきましょう。」の塾論。
これまで、お問い合わせ面談、ブログのご感想メッセージ、リブログしてくださった方の記事などにおいて、「究永舎さんは生徒さんが自発的に勉強している様子がすごい伝わってくる」であったり、「勉強をやらされている生徒さんがいない感じなのが良い」・・・といった感じのことを言っていただくことが多々ありました。
そして実際それはその通りです。
・・・が、誤解のないようにはっきり申し上げておきますと、全然自習室に来ない子は全然来ない・・・ということも毎年ふつうにあります。
#どんな子でも「受かるところ受ければ問題なくね?」というスタンスです
とにもかくにもなんで前述しましたように「実際それはその通りです。」なのかということに関しては細かい話をすれば相当カラマーゾフの兄弟化するので割愛させていただきますが、もし反対に「生徒さんが強制的に勉強をやらされている」および「自習室呼び出されて勉強している(#自習室とは)」・・という教室との違いということで言えば、
「順番」への意識
・・ということが言えるかなと主観的には思ってます。
これまた誤解を恐れず申せば、私は巷に蔓延る「塾講師はとにかく成績上げてナンボや〜」っていう発想はしていない、つまり(言い方が難しいのですが)「成績上げる」をトップマターに据えていないということは読者様のご反応は気になりつつも、正直、そう言えるかなと思います。
思うに、まず学校のテスト、並びに受験というのはそもそも持って生まれたものっていうのはめちゃめちゃデカいんです。
簡単に言えば才能です。
これは決して勉強苦手な子は「やっても無駄。」とかそういう話ではもちろんなくて、その個々の進化スピードには「記憶力の差」と「情報処理能力の差」というのがハンパなく効いてくるということは事実として存在するということなのです。
これは塾講師をそれなりの期間、それなりの幅の学力層の生徒さんを担当した経験のある人なら本来確信を持ってスグ分かることで、勉強が苦手な子っていうのはとかく「マッハで忘れる」&「複数のことを脳内で処理できない」というのが特徴としてあるので、やはりそこを見抜いた上で接してあげないといけないと考えます。
要は違う言い方をすればなんでもかんでも努力不足のせいにするのもそれはそれでナンセンスだと私は考えております。
そりゃそうですよね。
人間、ロボットじゃないんだからみんなの特徴やその成長スピードが同じなわけがないんです。
宿題なんかしなくても1週間前の数学の授業内容を、特に小中学生レベルだったらそのまんま覚えてる子も珍しくありませんし、逆に、教えてもらったことがその10分後には「手品かーい!?」っていうくらいキレーにデリートされてる子もいるので、やはりそこには配慮というか、大人側の理解が必要だと思います。
そんな感じで「記憶力」や「情報処理能力」っていうのには生まれつきの差や、成長段階での差がありますし、実際それが進路先の違いにも反映されことは多分にあるのですが、ただ個人的にはこれまでいろんな生徒さんを見てきた経験から、必ずしもその2大能力に進路先が毎回比例する訳ではないという事例もたくさん経験させていただきました。
というか特に大学受験こそホントにそれなりの割合で進路先が2大能力に比例しないことって珍しくありません。
ではその2大能力以外に効いてくるものとは一体何でしょうか?
もはやもったいぶらずとも読者様であればすでにご存知の通り、それは習慣であります。
ここで言う習慣と言いますのは、日々の行動習慣ももちろんですが、思考習慣もめちゃくちゃ大切で、私は「記憶力」「情報処理能力」が弱くても人生において余裕で幸せにはなれると考えますが、習慣、とりわけ「思考習慣」がマズければ幸せになるハードルはグンっと上がってしまうと考えます。
ですから、私の場合は「とにもかくにも成績アップや!」・・・ではなく、「思考習慣をサクセスする人のそれにする」というところを第一にしています。
そこが整えば優秀な子たちやから後は勝手にサクセスしてくれるやろと。爆
それは例えば「〇〇くんいうのが昔いて◯大に現役で行ってんけど本人曰く受験生のときはこう考えてたらしいで。」「デキる人ってやっぱこういう特徴あるから見習いたいわ。」「こういう考え方もあるよ。」など、先人、知人、これまでの教え子のみなさんや保護者様、書物の人物それぞれから様々な思考習慣を知見として得て、自分自身が感動・感心したそれを生徒さんとシェアし、それが結果的にその生徒さん自身の中で消化、そして昇華されて、これまでとは異なる良い意味での行動の変化が起き始めて、最後は受験にも、願わくば生徒さんの人生にも良い影響があれば嬉ぴーな、、、などと思う次第です。
私がここで言うまでもなく、塾をご利用になられる皆様の最終目標はやはり「志望校合格」です。
そして私の場合はそれが基本的には「志望大学合格」を託されているわけでして、であるなれば、その講師としてのトップマターが自ずと思考習慣を大学受験にてサクセスする人のそれにしてもらうということなります。
実際それが叶わないとなかなか難関大受験は天才以外にはキビしいというのはこれまで散々見てきたので、そのアプローチ手法からは「勉強させる」が選択カードから消えざるを得ないという感じです。
よって結果的に、自発的に自分を鍛えようと思った人だけが集う自習狂の楽園が完成するわけなのであります。微笑
ちなみに余談ですが、私が思うにそういったものが「教室カルチャー」というものであって、ホントの典型的な個人塾っていうのは、そこに「教室カルチャー」がしっかりあるところを言うと思いますし、責任者や担当者がコロコロ変わる教室との決定的な違いの1つというのもそこにあったりするのかなと思います。
自分の文章力は棚にレイアップシュートしつつ、読者様の中でできるだけ多くの方に自分が意図した通りに伝わることを祈りつつ・・・・・本日は以上でございます。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
ご興味のある方はコチラ。
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