おはようございます。

 

過ぎ去った季節に起き忘れた時間をもう1度つかまえたい重本孝です。

 

#これ書き出した時ちょうどスマホから流れてきた

 

 

 

 

本日は第2回全統模試なり。〜高1高2の人には予習として知っておいて欲しいこと〜

 

 

早いもので今年ももう第2回全統模試の季節です。

 

・・が、今年の高3メンバーは例年と違って模試の結果に関係なく、理系の子が例年より多いことや、現段階での志望校と学力の関係上、受験科目の変更(=志望校の変更)という毎年ある大学受験の塾講師3大“気持ち重いよイベント”の1つがほぼ無い予定なので、精神的には例年より楽は楽です。

 

私は毎年大学受験を担当してきた中で、この時期における“判断ミス”、もう少し具体的に申せば、最終着地点の目測判断を誤ったが故に想定以上にズンドコベロンチョな受験展開を迎える受験生親子というのは世間一般にめちゃくちゃ多いと思っています。

 

#ガチ

 

さて、ここでいう「最終着地点の目測判断を誤る」というのはさらに具体的に申せばどういったことを指すのかということですが、大学受験が中学受験・高校受験と決定的に違うポイントの1つとして、試験科目とその配点が非常に多岐に渡るという点が挙げられます。

 

ですからめちゃくちゃ単純な例ではあるものの、めちゃくちゃよくある典型的なズンドコベロンチョな例としては、文系の生徒さんで、神大や公立大を共通テストの6教科8科目体制の勉強で目指した結果として、英語・数学・社会がそれぞれ対同志社で言えば微妙な仕上がりになり、結果的に併願で受けた同志社(英数国or英国社)が全敗、そして下手したら関関も全部落ちる、あるいは良くても本キャンとは異なる、ややイージー目な第4志望くらいの学部だけしか通らなかった・・みたいなパターンです。

 

#文系で神大以下狙いの子は社会はマジで政経は絶対選んでた方がいいです

 

 

そういう話ってそこら中に転がってるのですが、意外とそうした展開への危機感というか忌避感っていうのは現役生の場合、特に大学受験をした兄ちゃん姉ちゃんがいない子なんかだったら全然持ってなかったりします。

 

そうしたヤベー場合なんかだったら、もし生徒さんの希望に沿うのであれば、受験科目を減らして地方の国公立で受かるところを探したりすればめちゃくちゃありますし、どうしても家から通うということであれば3教科に絞って同志社を確実に取りにいくというのもできます。

 

また、理系の子で家を出るのがありなのであれば、2次の科目をを減らす方向で金岡千広ラインやそれ未満の地方大学の、希望に見合う学部(必ず院まで調べよう)を探してそこを取りに行ったり、あるいは、理科だけがジ・エンドみたいな子だったらいっそのこと文転して英数国で同志社を取りに行く方向で動くなど、とかくその取れる戦略っていうのは大学受験はいくらでもあります。

 

ただ、それがやはり10月19日の第3回の結果を見てとかであれば、遅いというかめちゃくちゃMOTTAINAIことになるんですよね。

 

というのもそこまで粘りたい子って、8月9月でネックになってる科目をなんとかしようという考えだと思うんですけど、そのスタンスで苦手が克服されればいいのですが、「やっぱアカンわ・・」ってなったときって、当然苦手科目が足枷にならない大学や学部学科を選ぼうとすると思うんです。

 

ということは、そういう子って10月末の段階で8月9月に頑張ってたことを無化することになるので、その無化した時間っていうのが宝くじで1億円当たってるのにそれを換金しにいかないくらいもったいないことになります。

 

ただこれも難しいのはどの大学を狙ってる子はどの時期にどの水準に届いてたらオッケーなの?・・・っていうのも、結局は例の

 

 

人による

 

 

・・なので、そうした意味でもやはり(おもっきりポジショントークですが)「その子の才能」や「その子がどういう生活をしているのか?」をずっと見て、そこから伸びシロを計算できる人に最初から最後まで担当してもらう環境っていうのは大学受験の塾の良い条件の1つなんちゃうかと思います。

 

#大学受験の塾こそコンスタントに何人落ちてるかが分からん環境っていうのは飛び込むの怖いなと私は思います

 

 

 

とりあえずそんなこんなで大学受験といのは学力が無くてズンドコベロンチョになるパターンだけじゃなくて、戦略面の重要性を分かって無さ過ぎて必要以上にズンドコベロンチョになることっていうのもそこかしこにあって、そういった意味ではやはり軍師選びっていうのは大事だと思う・・・のですが、これがまた都会の子の場合だったらそもそもズンドコベロンチョ展開になる人もたいがい塾には行ってたりするので、改めて軍師選びってムズイな〜・・・と、そういう感じです。

 

#現中3の文理学科志望のみなさんまた来年お待ちしております

 

 

 

 

 

本日は以上です。

 

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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