おはようございます。

 

本日はうっふプリンさんのティラプリが自習室のオヤツだったのですが、夏場は冷凍のものを買って完全に解凍し切るちょい手前のプリンとアイスの中間の食感で食べるとよりファビュラスであると発見した重本孝です。

 

#ティラプリ美味いよ〜、美味過ぎるよ〜・・

 

 

 

 

#リブログありがとうございます!!!!!!

 

 

 

 

 

 

学力が身に付くプロセスを意識して勉強しよう。

 

 

中高生の生徒さんの中には「学力をつける」、「勉強する」となると、ただ漠然と「問題集をこなす・・みたいな。」というイメージのみの人もそれなりにおられるかもしれません。

 

しかしながら、以下に示す「学力が身に付くプロセス」をイメージとして持っておくと、自習をしていく際に自分が今学力向上プロセスにおいてどこにいるのか?といったことが考えやすくなり、出口の見えない洞窟でもがくみたいな状況にならずに済む可能性が高まるかと思います。

 

 

 

それではそのプロセスを見ていくぜ。

 

#語尾がおかしい

 

 

 

 

★用意するもの・・自分がすらすらできるようになったらいいな〜と思えるそれなりにメジャーな問題集(もし途中でシンドくなったらもう少し“ライトなもの”に変えよう)

 

 

プロセス①・・理解と暗記始め

 

まず「理解できるものは必ずできるようになる」という哲学を持ちましょう。

 

その哲学を胸に問題集の取り掛かりたいところから手をつけ始めます。ここで初学者という自覚のある方の場合は、まずはその単元の要点(だいたい問題集の章立ての頭なんかにあるはず)を読んでだいたいどんなことをその章でするのかのイメージを持ちましょう。

 

そして問題に取り掛かるわけですが、この段階では「これ、、、理解はできるよな??」の確認ですので、解くことにそこまで時間を掛けなくてもいいです。

 

そうしてとにもかくにも全ての問題(明らかにマニアックなページやそこまで重要でないと確信できるところはスルーでもオッケー)を理解はできるということを確認します。

 

なお、この段階で「覚えるしかないもの」は覚え始めていくわけですが、暗記の要諦は“接触回数”ですので、あまり神経質にならずに「忘れたらまた今後何回も繰り返して覚えりゃいい。」くらいのスタンスで、とかくこの段階では停滞感が出ないようにある程度一定のリズム&ブルースで進んでいくことが大切です。

 

それなりに一生懸命考えてよく分からなければ上級者に教えを乞いましょう。

 

 

 

プロセス②・・問題集2周目。

 

プロセス①では主に「理解できる(将来的に必ず身につけられる次元のものである)」ということを把握しました。

 

よってこのプロセスでは本格的に「身につける」ことを意識して改めて問題を解いていきます。

 

1回やっているから2回目は割と早めに進められるはず!・・・などと思ってはいけません。ザ・ハイスペックの方を除けば悲しきかな2周目と言えど、まだまだ問題集はそれなりに難しく感じるはずです。数学などはむしろ1回目はできたのに2回目ではできなくなるなどの現象も問題によっては起こりますが、“そんなもの”ですので、気にすることなく“ハイパー高学力”となった自分を夢見て愚直に進めていきましょう。

 

 

 

プロセス③・・問題集3週目。

 

この段階になると明らかに学力がついてきていることが自覚でき、1周目で難しく感じた箇所も「いやいや、、、これそんなに難しくないよね。。。なんでこんなんにテコずってたんやろ・・」みたいになることも出てきます。

 

一般に、明確に成績が上がったとなるのはこの段階なのですが、多くの学生さんはここまで時間を費やすことをせず、プロセス①やプロセス②を経た段階で「なんでこれだけやっているのに成績が上がらないんだ〜・・」という嘆きモードになるのですが、なんでも何も、プロセス①②はまだカレーでいうところのご飯を炊いて、具材を煮込み始めた段階ですので、その段階で味見をして「おかしい!!??カレーの味が全くしない!!!???」と言ったとて、客観的には「はい、カレー粉まだ入れてないので。」という風味になります。

 

#そこへ襲いかかる受験産業のマーケティング戦略

#遥かなる難関大

 

 

 

 

プロセス④・・問題集4周目

 

さて、ここで具体的に「学力がある」とは一体どういった状態を指すのかを改めて確認させてください。

 

例えば自分が「ムズい・・」と思っている問題を、「これは簡単やな。」とサラッと言える人と自分との違いはどこにあったりするのでしょうか。

 

私はこれは「知識」というよりは「予測力」のレベルにまでその脳神経をブラッシュアップできているかどうかにあると考えています。反射神経と言ってもいいかもしれません。

 

 

例えば中学生の子って、3単元のSの付け忘れがまずない子もいれば、かなりの頻度で付け忘れちゃう子もいるのですが、どちらの子も「主語が単数形なら動詞にSつける」みたいなのは知ってても、それでも「付け忘れがない子」と「付け忘れフォーエヴァーの子」に分かれます。

 

そしてここでその「付け忘れない子」っていうのは一般に注意深いみたいな言われ方をすることがあるのですが、注意深いというよりは、そういう子の場合「Sつける」が脳というよりも脊髄に刻まれてる感じなのでもはや考えずに正しいことが勝手にできる感じです。

 

例えば偏差値70をまず切らないタイプの高校生が、owe / attribute / ascribe / credit A to Bを見たら無意識的に「AはBによるものだ」と読めるのに対して、偏差値が行っても65くらいまでの子はまだ「ええ〜っと・・・これ知ってるやつや。。。あのややこしいやつ。。。。え〜・・BはAのおかげ???あれ???AはBのおか・・???ん??あれ?どっちやったっけ???」みたいなバッファがあり、当然解くスピードも遅くなります。

 

数学なんかでも仮にある問題を解ける2人がいたとしても、片方が問題を読んでる段階で解法に予想がついているのに対して、もう片方は問題を読んでから解法を考えているという違いがあったりするもので、当然この両者の間にはその安定感という意味で結構な差があります。

 

 

 

以上のように、

 

①理解・暗記

②ワンモア理解・暗記

③理解と暗記があるので解けることを実感

④問題を読んでる途中で反射的に予測ができる

 

 

のプロセスで「学力がついた」となりますので、どうか問題集や過去問は「何周もする」を前提にして、取り掛かっていただければと思います。

 

少なくとも高校生のみなさんは問題集を1周や2周やって「成績上がらんな〜・・」などと言っているようでは受験産業の養分まっしぐらになりかねませんので、成績上位者の基準とは?を常に意識するようにしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

本日は以上です。

 

 

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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