おはようございます。

 

本日から44歳の重本孝です。

 

#自分が44年生きてること以上に教室が17年続いてることにビビる

 



#リブログありがとうございまーーす!!!!



 

彼女は言った「受かっても行く気ない学校を練習で受けた方がいいっていうことありますか。」

 

 

本日学校懇談を終えた高校3年生の女の子が、誰がどう見ても絶対受かる併願私立と、あとそれよりもさらにもう1〜2段階くらい余裕のある大学を、、、、、、

 

 

「練習で受けてみたら?」

 

#そこは試験料3万円

 

 

と学校の先生から提案されたらしいです。

 

 

 

それで学校から自習室に帰ってくると同時に私のところにやってきて「学校の先生から[併願私立]大学の前に[超イージー]大学を『練習で受けてみたら?』って言われたんですけど、そこは私受かっても行く気ないんですけど・・・それでも受けた方がいいっていうことありますか?」と聞いてきたので、秒で

 

 

「ない。」

 

 

と答えました。

 

 

絶対受かるところを併願として用意しているのに、それよりさらにイージーな学校を「練習で受けよう。」みたいな進路指導って学校でも塾でもたまに見聞きするのですが、個人的には「え???どういうこと???」という軽い混乱を覚えます。

 

 

 

併願(スベリ止め)っていうのは基本的には「絶対受かるところ、かつ第一志望に落ちたら行くところ」を1校用意するもので、「落ちても行かないところを練習で受ける。」くらいなら、その時間とお金を他の有効な活用方法に投資することを模索すべきだと思います。


#うん、焼肉やね



高校受験なんかどう考えても併願は1つでいいし、大学受験も現地で試験を受ける受験に関しては、正直受けても第一志望含めて全部で3校までにしておくべきだというのが個人的な考えで、逆に言えば、大学受験なんかは複数の種類の大学を同時期に受けることを甘く考える人も、これは塾の先生も含めて多いような気がしています。

 

単純に多くの大学を用意しておく=安全度アップ・・にはならないです。

 

関西だと、、

 

近大や関大に落ちて同志社に受かった

同志社に落ちて阪大に受かった

 

・・みたいな、いわゆる「第一志望だけ受かる」現象っていうのがふつうにあって、過去には私も生徒さんからこうした肝をキンキンに冷やすような体験をさせていただいたことがあるのですが、全員に共通していたのは第一志望の過去問をいささかやり過ぎて併願の準備が手薄になった(そもそも私自身が第2志望は絶対受かると思い込み過ぎていた・・)ということで、要はそれだけ大学受験というのは単に学力のみに留まらず、各大学の試験対策(過去問のやり込み)が重要なのであり、言葉は悪いのですが、中途半端な学力の受験生なんかが塾の先生に煽られてビビってたくさん大学を用意するというのは余計に悪手であると私は思っています。

 

しかしながら世の中には高校受験なら西大和含めて私立を2〜3つ受けて北野は落ちるとか、大学受験で前期国公立のみならず関関同立の中から3校〜全部受けてそれも落ちてるという、結果的に謎の立ち回りをするケースって結構あって、さらにはそういう人ほど塾とかに通ってたりして(累積でそれなりのお金を払って)そうなったりしてるものなので、「受験産業の闇やな〜・・・」と同じ受験界の人間でありながら遠巻きにそんなことを思うことはまあまああります。

 

 

これ以上書くとさらに余計なこと言って怒られそうなので今日はここでおしまいです。真顔

 

 

 

 

 

本日は以上です。

 

 

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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