おはようございます。
賞味期限切れの卵4つをまとめてスクランブルエッグにして体内に取り込んだ重本孝です。
#醤油と味の素でふつうに美味い
しばらく忙しいためショートポエムが続きます。。。
「勉強時間」について、こういった誤解をしている人はしんどくなるので気をつけよう。
よく難関大学の合格体験記などを読むと、
「休みの日は14時間勉強しました。」
であったり、
「必ず自習室が閉館になるまで残ってやっていました。」
・・・などといった爆勝宣言音量MAXな記述を目にします。
そして、このブログでもそうしたノリの生徒さんの存在に触れるなどしていたりして、結論、そうした「平日毎日」、および「休みの日などは自習室の開館時間全部STAY」などの自習ダブル役満の受験生(本籍地:自習室)がたいがい受かるというのは本当だし、受かる人全体の中でもそうした人は珍しくはないと思います。
しかしそこで、授業中にあの子とふとした瞬間に視線がぶつかる幸せのときめきを勝手に感じた際の男子高校生レベルの“誤解”が生じてしまう可能性があります・・
#パステルカラーの季節に恋した
その誤解とはつまり・・・
「休みの日は14時間勉強し・・・・なければならない。」
であったり、
「必ず自習室が閉館になるまで残って・・・・やらなければならない。」
といったものです。
これは要は「14時間」であったり、「閉館になるまで」というのが目標になってしまっておるわけでして、当然のことながらそこに客観性と厳しい自己評価が抜けた状態で時間を“自習”で塗りつぶしたとて成果は上がりません。
というかふつうは「◯時間しなければならない」であるとか「◯◯になるまで」という意識が最初にあると自習室に行くことが非常に心理的に重いものとなり、銀行口座から税金がガッツリ引き落とされる前の個人事業主くらい気持ちもダルくなるでしょう。
例えば自習時間というのは、ゲーム大好きっ子の「昨日マイクラ10時間やった。」みたいなのと同じで、
「次の展開を求めてもっとやりたい!もっとやりたい!!」
という気持ちが何乗にも重なって「気付けば◯時間やっていた・・・。」というのが本質です。
つまり自習時間というのは決して目標であってはならず、あくまで「結果」なのです。
繰り返しますが、自習時間というのは「次の展開を求めてもっとやりたい!もっとやりたい!!」という気持ちが生み出した結果であります。
あとは大学受験というのはホントに過酷な暗記地獄なので、人から「やらされる」、自分の中で「やらなあかんからやっている」・・・こうした気持ちでは脳への定着は落ちてしまってなかなか脳に必要事項が残りません。
結局学力、特に大学受験というのは受験生本人が「絶対この科目をものにしたい!」「ウチの学校からオレ1人だけでも受かったる!」という気持ちを持たなければどうにもなりません。
動機はなんでもよいと思うのですが、ただ、「やらなあかんわ〜・・」ではまず成績が伸びてくることは期待できないかなと思います。
大学受験は側から見てるだけでもマジで大変なのガンガンに伝わってくるんで..
間違った形で自身を気持ちの上で追い込むことだけはやめてほしいと思います。
本日は以上です。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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