おはようございます。

 

前回の食中毒に懲りて鶏肉をレンジではなくやはり低温調理器にかけることにしたのですが、あまりにビビり過ぎて7時間ほど温め続けた重本孝です。

 

#美味かった

 

 




#ゆる募:木曜ランチ行けるキャラ





 

 

「数学が好きだから理系!」と「数学の方が好きだから理系!」の覚書。

 

 

 

よく「数学の方が好きだから理系!」と言って理系に進んだ友だちがいた・・・みたいな話を塾生から聞くのですが、この・・

 

 

 

 

「数学の方が好きだから」

 

 

 

 

っていうのは、塾の先生という立場からすると、もうあとほんの少しだけその解像度は上げておきたいと思わされるフレーズです。

 

表題にも書きました通り、「数学が好き」っていうのと「数学の方が好き」っていうのって、全然違って、言うまでもなく理系に向いてるのは一般的には前者、つまり「数学が好き」というタイプの人です。

 

これまた一般的な観点からすれば極端な例かもしれませんが、よく東大理Ⅲの方の合格体験記などを読んでおりますと、「私は小さな頃から数字が好きで本屋さんに行くといつも親に数字が書いてあるという理由だけでそういった本ばかりをねだっていました。」・・的な話や、「私は数学が好きだったため高校入試とは全く関係ないながらも自分で勝手に数Ⅲのさわりくらいまでは中3の段階で触れていました。」・・・みたいな話がわんさと出てきます。

 

これがいわゆる「数学が好き」ということで、理系に対して向き不向きで言えば典型的な向いているタイプであると思います。

 

要は「やりなさい!」と言われなくても好きだからやっちゃう・・・みたいなのがホントの“好き”です。


#飽きないっていうのは一つの才能だと私は思ってます



一方で、危険な香りが濃厚豚骨スープのラーメン店界隈くらいプンプンするのが「理系の方が好き」というタイプで、お家での会話などでは言葉の綾でたまたまそうした表現になる場合などもあるでしょうが、とかく危険度が高いと思ってしまうのが「英語とか国語より数学の方が好き」というニュアンスの人です。。。。

 

 

ここまで述べたことを単純化すると、

 

 

「数学が好き」な人の“数学が好き”

 

【数学>遊び・スマホ】

【数学≧遊び・スマホ】

【遊び・スマホ≧数学】

【数学=他教科諸々>>>>>遊び・スマホ】

【数学=他教科諸々≧遊び・スマホ】

 

・・・みたいな感じかなと。

 

 

 

 

 

「数学の方が好き」な人の“数学の方が好き”

 

 

・・・は、下手したら、、、

 

 

遊び・スマホ>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>数学>英語・国語

 

 

・・みたいな可能性すらあって、結構違うので、後者の人が「数学の方が好き」だけを理由として理系を選んだ場合、それなりの確率で大学受験はあまりにもイバラ過ぎる道となる可能性があります。

 

毎年進学校の大学受験生を担当する立場からすると、数学が苦手や嫌いでない、はたまたむしろ数学の素養があるとかだけ、、、理由はそれだけ、、、、逆に言えば将来的に「う〜ん、、、、理系方面の仕事は興味持ってないかな〜・・」とかだったら文系に進んだ方がいいと考えます。

 

とかくこの大学受験の中でも理系受験(看護や薬学はまたちょっと別の話になりますが)という才能の差がエゲつないくらい物を言う鬼の棲家においては、とりあえず今日述べておりますように「数学の方が好き」とか「(よく分かってない)親が勧めるから・・」とかの理由だけで超安易に理系を選んでしまって、数年後にただただ受験産業のy..[以下省略]。

 

#浪人して宅浪でもなければ一般には100万以上はかかります

 

 

誤解いただきたくないのは、私は生徒さん自身が理系の学部を出ないとつけない職業にどうしてもどうしてもどーーーーーーーーーしても今はチャレンジしたい!という場合は、ぶっちゃけた話「才能の差を努力でなんとかするしかないな・・」と思っていても全力で応援したいです。

 

自分が運営する教室の形態上、浪人はしてほしくないですが、もしそうなったとて、生徒さんご本人がそれを希望されるのであれば保護者様に申し訳なく思いつつも「何とか希望叶ってーーーーー!!!!!!」という気持ちです。

 

ただ、、、、たとえ、もし理系の先生方や、考え方の異なるみなさんから怒られたとしてでも、この記事で高1の子に訴えたいのは、理系受験についてよく調べもせずに「なんとなく理系っしょ!」みたいなノリで理系に行くのだけはやめておこう・・・ってことです。

 

#もちろん最終的には“自分の勝手”なわけですが

 

 

ホントに「数学が得意」っていう、もし理系に進むとした場合に理由がマジでそれオンリーというのであれば文系で難関国公立を狙うのが大学受験では(学歴という観点だけで見た場合は)一番有利に事は運んでいきます。

 

#数学が得意な文系ほど塾の先生からしたらありがたい存在はないです笑

 

 

 

とりあえず大阪の公立で言えば文理学科の子とかでも、ゴリゴリの・・・

 

 

遊び・スマホ>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>数学>英語・国語

 

 

・・というタイプの子(あくまで一例です)が大学受験で理系を選んだ場合、現場の感覚的には、偏差値帯で言えば、そういう子は英語が同志社レベルができるようにならないことも手伝って、金岡千広未満水準の地方の国公立か関関立近がおよその上限になるイメージなので、「そこが第一志望!」ではない場合はとにもかくにも気をつけられたしでございます。

 

#これは結構ガチ

 

 

 

 

 

本日は以上です。

 

 

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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