おはようございます。

 

凹み気味の卒業生からのLINEに

 

「これまで」が「これから」を決めるのではなく「これから」が「これまで」を決めるんだよ

 

・・と送ったらすぐに「素敵な言葉をありがとうございます」と返ってきたのですが、実はLINEが届いた時にたまたま読んでいた本のまさにそのとき読んでいたページに書かれていたことをそのまま送っただけの重本孝です。爆

 

#こんな先生ですまん..

#でもホンマそうやから

 

 

 

 

 

学校行事が終わっていく度に病ムチャや病ンデレラ姫になっていくであろう受験生へ・・

 

 

この時期は体育祭や文化祭などなど高校生は学校行事、そして打ち上げなどが多い季節です。

 

#お月謝もらってるので言いにくいのですが

#常に塾より学校イベント(打ち上げ含)を優先してください

 

 

そして経験上、これはもはや一般論でええやろ・・と思うのですが、そうした学校行事が終わっていくたびに進学校の一部の生徒たちというのはジワジワジワジワジワジワ・・と、そのメンタルが不安に侵されていくのであります。

 

特にこれまでは臭いものにはフタとばかりに隠していた、否、確かにそこにあることは十二分に自覚しつつも片目の薄目でとらえていた大学受験という名の怪物が、学校行事がポンッとなくなることで気持ちの中で相対的にデカくなり、これまで模試の返却を察知したお母さんが・・

 

 

 

 

 

 

と迫ると

 

 

 

 

などとまだ生命力があった状態から、この時期以降、学校行事が1つ1つ終わっていく過程の中で徐々に・・

 

 

 

 

 

 

になっていくという・・・

 

こうした状態というのが私が毎年毎年気を揉むことです。

 

 

これまでもこのブログにおいては病ムチャ男子や病ンデレラ姫を警戒する記述がポツポツあったと思うのですが、とかく大学受験においてはそうした“病む”事例が後を断ちません。

 

#男子の場合12月くらいで突発性「浪人すりゃなんとかなんじゃね?」症候群を発症する人もいるので要注意

 

 

文理学科の生徒さんでも3年の2学期で学校に来なくなる、および辞めるなどという事例はこれまでもふつうに校内生から聞いていて、私としては受験以前にまずはそうしたメンタルダウンからの受験版「無敵の人」になってしまうことを一番警戒しています。

 

仮にそこまで行かないにしても、以前にも書きましたように、とかくこれまで“ちゃんと大学受験の勉強をやったことがない人”で天才を除く99%の人は大学受験で例えば英語や数学というたった1教科の学力を上げるだけでも相当な時間を要することに気づいていないので、この時期は受験産業の言う「夏は受験の天王山!」という大半の大学受験生にとってはもはやウソに等しいただの地引網的マーケティング戯言に賭ける心意気がまだ自分をギリギリのところで支えるのですが、問題はちょうどそのタイミングで直面する・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

7月27日(日)

第2回全統模試

 

 

 

 

 

 

 

・・なのであります。。。

 

 

 

 

個人的には大学受験生の運命を分けるあまりに大きな分かれ道って3つあると思っていて、1つは文理選択で向いてない人が理系を選んでしまうこと、そして2つ目がこの第2回全統模試において浮世離れした発想で誤った形で受験生's HIGHになり来世でまた会おうYeah!になってしまうことです。

 

#3つ目が現役で行けるところに行くのではなく向いてないのに浪人を選ぶこと

#駿台「長い人生!1浪(100〜150万)くらいオッケー牧場!」

#河合「長い人生!1浪(100〜150万)くらいオッケー牧場!」

 

 

 

 

厳しい話、、、というか当たり前の話をすると、何にでも限界、もっと言えば無理っていうのはあって、ある種それが分かるのはこれまで何人も同じような受験生を、そして当該の受験生の高校生としての生き様を見守ってきた塾講師だけだと私は思います。

 

 

そりゃあ私だって教室として少しでも名のある大学に生徒さんが合格してくれたらそれが営業面でプラスの効果になることくらい誰よりも承知ですし、何より選手をたくされたセコンドとして第一志望に対してタオルを投げることは自分自身のプライドとしても大変悔しいです。

 

そういったシビアな話になると女の子とかだったらやっぱりみんな泣いちゃうんです。

 

 

ホントにつらいですよ。。。

 

 

 

けど、、、、

 

 

 

無理っていうのはやっぱりあるんです。

 

「どうしても受ける」っていうのを止めることはできませんが無理なものは無理という現実は何にでもあります。

 

これは間違いないと思います。

 

 

 

 

大学受験ってその受験の仕方っていうのはほぼ無数にありますから、それがメリットとして機能する側面もありますが、それだけ誤ったセレクトをしてしまう可能性も高いんです。

 

 

「えっ!?・・希望はこういう大学生活を送れたらな〜ってことやんな???じゃあ、なんでその子はその科目を予備校なんかで受けてるん?・・なんでそんな出願の仕方したん?」

 

みたいなことって毎年塾生のお友だちの話聞いてたらもう枚挙にいとまがありません。

 

 

進学校の生徒さんっていうのはどうしてもその子にとっての“役満”を狙う傾向は強いですが、そうして欲をかいたばかりに最終的に「アガれない」っていう状態が一番キツイです。その次にキツイのが冷静な判断を下せてれば役満の1つ手前くらいの点数で余裕を持ってアガれていたのに、それがままならず思いのほか低い点数でのアガりになってしまうことだと思います。

 

例えば女の子であれば模試以降、つまり8月の勉強も数学1A2Bベクトルで引き続きいくのか、志望校を下げて1Aのみで受けられる国公立でいくのかでその負担は全然違いますし、極端な話、6教科8科目で行くのか3教科に絞って、関西受験だったら確実に同志社を取るのかっていうのはもうこれは全然受験生にとっては違うのですが、ややこしいのが結局いつの模試でどうだったらどういう判断を・・・っていうのは、

 

 

 

 

 





 

 

 

 

人による

 

 

・・っていうところです。

 

 

#どーん

 

 

 

 

 

以上を踏まえた上で以下に本日の結論として頑張れベアーズ、および沈黙の受験生を貫いてきた高3生にやって欲しいことを書きます。めちゃシンプルなので必ず実行して欲しいです。

 

 

①アドバイザーを見つけ、第2回全統模試以降の展開について入念なシュミレートを行う。(8月を丸々「最終的にこの科目受験でいらんかった・・」になる科目に時間を費やすのはイタ過ぎもええとこです。。。)

→今からそうしたアドバイザーを探す人はポイントとしては初回面談時にワザと「絶対無理!」みたいなところを志望校として挙げてみて、ちゃんと現実的な話をしてくれるかどうかだと思います。受験生に耳あたりのいいことだけ言って気持ち良くして春先に教室の結果を誤魔化すことは誰でもできますから。

 

#もちろん◯大受からでは即浪人の人はお好きにどうぞ。

 

 

②毎日勉強する。

→学年上位人にとってふつうのことができてないから現状苦しんでいるわけなので、まずはこれ。基本的に習慣づけが苦手な人というのは自分の理想の形でできるかできないかのヒャクゼロ発想で、「今日はちゃんとできないからやらない」みたいなズンドコベロンチョな発想をしているので、そうではなくてとにもかくにも「毎日する!継続する!」っていうことを形にこだわらずやるべき。「ちゃんとできないから・・」うんぬん言ってる人間より、「今日80点!」のときもあれば「今日は10点。。。」のときもあるけど、「毎日知識を仕入れる。毎日問題を解く。」という行為は継続できてるという方が圧倒的にイケているという価値観に切り替えましょう。

 

最終的に高1のときに理想としたものが叶おうが叶うまいが、大学1年生なんてほとんどの人は社会的に見たら赤ちゃん、ていうか胎児なので、春から少しずつ自分の足で歩いていけるように頑張ればいいはずです。

 

#高3って10年後まだ20代ってマジ!?

 

 


長々と書きましたが、まずは①によって親子で今後の見通しを整理しましょう。それがないのが一番恐怖を増大させます。ていうか人によってはではありますがメンタルの平安を保つために絶対にしましょう。

 

そして②によって春から過ごす環境ににじり寄りましょう。

 

受験が終わってからも「これまで」が「これから」を決めるのではなく「これから」が「これまで」を決めるのだということを理解して毎日頑張りしょう!

 

 

 

 

 

 

 

本日は以上です。

 

 

 

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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