おはようございます。

 

この数日の間で「東京ばな奈」を言おうとして「丸ごとバナナ」と言ってしまうミスを3〜4回はやらかしている重本孝です。

 

#なおふつうのバナナも毎日1〜2本食べる模様

 

 

 

#リブログありがとうございまーーす!!!

 

 

 

 

 

長いです。。。

 

必要な方はプリントアウトもオススメです。

 

 

 

大阪府公立高校入試の得点開示から得た知見 2025

 

 

今年の春先も多くの読者様より得点開示のご連絡を頂くことができて大変勉強になりました。

 

改めてご協力くださった皆様には心より御礼申し上げます。

 

#ただ一番嬉しいのはやっぱり皆様からの身に余る光栄なお言葉の数々です!好きです。

 

 

 

それではやや遅くなりましたが前回の大阪府公立高校入試の振り返りを行なっていきたいと思います。

 

なお、先に早々とハイパー厚かましいのですが、今回や今後のブログの内容が「役に立ったよ〜」の2026年度組の皆様におかれましては、もしよろしければまた2026年度3月19日10時以降で得点開示のご連絡や、「高校からは通えそ〜」の方は春の体験授業祭へのご参加などなど是非ともお待ち申し上げております。

 

#半径2km圏内の塾にお通いの方は早く転塾いただいた方が・・

 

 

なお、今年度も地元の北野と茨木と豊中の数字を扱っていきますが、あくまでサンプル数は前回同様各学校全合格者中5〜7%分の数となっておりますので、あくまで標本調査としての側面をご了承いただいた上でご覧いただければと思います。

 

要はいつも通り・・・





信じるか信じないかはあなた次第です。。。

 

 


 

ちなみに今年も天王寺、三国丘を目指される方は【茨木】の数字と、大手前、高津、四條畷を目指される方は【豊中】の数字と置き換えてご覧いただければそこまで肌感としては相違ないかと思います。

 

#生野、岸和田は【豊中】よりもうちょい数字低めでとらえていただければと思います

 

 

 

※[  ]内の数字は昨年のもの

 

英語(90点満点)

①入試得点平均

北野81.2 [81.5]

茨木76.4 [78.0]

豊中74.8 [68.8]

 

②素点平均(英検受験者の素点と無英検の受験生の得点)

北野79.0 [77.6]

茨木69.0 [69.4]

豊中69.2 [50.5]

 

③入試得点と素点とのギャップ

北野:①ー②=2.2 [3.9]

茨木:①ー②=7.4 [8.6]

豊中:①ー②=5.6 [18.3]

 

前回の結果から今回は明らかに英検お得じゃないよ回になるのは分かっていました。さすがに北野・茨木に関しては前回と今回のものを比べてもC問題どこ吹く風とばかりにその難度の煽りにはそこまで影響をくらいませんが、豊中高校が・・・笑

 

英検受けてたかどうかでめちゃ得する年度とそんなに得しない年度があるって公立高校入試の形態としては個人的にはやっぱりややこしくって、もうさっさと本番のガチンコ勝負にしようよ・・と、そういう感じです。


#なんの権限もないのが悲ちい


あと今回文理学科全体のいろいろな方の得点を見てて思うのは、文理学科に合格されている方でも英検2級で本番得点は72点となっているものの、簡単回にも関わらず素点が50台〜60前半台の方もそこそこおられて、言いにくいのですが、明らかに英語はもう中3の後半力抜けてるな・・っていう感じで、ウチの子たち見てても英検無いの子の方が当然ながら英語を最後まで詰めて頑張った結果、入試当日では今回のようなレベル感の問題だとみんな72点越えてくるので、いやもう・・・明らかに教育委員会の歴史に残る「愚策」確定やなと。

 

#最初から分かってた

 

 

ちなみにこれまでの推移でいけば

2021年ムズカシ回

2022年カンタン回

2023年カンタン回

2024年ムズカシ回

2025年カンタン回

 

2026年・・・おそらくカンタン回

 

は確定しており、今回素点どころか入試得点でも北野・茨木はおろか豊中でも平均は72を上回っていることから、英検2級への態度は決めておかれた方が良いかと思います。

 

 

 

 

 

 

数学(90点満点)

北野69.2 [72.8]

茨木56.8 [64.1]

豊中48.9 [62.1]

 

#サンプル多かったら豊中の平均もうちょい下がるかも。。。

 

[解説]

2012、2017、2020あたりで感覚がバグってるので、もはや何を基準にとらえたらいいのか微妙なのですが、近年の中では明らかなムズカシ回だったのは間違いありません。

 

北野はさすがという感じで難度が上がっても耐えてますが、茨木、豊中は明らかに数学が難しくなった影響はモロに出てます。

 

塾講師としては嬉しいことに今回から答案用紙そのものの開示が簡単になったので校内生を中心に答案も例年以上にいろいろな生徒さんのものを拝見できたのですが、今回のようなムズカシ回になったら、北野なんかもうみんなほぼほぼ間違っているところは同じで、その傾向は当然茨木、豊中でも見て取れます。

 

つまり数学はやはりどう考えても各問題に対して「取りにいく」「捨てる」の選球眼を磨いておくことが非常に大切、ていうか下手したらそれが一番大切まであって、年明け以降も下手に全国の難問演習ばっかりするのではなくて、やはり過去問をせめて2011年の文理学科初年度の前期B問題から手元においておくか(塾にあるのならそれ使うか)、できれば平成16、17年度以降くらいの前期Bくらいから塾にあるのとかを使って何周もグルグル回して、選球眼に磨きをかける勉強をするべきかと思います。


#究永舎の方は仕入れていただく必要はございません


そんなわけなので特に数学こそ夏以降とかで20--年の大問のどれかなんかを単品で授業で演習するみたいな過去問の使い方はホントにもったいないなって思います。

 

やはり数学は5科目の中でも一番「初見、かつ入試本番の試験時間内で答え出せてナンボ」なのであります。そういった演習における失敗こそが財産になります。

 


 

 

国語(90点満点)

北野68.8 [67.1]

茨木66.8 [57.9]

豊中66.1 [57.1]

 

[解説]

個人的には国語が一番緊張感があって、というのも塾講師の方でなければピンときにくいかもしれないのですが、大阪の場合は朝一の科目が国語で、脳の性質的にパニクり癖(簡単に狼狽えがちな子)がある子ってマジでここは相当本番の緊張感に寄せて演習をしておかないと5科目の中で一番大崩壊が起きやすいところです。

 

そうした意味では点数が示すように、2024年までの大学受験の文章寄りだった問題素材が今年からまた「あれ?めちゃ高校受験っぽいのになってる・・」だったので、この傾向が次回も踏襲されれば国語苦手民にとってはありがたいかなと思います。

 

 

 

 

理科(90点満点)

北野81.7 [85.1]

茨木81.8 [84.0]

豊中79.2 [82.5]

 

[解説]

2016年〜2020年のあの理科たちは一体何だったんだ・・・という感じで、確かに異常なくらい簡単だった2024年と比べるとまだ今回はちょっと考えないといけない問題もあったかもですが、それでも基本は簡単です。

 

次回もカンタンな可能性はありますが、引き続きいつ「理科トラフ」が来てもいいようにやはり2016年〜2020年の問題は早めに仕入れておくかお通いの塾の先生が持っておられるかどうかは確認しておきましょう。

 

ちなみに理科は平成15年前後くらいから2015年くらいまでのものもいいウォーミングアップにはなる(昔のやつ問題数めちゃ少ないです)ので仕入れておいて損はないです。ていうかやった方がいいです。

 

#平常の授業プラス特訓授業とかマジでいらね〜

 

 

 

社会(90点満点)

北野84.5 [84.3]

茨木84.8 [82.7]

豊中81.0 [79.9]

 

[解説]

とにもかくにも大阪の公立入試はこれは普通科も含めて理社ができないとスタート地点にも立てません。学校の定期テスト&実力テスト(学校の先生からの「さすがにこれは身につけといてくれよ集」)を中心に復習をしましょう。理社を平成20年前後レベルとかだったら余裕で満点か満点近く取れるというのが1つの基準だと私は思います。

 

理社は学校のテストと教科書、それに過去にもオススメしておりますが、個人的には↓のシリーズの理社が情報の内容と量がちょうどいい感じで基本事項を自学でおさらいするのにイイと思ってます。

 

 

こんなこと言ったら怒られるんですが、受験生の担当経験がほとんどないような微妙な先生の授業に高い(たぶん私より高いですよね・・)お金払うより、偏差値が50以上の方で本人がやる気になってるんだったら絶対自習でこっち使って頑張った方がいいです。

 

#個人の感想です

 

 

 

 

内申(満点が270点)

※内申=中1内申✖︎1.2+中2内申✖︎1.2+中3内申✖︎3.6

 

北野269.7 

茨木261.3

豊中256.3

 

[解説]

さすがに北野の全調査した場合の平均はもうちょい低いと思います。。。。[以下去年と同じ文です]これまでの記事でも述べて参りましたが、入試制度変更以降、受験生同士の内申差はだいぶと・・・「無い」状態にあります。定期テストもだいぶと簡単になっていたり、絶対評価になっていることで「5」の基準なども、正直、定期テストの結果以上に「どこの中学に通っているか?」の方が影響がデカいように感じます。爆

 

 

合計平均(満点が900点)

合計=5科合計✖︎1.4+内申

 

北野809.4 [814.6]

茨木774.6 [779.1]

豊中746.2 [751.3]

 

[解説]

英語や国語は簡単になりましたが、やはり数学の難化が効いたと見え標本調査的には平均は少し下がっています。

 

馬渕にお通いの方はまた説明会などでより分母の多いデータを元にしたお話があるか、もうすでにあったもしれませんが、合格最低ラインについては2021年以降からの安定感そのままに、おそらく北野で780弱、天王寺、茨木で750弱(三国は730台で合格しておられる方がいらっしゃったのでひょっとして・・)、豊中や大手前、高津、四條畷で710前後(大手前ちょっとだけ高いかも)、生野、岸和田(データ少ないです・・)で680くらいかなと思います。

 

 

 

書いててバテまくってるので読み直すスタミナが残ってませんです、はい。。。

 

あと余計なお世話かもしれませんが、私が気分を害するような転用の仕方でなければ、保護者様でも同業者の方でも記事はご自由にお使いいただいてオッケー牧場でーす。


#LINEなどでお友だち界隈に推して下さる方とか好き過ぎてツライです

 

 



なお、次年度の要項に関しましてはまた例年通り10月1日に公表予定ですが、おそらく受付基準は今年度と同じになるかと思いますので、2026年度受験生の方におかれましては、もしよろしければ来年の春に教室でお会いしましょう。

 

文理学科生の生態や、文理学科生が3年後に各種◯大にたどりつくまでの流れもまあまあ詳しい方だと思うのでよかったら是非!

 

#ちょいちょい◯台にたどりつく人もいるので気をつけよう

 

 

 

 

 

本日は以上です。

 

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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