おはようございます。

 

休憩グッズでポンデリングを食べる生徒さんに「レンチンどうする?」とたずねて「大丈夫です。(そのまま食べます)」と言われるたびに、心の中で「うわ〜、、レンチンの方がもっちり感アップするのに・・」とほんの少し残念な気持ちになっている重本孝です。

 

#私の仕事を増やさないでおこうと遠慮してくれてるのかもしれないけど

 

 

 

 

 

「アイツは要領いい。」の覚書。

 

 

進学校の生徒さんを見ていると、

 

「高校生になって課題がめちゃ大変です。。。」

 

というタイプと

 

「いや・・別にそこまで大変でも・・・(ないんですけど..)」

 

というタイプの両方の子それぞれを目にします。

 

 

で、これって一般には仕事の現場なんかでも同じような構図はあると思ってまして、学生さんもお仕事されてる方も、前述のうちで後者タイプの人をよく「アイツは要領がいい。」なんていう表現で評価されることがあります。

 

ひょっとしたら今こちらをご覧の学生さんの中にも「自分は少なくとも“要領がいい”タイプではないかな・・」という方もおられるかもしれません。

 

今日はそんな迷えるスモールシープのみなさんのために、私が教室現場で目にする進学校入学後、部活もガッツリやりながらそれなりに年間を通して余裕を持って生活しているように見える学生さんの特徴をシェアさせていただきたいと思います。

 

 

 

要領いい人の特徴①

 

「日常ルーティンの断捨離ができている。」

 

ルーティンが確立できない、つまり継続下手な人というのは決して意志の問題だけではないような気が私はしていて、どういうことかと言いますと、そういう人って「あれもやろう!これもやろう!」っていう、いわゆる“勇者モードの罠”に陥ってたりしないかい????という感じがしないでもありません。

 

要は、「ルーティン増やす」→「ルーティンで忙しくなって継続できない」・・になってんじゃないのかい?オイ、俺の筋肉と。

 

一方、継続が得意な人というのはルーティンを溜めない、つまり、ルーティンを確立するプロセスに「これはもうしない」も含まれ、そして実行されてる(捨て去られてる)と思います。

 

ですから学生さんもお仕事をされてる皆さんも、お部屋の断捨離と同様に「これヤめる!」という「これまでやってたルーティンを捨てる(ルーティンの数を減らす)」ということを意識するのも1つかもしれません。


スモール・ルーティンを繰り返しているうちに良い意味で「欲」が出てきて「もうちょっとできそうやな・・」とエスカレートし、最終的に「狂気」にまでなれば「天才」もしくは「モンスター」もしくは「変態」などと敬意を込めて言われる日が来るかもしれません。

 

 

 

 

要領いい人の特徴②

 

「アクション1とアクション2の間にバッファがない。」

 

もうこれはそのままの意味でして、寝る前に“今日の1日”を振り返った際、「いやいや・・・オレ、生産性低っっっ!!!!白目」になる人って、一挙手一投足が遅いとかということではなくて、予定されていたあるアクションが終了した後の、いわゆる“休憩”というか、「はぁ〜・・ちょっと休も。。。」・・・みたいなのから永遠にカムバックしない・・・ってことはありませんか???

 

例えば高校生の子とかだったら、、、

 

①英語の長文1題やる

②「ちょっと休憩」で友だちや好きぴから来てるLINEの返信を考えて送る、幸か不幸か向こうからすぐ返信が来てしまう、、、、またこちらからの返信を考えて送る・・とかなんとかやってるうちに、「アレ?長文やってる時間よりLINEの返信考えてる時間の方がトータル長くね??この集中力使ったらもう1題できてたじゃん。。。」みたいな。

③さらにその後「アカン、、腹減った。。。なんか食べよ。ていうかアレ食べたいからコンビニ行こ。」

④モグモグタイム。

⑤「う〜ん。。。眠なってきた。。。ちょっと“休憩”しよ。。。」

 

みたいな時間の飛ばし方をしてることはないですか?

 

違う言い方をすれば、座ってはいるけど集中してる時間は少ない、、、みたいな。

 

#これを生産性が低いと言います

 

 

私の観測範囲では公立高校の進学校の中でも“雲上人”タイプでこの手の人ってまず見たことがありません。

 

英語でon Vingで「Vするとすぐに」っていうメジャーな表現がありますが、まさにある動作と次の動作がonしている(引っ付いている)イメージです。

 

つまりみんな私からみたらアクション1とアクション2の間にバッっファが無なんです!無!

 

めちゃ感覚的な話なのですが、アレやって、コレやって、ソレやって・・・っていうのが、ポーン!ポーン!ポーン!って片づいちゃってる感じです。

 

とにかく速い!

 

それでいてむしろそういう人の方が涼しい顔してて、「おいおい、、、キミ!!バッファロー吾郎か!言うくらいバッファ長いやん。。。。ていうかもはや完全にネットで言うところの“接続できません”に一旦なっとるがな〜・・・」っていう人の方が、最後追い詰められて「うわーーーーーっっっっっ!!!!!!なんでこんなクッソ忙しいねーーーーーーーん!!!!!!もう今話掛けんといてーーーーーー!!!!!!」みたいになってると思います。

 

 

 

要領いい人の特徴③

 

「所要時間の見積もりに余裕がある。」

 

私はこれまで生徒さんや社会人の方の中でとりわけ冴えまくりの人に、「なんでそういう行動になるんですか?」的なことを幾度となくインタビューしてきておるのですが、その中で「余裕持ちたい(ギリギリなるん嫌や)」と言った旨の発言を何度も聞いてきました。

 

つまりそういうことで、要領よし男やよし子さんというのは、あるアクションにかかってくる所要時間の見積もりが実際よりも厳しめに見積もる傾向があって、それによって取り掛かりのデッドラインがそうでないタイプの人と比べると圧倒的に前倒しになり、結果的にプラスアルファすらもできるくらいの余裕が生まれ、ハタから見たら、「えらいさっさと終わってる。。。」という風に見えます。

 

 

 

要領いい人の特徴④

 

「短期的に見たら面倒臭いんだけど長期的に見たら価値の高いことを初めの段階でやっておきがち。」

 

これは全員そうだとは思いませんが、いわゆるデキる人って、整理整頓をはじめとして、地味なんだけれどもやっておくと長い目で見たら効率アップに貢献しがち的なことをやってることが多いなと思います。

 

昔、北野の2年生で英COMが学年平均30点くらいの回があったんですけれども、ウチの子が学年1番か2番だったかの成績を取ってきたのですが、その子が日頃自習室では数学やってるところしかほとんど見たことがなかったので、「英語っていつに何してんの?」と聞くと、

 

「英語ですか?英語は学校の休み時間とか、部活の着替えて練習始まるまでの時間とかの間にスマホに本文打っといて、学校の行き来とか部活とか遊びでどっか行く時とかの電車の中とか待ち時間とかで覚えてるので、テスト前になったらもうだいたい覚えてる感じです。」

 

みたいな返事が返ってきてやはりその際もただのスケキヨになっておったのですが、

 

 

えてしてその手のタイプの人というのは隙間時間などを無駄にすることなく、効率を複利的にブーストさせてくれるっぽいことをよくやってると見てて思います。

 

 

 

学生さんでもし何かご参考になるところがありましたら、「今日から俺は!」と言わんばかりに実行していただければと思います

 

 

 

 

 

本日は以上です。

 

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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