おはようございます。

 

ナイトスクープ神回「亡き父の匂いを再現したい」を見て目と鼻から水分が出過ぎてしまい現在脱水症状気味で書いている重本孝です。

 

#ナイトスクープの神回はマジでエグい

 

 

 

 

高校生になって初めての定期テストの覚書。

 

 

高校1年生にとっては高校入学後初めての定期テストが迫っています。

 

そんな高校1年生の子たちに「高校の定期テスト」について知っておいてほしいこと5選を以下にまとめておきます。

 

なお、以下は全て将来的に「国公立大学を共通テスト&2次試験で受験する」および「難関私立大学を一般入試で受験する」という方を意識した内容となりますことをご了承ください。

 

 

それではいきます。

 

 

①スタートダッシュは決まっても決まらなくてもいい。

 

進学校というのは中学時代の定期テストで成績の良かった人たちの集まりです。つまり基本的には「ちゃんとやりたい!」という基準&暗記能力が高い人たちの集まりになると思います。

 

ですから1年の最初の頃というのはまだ多くの人がイイ意味で中学時代の名残を残していてそれなりに定期テストの勉強もちゃんとやろうとする意識が高いです。

 

ところがどっこい1年生というのはこの1年間をかけて徐々に“中学時代には見たことのない点数”に慣れていき、入学時や1学期の頃にはまだ上の方にいた人たちの中にも、1人、また1人と、ズルズルと“消えていく”人たちが現れます。

 

#ゴースト 文理学科の幻

 

 

その一方で高校入試では中下位くらいで入ったんだけれど、山梨学院の黒人ランナーなのかな?というくらい気づけばビタビタと上位に迫ってくる・・・みたいな子もいたりします。

 

#この前者後者どっちやねん?っていうのは実は中3の段階でめちゃくちゃはっきりしてる

 

 

なのでこれまでの経験上、個人的には高校1年生の1学期や2学期の成績は良くても悪くてもそこまで気にならなくて、大切なのは、学校にさすがに慣れてきたであろう2学期の後半くらいから良い変化が少しずつ見られてくるか??というところになります。

 

あとこれも言っておかないといけないのですが1年の頭から頑張り続けてきつつも、プチ第2思春期みたいなのが高1の終わり頃くらいに来て、少しずついろいろと疲れてくる子もいるので、そういう意味でも成績の乱高下は1年の間はそこまで気になりません。


大学受験は集中力と生活ルーティンがめちゃめちゃだとふつうの人は成り立たないのでとにかくそこです。

 

 

 

 

②高校の定期テストは共通テストの準備ととらえておこう。

 

ぶっちゃけ私大専願の方は最終的にはたいての学校は3教科入試ですので、結果的に学校の定期テストの8割方くらいはその成績は受験になんら影響はしません。

 

しかし国公立大学を受験される方というのは一部の特殊な配点の学校を除いて、とにもかくにも共通テストというウルトラクイズで言うところの機内ペーパテスト的なものをクリアしないことには

 

 

2次の大学へ踏み込むことすらままなりません。

 

かと言って難関大学のほとんどで採用されている6教科8科目を日頃からバランスよく自習して・・・というのもやりにくいですし、またそうすべきでもありません。

 

ですから特に難関国公立を狙う高校生の方というのは、日頃の学校の1限〜6限(5限or7限)と定期テストにおいて、将来的に共通テストのみになるであろう科目の勉強を頑張って、逆に放課後は自室や塾の自習室で2次を意識した科目(特に1年生は英数・・だけど、やっぱり一番時間をかけて欲しいのは数学)を頑張るのがいいです。

 

 

 

③最終的に入試で使わない科目はぶっちゃけ何点でも大丈夫。

 

これはもうその文言の通りでして、例えば文系選択を「第一印象から決めたました」の子の中には、物理とかで北野とかだと、最終的に京阪行くような子でもふつうに1ケタとか取る子も出るのですが、試験科目に物理を1ミリも使わないのであればぶっちゃけ物理で悩む必要って全くなくて、むしろ悩んでるくらいなら数学や英語をもっと順位上げられるように頑張った方が受験的にはいいです。

 

#留年は「学校来ない」とかでない限り大丈夫

 

 

 

 

④進学校で上位の成績を収める勉強量の基準を知ろう。

 

多くの高校生の子が一番誤解しがちなのがこの点かなと。。。

 

「勉強のやり方」とかではなくて、実際問題「人間」の範疇に収まる人にとって高校生以上の内容って、簡単には身につけられません。

 

これまで馬渕の各教室のSSSTやSSSのずっと後ろの方に座ってた子も何人も見てきましたが、その子たちであっても最初は北野の真ん中前後とかで苦労する子も珍しくありません。


とにかく「人間」の範疇に収まる人はハンパない量を繰り返さないととてもじゃないですがまともな成績は取れません。


昨日、一昨日とウチの1年生の子たちの中でも2日間で少なくとも20時間〜24時間くらいは自習室にいた子も何人かいましたが、こういうことができる子と「人間」の範疇におられない方が最終的には上位に残ります。


#つまりむしろ点取れない方が「ふつうの人」ってこと




ですからまずは1学期で、もし成績が






 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・ってなっても、数字自体は気にしないで、とにかく

 

Ⅰ  起床・就寝時間の固定

Ⅱ 学校の授業時間をできる限り有効活用

Ⅲ  放課後のルーティンをいろいろ試してみて自分の形をつくる

Ⅳ  塾などでの自習時間を徐々に伸ばしていく

 

・・の自分の生活ルーティンをいかに確立するかのみに焦点を当てればオッケー牧場です。

 

 

 

⑤学年末で上位1/ 3以内を目指そう。

 

①〜④までをまずは前提とした上で、最終的に今の段階から「学年末で学年上位1/3以内(最初からその位置にいる人はより上を目指す)」を目標にするのがいいです。

 

 

 

1年生で特に一番よくないのは・・

 

「生活リズムガタガタで朝起きるのキツイし、学校の空気感もまだ慣れへんし、部活も遠征でどっか遠いとことか行くし、意外と課題とかも多いし、塾の宿題もあるし、寝るの遅くなるし、テストはやっぱり進学校やから想像以上にロクな点取られへんし、なんかこんなんで“いい大学”とか絶対行ける気せえへんし、、、、でも、なんかよう分からんけどとりあえず理系選ぶつもりやし、、、でもこのままやったら2年生以降なんかもっとついていかれへんくなるかもしれへんし、あああ、、、もうホンマ高校生忙し過ぎるで、、、腹立つわ〜・・・ていうか塾はそろそろ辞めたろかな、、、う〜ん・・・でもこれまで小学校からずっと塾は行ってたから辞めるんは不安かな、、、、かと言って今の塾しっくりきてるかいうたら、まあしっくりは来てないし・・嗚呼・・もう、、、なんか疲れてきたわ。。。」

 

みたいになることです。

 

#今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は

 

 

 

とにかくそうならないように①〜⑤を意識して、繰り返しになるのですが、この時期であればとにかく生活ルーティンを確立することだけに集中しましょう。それさえ意識していろいろ時間の使い方を実験しながら試行錯誤していけば、だいたい私の経験の範囲ではクリスマスキャロル頃には君と僕の答えも出ているんじゃないかなと。

 

#いや、マジメな話

 

結構、意外とそれくらいまで時間かかる子も珍しくないし、逆に言えばそうやって1年の後半で「やっと本領発揮できそうかも・・」ってなれてること自体がスゴイです。

 

 

ちなみに最後になりましたが、小島よしおさんは早稲田の文学を受験でクリアしておられますし、40代半ば(1980年生)であの体型維持してるって、日頃は「はい、おっぱっぴ〜」とか言いながら、やっぱり若い頃からずっとハンパない努力をしておられる方なのは明白で、私はめちゃ好きな芸人さんの1人です。

 

 

 

 

 

 

本日は以上です。

 

 

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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