おはようございます。
余裕を持って高学歴になっている人たちがまとう圧倒的穏やか感に憧れているのですが努力云々でどうこうなるものではないということで来世に期待したい重本孝です。
#話し相手してもらってるときのあの相手に与える絶大な安心感が欲しい・・(けどオレには絶対無理..涙)
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5月2日 仮入部3名
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中学3年生の第1回実力テストの着眼点。
大阪府では一部の地域を除いて1学期に第1回実力テストが実施されます。
そのテストに関する個人的なポイント・・と言いますか、塾講師としてどういった着眼点で見ているのかを書きたいと思います。
まず、中学3年生の皆さんにお知りおき頂きたいのは、このテストは学校の先生からの特段の断りが無ければ入試には1ミリも関係がない、つまり全科目0点でも理論上は北野高校でも合格することはできるということです。
ですので結果がどうと言うよりは、結果を今後にどう活かすか?という観点で見るべきだと思います。
で、毎年高校受験を担当している身として第1回実力テストで気になるポイントは1つでして、それは・・・
普段の定期テストの理社と実力テストの理社の差
・・でございます。
ざっくり言えば、
タイプ1
普段の理社が100近くで実テも90前後みたいなタイプ。
タイプ2
普段の理社がだいたい90点前後だけど実テは50〜60点・・みたいなギャップ萌えがあるタイプ
#萌え
タイプ3
普段の理社が70〜80点くらいだけど実テも70点前後・・みたいな定期テストと実テにそこまで差がないタイプ
、、の3タイプっていうのが中学生の子にはあって、タイプ1の子はもうそのまま好きなとこに入ってもらうとして、気をつけたいのはタイプ2とタイプ3です。
タイプ2の子というのは、テスト勉強をキッチリしないと気が済まない性格ゆえ、定期テストは取るのですが、実テでかなりギャップがあるということは、タイプ1と比べると圧倒的に記憶の抜けが早く、場合によっては“非物知りキャラ”の傾向もあって、頑張り屋さんだがクレイジーではない・・みたいな取り組みをすると年明け以降全く伸びてこない状況が考えられます。
一方おもしろいのはタイプ3です。こっちの子はその性格の適当さゆえに定期テストは取り切らないのですが、記憶保存力が高かったり、何にでも興味は持ちがちな人が多いです。
で、各タイプの処方箋なのですが、まずタイプ1はもう好きにさせましょう。
ただし北野志望者の場合は特に入ってからのイメージは持っておくべきで、受験産業を利用される方は、もちろん重本でなくても全然オッケー牧場なのですが、ベストなのはどれくらいの中学生の子が北野に入ったらどれくらいの立ち位置や推移をたどるかを知っている人に師事して、あらかじめ入ってからの心づもりや、北野に合格する準備というよりは北野に入ってからの準備を高校受験を通じて練習するみたいな感じでいくのがよいです。
次にタイプ2です。
第1回実力テストで実は一番気をつけたいのがこのタイプ2の子です。(おそらく一番多いのもこのタイプではあります)
このタイプの子は本質的に真面目な子が多いので、結果如何では下手すると脳内がマーマレードボーイの家族関係くらいややこしくなるので、(生徒さんにも寄りますが)そこはやはり正しくケアしてあげることも必要かもしれません。
#この遅刻の仕方好き
特に文理学科を目指すラインの子で、日頃は90前後は取るのに実テになった途端60前後とか、下手したら豊中を目指す女の子なんかで理科で50点台を取ってしまった場合は気持ちの整理と今後の勉強の方向性を整理してあげて、「ちゃんとこうやっていけば最終的には合格できるんだ!」としっかり希望を持って前を向かせてあげる必要があります。
このタイプの子でお母様的にも最初のお子さんゆえに、大変失礼ながら"よく分かってない”となると、塾の口車に乗せられ“足すこと”ばかりに走ってしまい、生徒さんがキャパオーバーを起こして、夏期講習前に部活と塾とで
・・となってしまう可能性があります。
ちなみにこれまでの最高、否、最低の船出は日頃定期テストの社会でまず80点は切らない女の子で、中3頭の段階で豊中を目指していた子が第1回の実テで26点を取ったケースもありましたが、日頃の諸々を見ている限りは「まあ、行けんじゃね?」という感じで励ましていたらやっぱり豊中に通うことになりました。
#吹奏楽の子で根性がエグかった
とりあえずタイプ2の子はテスト返却後のメンタルケア、そして今後の展開を一緒に確認、、、からの、励ましてあげることが大切です。
最後にタイプ3です。高校受験の塾講師をしていてある意味一番楽しみなのがこのタイプで、大学受験の塾講師をしていて全ての意味で一番心配なのがこのタイプです。苦笑
続きはまた明日っす。
というわけで本日は以上です。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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