おはようございます。
“がんばれベアーズ”の高校生を眺める際には脳内でクレヨンしんちゃんの「君に100パーセント」が必ず流れている重本・ばみゅばみゅ・孝です。
#明日から本気出すから
#あと自習室に新しい仲間が加わりました
#リブログもありがとうございまーーーーーす!!!
これからの模試ラッシュに向けて大切なことを確認しておくべきなのかもしれない。
高校受験生はいよいよ11月に受験者数最大の第6回五ツ木模試、そして大学受験生の多くは相次ぐ冠模試に12月には全統プレと今年もこれからパトラッシュの時期を迎えます。
#間違えました、模試ラッシュです
塾講師という仕事は合格発表を受け止めるのもきっつーではあるのですが、直前期は模試や過去問の結果と対峙した生徒さんとのコミュニケーションというのもこれまた難儀な仕事なのでございます。
確かにそれなりに長いことやっておりますと生徒さんというのは大方いくつかのタイプに脳内で分けられるのですが、だとて全く同じ人間というのはいないわけですから、結局毎年毎年そこは人をめちゃくちゃよく見て法を説くという姿勢が求められます。
まあ、最終的には現実に向き合ってもらわないといけないのは絶対なのですか...
さて、そんな塾講師という仕事に取り憑かれて久しい私が模試において皆さんと共有しておきたいことを以下につづります。
①模試はあくまで模試である
どれだけ模試の結果が良くても本番で落ちたら意味ないし、どれだけ模試の結果が悪くても本番で受かればそれで良いはずです。
勝負というのは冷静さを欠いたら負けであり、勝負事において一番大切なことは冷静でい続けるということです。
ですから特にこの時期だからこそ「模試の結果」で大きく動揺するようなことは避けたく、続く以下のポイントを意識したいです。
②結果より大切なのは伸びしろ
模試の結果で受験結果を占うというのは、例えるなれば、野球選手を高校時代における甲子園での結果だけでその後のプロ野球選手としての萌芽を占うようなものであると言えます。
実際イチローさんなどは、甲子園に2度出場されていて、当時の打撃成績は9打数1安打で打率.111というものでしたが、プロ野球選手としては金字塔の連発でありました。
そんな感じで、甲子園では結果は残せなかったものの、しかしながら高校球児になるまでのプロセスや、高校時代の考え方や取り組みからは何らの萌芽は当然あったはずだと考えられます。
これと同じで、模試というのも大切なのはその模試の日の結果よりも、それまでのプロセスなどから予想し得る今後の伸びしろなんです。
塾なしの方はそこは自分の感覚を信じるしかありませんし、塾に通われている方であれば、“放課後の自分”を知ってくれている担当者の先生の見立てを聞いて冷静に今後の見通しを立てるべきです。
実際に毎年現場で見ていても、受験結果というのは模試の判定というよりも自習室のメラビアン(自習室での雰囲気)に比例するというのは間違いありません。
#直前期に特に伸びるのは1回自習室に入ったらなかなか帰らないタイプです
③模試の受験とは“地雷探し”である
日頃の自宅勉強や、自習室での勉強では体験できないことが模試ではたくさんあります。会場までの移動、アウェーな環境、ガチな解答用紙への記入、知らない人に囲まれて受ける緊張感などなどです。
そうした模試でしか味わえないアウェーな環境において、「本番でこれやったら落ちるぞ・・」的な地雷をできるだけ発掘することが模試を受ける大きな意義の1つで、そうした意味では、まず模試を受ける前段階で、「『本番でこれやったら落ちるぞ・・』をいっぱい見つけておいでよ。」と言いまくっておくことが非常に塾講師にとっては大切な業務なのであります。
以上の3つのポイントを抑えておけば、少なくとも模試を受ける意義は十二分にあったと言えるでしょう。
そして今日の最後にもう1つ経験上言えることを添えておきます。
今の段階で伸びてるのは基本頑張り屋さんの子なんですが、時期的には“伸びるタイプ”が替わる頃合いで、ここからは気持ちの強い子が伸びてきます。
「受かりた過ぎて落ちるイメージができん」と言い切れるように目の前の1日を頑張りましょう
#天才のエフィカシー
本日は以上です。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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