おはようございます。

 

土鍋を買おうか否かで悩んでいる重本孝です。

 

#調理器具ってマジで使わんようなる・・

 

 

 

 

Z世代の情報源の特徴 〜「最近の若者はテレビを見ない」を痛感している〜

 

 

近頃よく流れてくる闇バイトの22歳の犯人のニュースにおいて、

 

 

【“ホワイト案件”とあるのを信じた】

 

【日給15万円とと書かれてあるのにつられた】

 

【現場に向かう道中でこれは犯罪だと気付いた】

 

【強殺を犯しておいて『僕は何年で出られますか?』と弁護士先生に尋ねる】

 

 

などなどツッコミどころが多過ぎてどうしようもない感じなのですが、これとはまた違う次元で、私の仕事現場においても、最近妙に「いやいや、、、さすがにモノ知らん過ぎやろ。。。」と思うことは増えていると感じます。

 

で、その要因と言いましょうか、もはや一般論として言えるんじゃないかと思うのが、今の若者と我々40代、50代世代とかでは情報の摂取の仕方が違うってことです。

 

「若者のテレビ離れ」が言われてもはや久しい感じすらありますが、これは現場で感じることから言うと“ホント”だと私は思います。

 

昔ってどちらかと言うと学力が高い子は何でも知ってて、学力が低い子ほど“モノ知らん”みたいな感じだったような気がするのですが、今ってあんまりそこは関係ないんです。

 

つまり偏差値高い子でも「え??これ知らん???」みたいなことは結構あります。

 

その要因がやはり情報摂取の仕方だと思うわけなのであります。

 

 

言うまでもなく今の若い子の情報摂取の仕方って「親」、「テレビ」、ましてや「新聞」などからというのは相対的に減っていて、やはりどう考えても彼ら彼女らの情報源って「スマホ」からが大方だと思います。

 

「スマホ」と聞くとどうも直感的には、先述の古典的な情報源とは比ぶべくもないほどの情報量があると感じますし、閲覧できる情報量としては実際「スマホ」の圧勝なのですが、ところがどっこいいわゆる“アルゴリズム”のおかげで、スマホからの情報摂取というのは気づけば自分に“最適化された情報”しか流れてこなくなるという自体が発生してしまうようです。

 

各種SNSやYouTubeにしろ、例えば私とかだったら「受験関連」「野球関連」「食べ物関連」「好きなインフルエンサーが発信したもの」などなどがバシバシ流れてくるわけですが、当然、ウチの生徒さんのスマホなんかには「里崎チャンネル(野球系)」や、最近だとドラフト関連や高校野球の秋季大会の情報なんて1ミリも流れて来ないんです。

 

 

例えば少し前も痛感したのは、都知事選で盛り上がっていた際、教室で「石丸さん」の話題を挙げたときに、てっきり私は「安芸高田市議会でお年寄り議員をボコしまくる石丸さんの姿」は有名なものとして(みんな知ってるものとして)話をしてしまっていたのですが、どうも2/3くらいの子はその表情からピンと来てない様子だったので「石丸さんが安芸高田市長だったこと知らない?」と聞くと「全く知らん」とのことで、改めてスマホを通じて得ている情報の種類の違いを痛感した次第です。

 

この他にも斎藤元知事知らん子も普通に複数いたりするので、これまた改めて「テレビ見てないんやな〜」と痛感しました。

 

 

これは予想ですが、ていうか間違いなく、「今“闇バイト”に引っかかる若者っていうんが問題になっててやな〜・・」みたいな話も知らない子はその成績如何など関係なく普通にいると思います。

 

 

それだけスマホの各種アルゴリズムを通じて提供されている情報、すなわち自分の関心のある話題に囲まれてしか情報を摂取できない環境で暮らしてる子は増えていて、

 

「日給15万円!!」

 

とかいうのを目にした際に「出た!これが噂の闇バイトーーーーー!!!!」みたいなリアクションになる子もいれば、「え!?日給15万???どんな仕事なんやろ?めちゃおいしいやん!」みたいになる子がいても全然驚きません。

 

なんせ後者の子は「闇バイト」なる世界線があることを知らないわけですから。

 

 

このブログの読者様のおそらく大半の方は日頃お子様以外の“Z世代”複数人と毎日のように接することはないかと思うので、今日の話はイマイチ「分かる〜!」にならなかったかもしれませんが、私は最近マジっっっっっっっで今日書いたようなことを痛感してます。


国理社とか授業やってても「これって覚えるとかそんなんじゃなくて普通に生きてたら知ってるやろ、おーん。」みたいなのを間違う子って増えたなと思います。



まあ、「深淵をのぞくとき・・」に近いノリで、こう言ってる私自身も生徒さんから「モノ知らんオッサン・・」と呆れられている可能性も十二分にあるので、若者の文化にも詳し過ぎにならない程度に知識は仕入れておきたいとは思うとります。

 

#SixTONESを「シックストーンズ」言うたらアカン

#最近は子どもたち同士でも文化がパックリ別れてるのでこれもまたややこしい・・

 

 

 

 

 

 

本日は以上です。

 

 

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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