おはようございます。
就活スーツに身を包んで思いつめた表情で教室前を通過した見知らぬ背の高い女の子のイヤホンから流れているのは意外とサンボマスターなのではないかとにらんでいる重本孝です。
#できっこないを やらなくちゃ
受験で問われるのはシンプルに圧倒的な知識であることを理解しよう。
もし、、、
【受験の問題が解ける】=【頭がイイ】
・・になるのであれば、灘中の算数が解けない世界トップレベルの経営者や、大学の理系学部の教授は全員小学生にその頭の出来は劣るということになるやもしれぬのですが、当然必ずしもそんなことはないはずです。
例えば大阪の塾の先生で、最終的に北野に合格するような子たちを教えていても、数学の先生とかだと「わお〜・・まだこのレベルの問題分からへんのかーい!?」みたいな感想を持つこともしばしばあるかと思います。
そしてこの場合も当然のことながらじゃあ北野の子よりも塾の先生の方が“頭がイイ”か?って言ったらそうは言えない確率の方が圧倒的に高いでしょう。
要は何が言いたいのかと言うと、結局入試の問題というのは大量のパターン暗記によってできるようになる、つまりは受験勉強というのは基本的には大量の知識を詰め込む作業であって、成績が取れないのは、少なくともその人にとって必要な勉強量がシンプルに足りてないということです。
ここから目を反らす人を受験産業はターゲットとしているのでマジで注意して下さい。
結局、【演習→結果→分析→仮説→検証実験→経験】のプロセスサイクルを↓
・・くらいに何周もぐるぐる回していく過程で経験が感覚(反射神経)に落とし込まれ、それが解く際の多様な対応につながっていきます。
重本自身の事例が分かりやすいのですが、お恥ずかしながら私は中学時代、五ツ木模試(大阪の公立高校受験生の大半が受ける民間の模試)でせいぜい5科偏差値が55くらいあればいい方の中学生だったのですが、日頃五ツ木の過去問などを授業でたま〜に扱う際に自分も解くと、当然そうでないと困りますが、あちゃ〜・・というミスがあった場合だとて、どの科目も偏差値70を切ることはまずありません。
そしてそこに至るまでのプロセスを振り返ると、残念ながら取り立てて私の頭の出来自体が良くなったとかではなくて、やはりその要因は「パターンプラクティスを仕事柄自動的に死ぬほどやるから」のみとなります。
授業をやっていてもある問題が解けなかった生徒さんって教えてる側からすればシンプルに「まだこれ覚えてないんか〜い!?」とか「まだこれ見てスグにこっちの知識出てくる脳ミソに仕上がってないんか〜い!?」みたいな感想しかありまてん。泣
要は「覚えてないだけ」、、、と。
ですから偏差値(得点能力)を上げていきたければとかく知識を増やすことが肝要なのであり、知識を増やすためには結局は接触回数を増やす(繰り返し似たような問題にあたる)しかなく、その結果振り返ればすごい量をこなしていたということになるのが一般的な学力向上のサイクルです。
なので以前も申しましたように、受験生の人というのはこの時期から、ひたすらに瞬殺できる問題を増やしていくことにますます集中するべきです。
#受験産業の養分になる子が一番理解できていないことなんかなと..
#何事も要点を抑えてるかどうかがデカい
同じ人間であれば【その人の得点能力】=【解ける問題の数】です。
時期的にもここから受験生は互いに現実的な志望校のリングに上がっての努力によるぶん殴り合いとなります。
豊中高校の神大工学1/29の先輩↓
みたいに、「◯高生全員落ちてもワシ1人だけは生き残ったる!!!!」くらいの気合いで頑張って欲しいです。
#pass or death
本日は以上です。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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