おはようございます。

 

とあるサプリの用法を激しく勘違いして毎日4倍の量で飲んでいたことに気づいて急に自分の肝臓が心配になってきた重本孝です。

 

#1年以上その飲み方してた..

 

 

 

 

 

もはや当たり前過ぎて特段取り上げられることすらないけど受験勉強において超大事なこと。

 

 

これは塾講師であれば誰でも知っていることだと思うのですが、学校や塾で言われる“勉強”というのは暗記力が非常に大事で、小・中学生レベルだと努力以前にまずはこの現在持ち得ている暗記力が成績にめちゃくちゃ大きな影響を与えているのが現実です。

 

これは違う言い方をすれば、特に中学受験、高校受験においては、

 

①暗記能力の高い怠惰な子

②暗記能力の低い真面目な子

 

において、①の子の方が成績的に勝ってしまうということもあるということです。

 

#ここを無視すると生徒さんに過度のストレスを与えることも起こり得るので気を付けて下さい

 

 

ただ典型的な①タイプの度合いが過ぎると中学受験、高校受験でコツコツ努力することを知らないまま結果が出てしまい、それが潜在意識に染み付いてしまって大学受験戦線など、いつかコツコツしていく必要性に迫られた際に苦労するので、個人的には暗記能力が高ければ良いことづくしだとも思えず、難しいな〜・・とは思っています。

 

 

さて、そんなこんなで本題なわけですが、今日ここまでで述べてきましたように、受験勉強においてはとにもかくにも「暗記」が重要である以上、まずは学年に関わらず、中高生の子たちに強く意識して欲しいのは、これ以上ないくらい当たり前なのですが、

 

「覚えなしゃーないこと」を完っっっっっっっっっっ璧に覚える!

 

、、ということです。

 

 

ただここで注意なのはひょっとしたら人によっては「完璧に覚える」の定義がユルいということもあるのではないか?ということです。

 

 

要は「完璧に覚えている」の定義を「反射神経に刻み込まれている」に設定しようね、、、、、、、と、そう言いたいのであります。

 

例えば高校生の英単語でadapt、adopt、adeptとか、attribute、contribute、distribute、あるいはrespectfulとrespectableなど、初学者からすれば「う〜ん・・ややこしい、、、」みたいなのってあって、確かにそれぞれ学術的・語源的アプローチや語呂合わせ的な覚え方などあるのですが、絶対王者の受験生と今ひとつ1.5流くらいまでのところで伸び悩む受験生との違いってこういったところにあって、言うまでもなく前者は無量大数練磨によって反射神経のレベルに知識が落とし込まれているのに対し、後者はそこで少し「(覚えてはいるのだけれど)思い起こす」という作業があるんですね。

 

#微差が大差

 

 

また、単純暗記でなくとも、例えば自分がふだん見ている中学生の子たちの理科なんかで、「露点」に関する問題なんかは苦手な子は中3の2学期に入った頃でも全然苦手だったりするのですが、これなんかも、露点温度の表と、問題文の「部屋の気温が25度で湿度が40%のとき、コップに水滴がつくのは氷水の入ったコップの表面温度が何度になったときですか?」みたいな表記を読んだら、、、

 

 

①1秒前後で表から「てことは今空気中に( 1㎥あたり)○gの水蒸気が飛んでてそれが“飽和水蒸気量”になる温度は・・」と反射的にイメージできる子

 

②脳内が「・・・・25度。・・・・40%。・・・コップに水滴。・・・・え〜・・ということは露点が、、、え〜・・」みたいになって結局解けなくはないんだけどめっちゃ時間かかる子

 

 

とかに分かれるんですが、決して「サボってる」みたいなタイプではないけれど、今ひとつ伸びてこない子っていうのは、例え②の状態であっても書いた答えがあってれば、そこのところをそれ以上は問題視(深掘り)しない傾向にあると思います。

 

#要は自分を追い込み切れてない

#リーズナブルな完成度

 

 

ですからやはりそこで

 

 

「完璧に覚えている」の定義を「反射神経に刻み込まれている」に設定する

 

 

という意識が大切になってくるのであります。

 

 

 

スラムダンクで有名な・・・

 

 

↑このシーン(相手のラフプレーで片目が腫れて遠近感がつかめない状態の流川がジャンプシュートを決める)なんかは、受験にも言えて、模試や教室での過去問演習のような合否が懸かってない試験だと結果が出るのに、入試本番という名のその日のたった数時間で春以降の運命が決まる“圧”が乗ってくる試験で脳のキレ味が縮こまったりする現象はまさに「何百万本も打ってきたシュートだ。」のように、その日に至るまでにどれだけの繰り返しを積んできたかが大きいです。

 

明確な目標を掲げつつも、模試の数字を見る限りはキツそうな受験生が、その後本番までに引き続き人間をお辞めになられた努力をして、最後にはやはり受かってしまうというのは結局は「必要な手順・判断を体で覚えてる(緊張してようがそんなの関係ねぇー)」、「自分の手に負えない問題の見極めも体が覚えてる」といったことが合格の支えになっているところが大きいでしょう。

 

 

そんなわけですから、どうか現在学力増強に勤しまれている学生の皆さんは

 

 

「完璧に覚えている」の定義を「反射神経に刻み込まれている」に設定する

 

(簡単に言うと本番までにクレイジーな量をこなして「絶対に受かる」水準だけを目指した勉強をする)

 

 

ということを意識して日々自習を頑張ってみて下さい。

 

#それで中3の子は文理学科に受かって、よかったら究永舎に来てね


 

 

 

本日は以上です。

 

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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