おはようございます。

 

高校生20人のクラスで「一千万円もらえるんなら残りの半年“この頭”で学校通ってもいいっていう人ー?」とたずねると1人しか手を挙げなかった重本孝こと人が一千万もらってもやりたくないことを10年以上続けているやつです。

 

#「1億」だとあと2人ほど手を挙げたが..

 

 

 

高校受験という名の今そこにある危機

 

 

 

究永舎は2014年シーズンより大学受験講座を本格的に開講したわけですが、それから10年経った当時と今とでは高校受験に対する感覚は180度どころか360度変わりました。。。

 

#え〜っと、とりあえず変わりました

 

 

端的に申せば、10年前までというのは「いかに中3の子たちが希望する高校に合格してもらうか?」にその意識は集中していたわけですが、今は「いかに中3の子たちに高校生以降も難関大受験に挑める体質になってもらうか?」に意識が集中しています。

 

誤解を恐れず言えば、今というのは高校受験での志望校合格というのはあくまで難関大受験への手段であり、教室、および塾講師としての仕事の到達地点という感覚は全く無いということです。


 

北摂の高校で言えば、北野高校ならなんとなく東大や京大や阪大、豊中高校ならなんとなく阪大や神大など、そういった水準の大学に行ければ・・みたいなイメージは大半の入学者に大なり小なりあるかと思います。

 

しかし実際は北野の場合で、例年、1学年から東大京大阪大に進学するのは浪人して翌年に合格した人を含めても半分いるかどうかですし、豊中の場合だと京大阪大神大に合格する人はこちらも浪人して翌年に合格した人たちを含めても1学年で1/3〜1/5くらいです。

 

 

この事実をご確認頂いただけでも、高校受験と大学受験のダブルで「できたらこうなればイイな・・」の展開に持っていくことがいかに難しいかが伝わるかもしれません。

 

 

では、それだけ多くの人、しかも勉強が得意だった人たちがそうやって思うような展開にもっていけない主な要因って何だろう?ということなのですが、私は現場での経験から、それは以下の3要素が大きいと思っています。

 

【大学受験が「きっつーー・・泣」になる3大要素】

 

①そもそも大学受験の実態を分かっていない。(受験産業の受験産業による受験産業のための大学受験のイメージで考えてしまい、まんまと受験産g..[以下省略] )

②「やれば伸びる」の想定基準が高校受験にそのイメージを引っ張られているため、人工甘味料アセスルファムKの100倍甘い。

③多くの高校生が「生涯で一度もやったことのない努力量」を前提とした受験ライフをイメージしてしまう。

 

 

・・だいたいこれらが私の知る範囲での、涙のキッスみたいな大学受験生全般に共通する要素なのであります。

 

言ったら、六甲山くらいしか登ったことのない人が、「エベレストとまではさすがに言わないすけど、できたら・・・・・キリマンジャロぐらい登頂したいっすね。」みたいなことが勉強してない進学校の高2や高3の子と話すと95%くらいは発生して、もう塾講師としては紫式部みたいな顔になるしかないよねと。。。

 

 

#逆に高校受験でこの現象(“紫式部になる”ではない)はほぼ発生しない

 

 

そんなわけですから、逆に言ってしまえばこうした“勘違い”を未然に防ぐことっていうのが結構大事であるというのが言えるかと思います。

 

そこでこうした大学受験3大勘違いを起こさせないために、、、っていう話なのですが、そもそもこれがめちゃめちゃ難しいです。


 

 

ただ、経験上、、、、

 

①難関大に現役で合格した兄ちゃん・姉ちゃんがいる or 進学校入学後成績がどえらいことになって結局大学受験では厳しい結果になった兄ちゃん姉ちゃんがいる。

②①の環境にはないが、中学の頃から3大要素に対する本来あるべき正しいイメージ(進学校上位の人の共通要素)を刷り込まれて、高校受験の段階から大学受験と同じスタイルで受験に挑んでいる。


#この①②についてまた後日詳細を書きます



・・といったことは割と役に立つというのは、この10年で私が強く実感していることなのであります。

 

あとは言うまでもなくウチの高校生理系科目のサポーターをやってくれているこれまで塾に通ったことのない、通称:受験産業の敵こと京大のS氏や阪大のY氏に代表されるような、才能もさることながら、何よりも生活習慣の天才的な人、あとそれに数学や理科が大好きで放っておいても勝手に勉強しちゃう人なんかも大学受験では圧倒的にサクセスし易いと言えます。

 



 

塾講師としての私のこの10年というのは、まさに・・

 

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②①の環境にはないが、中学の頃から3大要素に対する本来あるべき正しいイメージ(進学校上位の人の共通要素)を刷り込まれて、高校受験の段階から大学受験と同じスタイルで受験に挑んでいる

 

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のカタチを実現し、いかに大学受験で生徒さん・保護者様に最後お喜び頂いて卒塾して頂くかに頭を悩ませ続けてきた10年であると言えます。

 

そういう意味では高校受験もやはり難しいです。

 

 

まだまだ理想には届きませんが、この10年の経験が現在かなり生きているというのは主観的ながらも実感していますので、今後も引き続き自身のそうしたスキルを磨いていきたいと考えています。

 

 

 

 

本日は以上です。

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

ご興味のある方はコチラ。

 

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究永舎 大阪 北摂 豊中市にある

高校受験・大学受験で連勝を目指す教室