おはようございます。
チャリ鍵が見つかった重本孝です。
#洗濯網の中にあった
“受験産業の敵”たちに「高校生のときって何時に寝てた?」と聞いてみたら・・・
大学受験では決定的なマイナス要素となるものがあっても、中学受験、高校受験までは通用するということはよくあります。
そのうちの1つに「時間への意識」が挙げられると思います。
これまでの自身の塾講師生活で、進学校の高3段階で成績が上位の子というのは往往にして寝る時間と起きる時間が固定されている場合が多いです。
#例外はお2人ほど思い浮かびますがいずれも灘の子でどちらも現役で東大行きました爆
個人の観測範囲では、まず自習室の様子として、「集中力エグイな・・・」と思わされる子で、聞くと、日をまたいで寝てる子ってまずいませんでした。
そんなわけで昨日、我らが“受験産業の敵”として、来年の小学校の社会の教科書に載るらしい、塾無しで北野から現役京大理学部のS氏と、同じく塾無しで豊中から現役阪大工学部のY氏それぞれに
「高校生のときって何時に寝てた?」
・・と聞いてみたんですね。
#もちろん答えは分かってましたが苦笑
するとY氏(豊中・阪大)
「だいたい24時頃ですね。それくらいには絶対寝ないと、特にテスト前は5時半に起きてやってたので。苦笑」
次にS氏(北野・京大)
「23時です。ただ部活がオフの休みの日は1時間くらいいつもより多く寝てたので7時半くらいに起きてました。笑 だいたいそれが高1高2で、高3になったら受験あるんで起きるのは5時半にしてました。」
・・とのことで、それは今のような休み期間も関係ないそうです。
あと、ついでに学校の“授業中の眠気”についても聞いてみたところ、2人とも
「受験に関係ない科目とかはたまに眠くなるときはありましたが、英数理などは無いです。」
みたいなことを言っていました。
結局、固定された就寝・起床時間による安定的な睡眠時間の確保が日中の集中力と、起きてから寝るまでの脳のスタミナにつながり、それゆえ学校の授業や放課後の勉強時間を有益なものにできているということなんじゃないかと思います。
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3年前の先述のY氏のお兄ちゃんが出てくる記事・・
これだけサクセスする人間の型みたいなのが時代を問わずパターン化されているジャンルも珍しいです。
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あとS氏の「・・起きるのは5時半にしてました。」に私が「しょえーーー・・・」となっていると、彼はさらにこう言っていました。
「でも、受験前は(北野の)学校の先生に頼んで朝の6時台に学校に入って勉強してる人もいました。」
正直この仕事をしていて超進学校のこのレベルの逸話ってこれまで枚挙にいとまがなくて、どうしてもそこまで勉強するぞ!ってなれない子たちにも、そういった事実は知っておいて欲しいです。
あとは、受験が終わると、さも「合格させた!」「○大に○名送り込んだ!」と言わんばかりに宣材に使いまくる受験産業の大人たちにももっとそういったことは知っておいて欲しいなと。
とりあえず24時間のうち大半で脳が十二分に稼働していない高校生たちへの勉強面へのアドバイスとしてはスーパーファビュラス夜型人間の私の代わりに窪塚洋介さんのこの有名なセリフを送りたいと思います。
勉強法が間違ってるって言ってんじゃないの。
寝る時間が間違ってるって言ってんの。
わかる?
本日は以上です。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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