おはようございます。
43歳にしてガチで自転車のカギを失くした重本孝です。
#めちゃ不便w
むしろ北野高校より豊中高校で得られる(かもしれない)メリットについての覚書。
高校1年生は1学期が終了し、私の手元には続々と生徒さんから成績表が届いております。
実際の分布表を見て頂くのが一番早いのですが、、、、まあ、それはまた学校から電話がかかってくるといけないのでやめておきましょう。爆
#いつぞやの記事を参照・・・しないこと
いずれの学校の分布表を見ても、この時期ですでに欠点を取る子が大量発生しているのは昔からのことなのですが、その中でもやはり特に北野の分布表についてはそのエグ味が一段と、、、否、七段くらいエグいよと。。。
感覚的ながらももう少しだけ具体的に言えば、例えば馬渕のSSSTの常時最後尾に座っている子が、北野に入学後毎日“ふつうに”勉強していても真ん中の順位になったり、100番以内にも入れないなんてことは余裕で起こり得ることで、中学生の子はそのあたりのことはよ〜〜〜く理解して入るべしべしな学校であると思います。
そんなわけでこれは意見が割れるかと思うのですが、例えば仮に北摂の中3の子で「北野には入れるかもしれないが、どう考えても『東大京大受かってやる!』までのテンションにはならない・・阪大に入れたら万々歳。」と思っている子であれば、むしろ北野という環境のデメリットも浮かび上がって来ざるを得ない・・・なんてこともあるんじゃなくなくね?と思うことがあったります。
ではそのデメリットとは何でしょうか。
それは、仮に豊中に入っていればまだ100番以内や50番以内などで生徒さんも保護者様も精神的に余裕のある状態で受験時代まで過ごし、部活引退後に一気にラストスパートで予定通り阪大に合格できるところを、北野に入ったが故に、豊中に入った場合と同じ生活を送っていては1年生の頃から日頃の各種校内テストで、どエライ点や立ち位置を取り続け、生徒さんの気持ちはずっとテストの度に重いし、保護者様によっては「こんなんでどうすんの!?」と本来の目的(阪大合格)からすれば不要な動揺や焦燥に苛まれ、場合によってはそれでお子様との関係も険悪になり易くなってしまう・・・なんてことも起こるかもしれないということです。
#どんな成績でも気持ち折れません!の生徒さんはオッケー牧場
#どんな成績取ってきても本人の問題やから何も言わんし空気にも出さん自信アリまくり男の保護者様もオッケー牧場
特に「この生徒さんのこのポテンシャルで、日頃の過ごし方がこんな感じで、それでこの時期の北野高校でこの立ち位置だとすると、大学受験の展開であれば今後こんな感じが想定されます。」みたいなことがスグ分かる塾の先生って、(北野に限らずですが)意外と探すのは簡単ではありません。たぶん。
つまり、北野に入学後、毎回のテストの度に“松田優作状態(高校生100パー分からん)”になったらなったで、
「・・・で、成績が(良くても悪くても)現状の成績なのは分かるとして、これって今後・・・・?????」っていうのをすぐに知り得る手段が実は意外と無いまま高校生の子は時を過ごすことが多いということです。
現状から予想される展開を伝え聞いた上でどうするかはその生徒さんの意志次第ですが、そもそもの「現状をどうとらえておけばよいの?」っていうのが「よう分からん」という状態はカーナビで言う所の現在地と進行方向が共に不明の状態なのであります。。。
ちょっと中3生の方には怖い話に聞こえたかもしれませんが、北野と豊中ってやっぱり毎年の大学進学実績分だけの差というのが、入学後のテストの違いにおいてありますから、あくまで大学受験だけでの観点ではありますが、「阪大行けたらイイな〜・・」だったら、(もちろん甘くはありませんが)豊中でまずまずの点と立ち位置を取りつつ、北野に入った場合よりも気持ち的に余裕のある生活をするというのも1つなのかな?って、双方の学校の成績が上中下の生徒さんをこれまでや、現在も見ていてそう思います。
例えるなら野球をやってる中学生が「絶対に大阪から甲子園に行きたい!」だったらとんでもない熾烈な競争覚悟で大阪桐蔭がいいと思うのですが、「そこそこ自信はあるので大学も野球の推薦で行きたい!」とかだったら自分が試合に出られる確率がより高い学校でもいい、、、というか、3年後の目的次第ではむしろそちらの方が良いのではないか?・・・みたいな見方もあるよねという話でした。
#あくまで大学受験の観点だけでの話ですよ
特に北野高校というのは高校受験の塾であれば大手に限らず可能性のある生徒さんには煽ってケシかけるオススメされる場合が多いと思うのですが、「この子が無事に北野に入ったとして、その後って・・」っていうのはできれば予想をつけた上で中3の子には決めさせてあげたいところです。
#たぶん日比谷とか翠嵐でも同じようなことは言えると思いますです、はい。
本日は以上です。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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