おはようございます。
X上で選挙後の石丸氏のふるまいについて一過言ジジイたちが雨後タケで大量発生しているのを受けて私もいまさらながら話題の各局のインタビューを見てみたのですが、ほぼほぼ通常運転の石丸氏がそこにはおられ、ただただお年寄りと若者のSNSの分断を痛感した1981年生まれの重本孝です。
ちなみにお年寄りたちはこぞって「石丸氏を推すなんて今の若者は大丈夫か?」みたいなスタンスなのですが、もちろん大丈夫じゃないです。
その“自分たちの世代が生きる日本が全然大丈夫じゃないこと”をなんとなく世の中の空気感から感づいている若者のほとんどっていうのは、たぶん石丸氏の政治スタンスなんてそこまで分かっていないかもしれません。(そういうのを期待して支持してるわけじゃないと..)
単に生まれてこの方不景気な日本しか知らないが故に、高度経済成長やらバブルやなんやとポイントポイントでお金を貯められる時期があったにも関わらず、なお若者から各種お金の徴収をエスカレートさせる政治、および世代への怒り・憎しみの代弁者として“ああいうキャラクター”である石丸氏を推したいのだ・・・みたいな感じじゃないのかなと。
要は令和の若者の心にさえも今なお眠る行儀よく真面目なんてクソ喰らえな尾崎豊の亡霊が“石丸推し”に拍車をかけている、、、、、って浜学園の小学生が昨日言ってました。
#石丸さんのバズってる動画って全部お年寄り議員をシバいてるとこばっかり
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英検準1級も取ったし「もはや高校受験で塾いるんかな?」な中3の方へ
高2の受付について
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えーと、、、本題です。笑
「一般論」VS「生存者バイアス」の区別も大事だが・・
塾の先生をそれなりに長いことやっていると、「一般論」と「生存者バイアス」の区別みたいなのがそれなりにつけられるようになる・・・と思います。
こんなこと言ったらまた中学受験界隈が大阪府警なのかな?というくらい怖いのですが、個人的には例えばかの有名な東大理Ⅲ兄弟の佐藤ママさんとかは典型的な生存者バイアスだと思っていて、あれを意識して子供をぶっ潰してるお家はそれなりにあると私は思ったりしますし、あとそれと、河野玄斗くんのお母さんの「子どもを勉強好きにさせる方法」などなど、どちらも素晴らしい取り組みなのだと思うのですが、ただ、、、、、、、、なぜそれらと同時に、何よりも両家ともにお父さんが東大出身であることはそんなに触れられないんだ?っていうのはよく思います。
#はい、今日はまだ何も読んでないよ〜
要はこういう子がこうやったらこういうプロセスを経てこんなところに合格しましたよ・・・っていうのが「一般論」としてだいたい成立するのか、あるいは単なる「生存者バイアス」に過ぎないのか、、、っていうのはすごい大事で、そこのところは個人的にはこの業界に入った初期の頃からずっと意識してやってきましたし、その経験値がなんとなくこういったブログや保護者様との面談における底流にあって、そこに嗅覚が働いた方が今もこうして日々ブログをお読み下さったり、ときとして実際に究永舎にお通い下さったりして頂いているんだと思います。好きです。
・・で、こうした文脈で語ってきますと、「なるほどね。要は“生存者バイアス”でしかありえないものをあたかも“一般論”みたいに思って真に受けちゃダメよ!と言いたいんだな・・」という話になりそうなのですが、実は今日メインとして言いたのは、、、、、
特にこの時期の大学受験生は一般論を真に受け過ぎちゃダメな場合もあるよ!
・・・なんですね。
#はい、どうぞ↓
これはちょうど昨日高3生に話したのですが、今の段階で「職業:自習狂」に孵化されている方はよいのですが、今に至るまで呑気に来ちゃった人って、めっちゃ遅いことにいまさらながら「大学受験生こうあるべし!」・・みたいなイメージと、そうなりきれない自分とを無意識的に比べてシンドくなっちゃう人がいるんですね。
なのでいつも書きますように、確かに何でも“水準”は知っておいた方がよいのですが、あくまでそこはみんな人間なのでみーーーんながみんな同じようにはできないというのもまた1つの真実なんです。
そんなわけで、これは高1や高2の子にも言えるのですが、「そろそろ受験に向けてやろうかな・・」っていう立場の人は、まずは1番に
継続できる形を模索すること
・・に重きをおいて欲しいと思います。絶対に最初の一歩はこのことを意識して下さい。
#仮に友だちに流されて花火を見に行くときですら単語帳は絶対に持っていって何個かは覚えて帰ってこよう
#そして来年こそは花火は絶対に我慢して合格しよう
だいたい凡人にありがちな失敗というのは勉強計画とかを考えてる時は気持ちが高揚して「だって夏じゃない!」とTUBEの前田さんみたいなテンションになるのですが、悲しきかな凡人はそこがテンションのピークで、その後はそれが実行できない自分にため息・・・「嗚呼、夏休み、、、」みたいなノリになると思います。
#ガラスのメモリーズ
なので、「さすがにこれすらできひんかったらオレ(ワタシ)はアオミドロ未満・・」と自分でも思えるくらいの超絶低いハードルを設定して、とにかく毎日継続することを目指して欲しいです。
どれだけある日の1日に12〜15、6時間猛勉強してもその後1週間スマホばっかり見てたらたいがいのことは忘れますが、逆に1日1〜2時間程度問題を解いたり調べたりしただけであっても、それを次の日に復習して、その後毎日自習しつつ、1週間前後してからまた復習などしようものなら、着実に知識は定着します。
なので、とにかくどれだけ習慣レベルとしては低いところからのスタートであっても、まずは
継続できる形を模索すること
・・を意識しましょう。
#めっちゃ雑な言い方したら「あれやこれやもがいてるうちに自分のスタイルが出来上がる」ってこと
本日は以上です。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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