おはようございます。

 

こういうの↓を見ると・・

 

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学校の先生をやっている教え子たちが少し心配になる重本孝です。

 

#みんな優しい子ばっかりなので・・

 

 

 

 

#リブログありがとうございます!!!!!!

 

 

 

 

 

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英検準1級も取ったし「もはや高校受験で塾いるんかな?」な中3の方へ

 

 

 

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難関大学を意識した勉強と難関高校“だけ”を意識した勉強の違い。

 

 

これはかつて自分自身が指導者として犯していた過ちでもあるのですが、難関高校だけを意識した勉強って結局難関大学受験という観点からすればデメリットになることが多いです。

 

今なら分かるのですが、高1〜高3をどんな感じでいくのかとか、その子がハマりそうな落とし穴としてはどういうことに気をつけるべきなのか(どうしようもないものもあります)とかっていうのは中3の高校受験の時期にはおそらく読者の皆さんが思われるよりもだいぶとハッキリしていたりします。

 

実際高1クラスで、中3の頃に私から直接生徒さん(よく自習に来ていた子)や、面談の機会に保護者様に「とりあえず高1のスタートはこれくらいからになると思います」とお伝えしていた子って、たぶん全員先日のテスト結果に記されていた順位(最近は学校に聞けば教えてくれます)は外してないと思います。

 

 

難関大受験には【意志・才能・継続力・戦略・逆境耐性】がおおよそ必要だと私はいろんな生徒さんを見ていて思うのですが、公立高校受験レベルだと・・・

 

意志:△

→選択肢が少ないので本人の意志がそこまで無くとも自動的にゴールが決まってくるところがある

 

才能:◎

→残念ながら先天的な記憶力に結果はほぼ比例する

 

継続力:×or△

→短期記憶が得意であればあるほど瞬間最大風速勉強で結果を手にできてしまうところがある

 

#昔の自分はこの危険性を分かってなかった

 

 

戦略:×or△

→科目の優先順位はあるが受験科目や配点がみんな同じなのでそこまで明後日の方向を向いた努力をやってしまう確率はかなり低い

 

逆境耐性:?

→上位進学校の子ほど、小中と常にあった勉強面での優位性(精神的な余裕)が高校に入って生まれて初めて担保されない状況となり、これまた生まれて初めて「追う立場」や「追い抜かれる立場」になったことで、意外と精神的にふんばりが効かないことに気づかされることがある・・・が、しかし高校受験レベルではまだそのことに気づける機会がない

 

 

・・以上のような感じ、すなわち難関大受験に必要なものがたいがい無くっても上位の高校をクリアできちゃう子って珍しくないんです。

 

これが“3年後の受験”になってくると、自身の記憶力のみでねじ伏せることができる子ってヤンバルクイナやヤマンバギャルぐらい見つけるのは大変で、どこを目指すかにもよりますが、どれっっっっっっっだけ記憶力があるタイプの人でも最低でも半年は「継続力」を発揮しないときっつーな結果が待ちます。。。

 

#努力型に切り替われないのが天才型の最大の弱点

 

 

・・これは中学受験でも高校受験でも言えるのですが、大学受験では通用しない手法でも通じちゃうことがホントに結構あったりするので、最終的に難関大に入りたい希望があるのであれば、誤解を恐れずに言えば7〜8割くらいのテンションの勉強(要は無理なく継続できるテンション)を高校受験だったら中3の夏〜秋あたりから毎日続けるような姿勢で取り組み、高校以降もそれが継続できるのが一番どの高校に進学する子にとっても汎用性が高い目指すべき受験の形かな〜・・と思います。

 

 

余談ですが、先日も浜学園の下のセブイレのコピー機でママが模試(?)のコピーを取りながら、「アンタ!!!絶対これの直しやってから寝るねんで!!!!」と全盛期の岩下志麻さんバリにドスの利いた声でそばにいる男の子に叫んでいたのを見て夏がはじまった合図がしたのですが、正直、、、その後の男の子の、、、、

 

①中学受験終了

②入学後鬼速で英語を中心にヤヴェー状況になる

③塾に入れられる

④成果が上がらず転塾を繰り返す。この頃から徐々に子どもの体もデカくなり小学生時代にはなかった自我が発揮され始め手に追えなくなる

⑤私立中でヤッヴェーゾな成績の生徒に対応してくれる理想的な環境というものが実は受験産業にはほぼ無く、いよいよ万策尽きた状態に・・。さらにこの頃なぜか理系を選択。

⑥大学受験を意識する頃になっても親の意向で理系国公立志望

⑦共通テスト後に出願できる“ネームバリューのある国公立大学”に出願できる気配もなく、ナメにナメ倒して関関同立を出願するも敢え無く全滅。なお小学校時代遊び倒していた、当時はまだまだ子どもっぽかった同級生たちの一部が京阪神合格、および「は?あの子が?」の子まで関関同立に合格したとの話が耳に入ってくる。

⑧駿台大阪校に入学

⑨予備校でできた似たような友達とゲームor緑地公園でキャッチボールorフットサル場でサッカーに興じるなど、見えない自由が欲しくて見えない銃を打ちまくる日々..

⑩最終的に偏差値50前後帯の私立大学に進学

 

 

・・・まで見えてしまって、もうこれ↓歌うしかなかいよねと。。。

 

 

 

 

#これ書いてるヤツ親子に謝れ

 

 

 

 

 

とにもかくにもホントに大学受験までを意識するのであれば先ほども申し上げましたように、7〜8割(もちろん続けられるのであれば9〜10割でもよいのですが)くらいのテンションで毎日継続的に勉強をしてもらう形で入れる高校に入って、高1の夏休みや夏明け以降も、なお自習が継続できているというのが一番多くの子にとってやりやすいんじゃないかと思います。

 

#高校受験の段階で無駄に圧かけてやらせちゃダメ

 

 

まあ、、、、、この辺の自身の価値観(塾講師としての指導観)の変遷は話せばカラマーゾフの兄弟になること必至なので省略するのですが、とりあえず今日書いたように、高校受験においては高校生以降も継続できそうな自習の形を確立するというのが数々のホロ苦い経験から非常に大事だと私は思ってます。

 

 

 

 

本日は以上です。

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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究永舎 大阪 北摂 豊中市にある

高校受験・大学受験で連勝を目指す教室