おはようございます。
最新のハーゲンダッツを毎回自習室にバラ撒く重本孝ことただのスイーツパラダイスです。
#他の塾が広告宣伝費に当てる経費をブログのおかげでオヤツに回せてますw
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受験も就活も進路選択で立ち往生する人はひょっとしてコレかも・・・
仕事柄、人の「進路」というものに立ち合うことが日常となっております。
「進路」および「岐路」と言ってもいいかもしれません。
また決して多くはありませんが、これまでに何度か社会人になった卒業生から連絡があり、その子の“今後の進路”についての話をともにする機会もありました。
そうしたことを繰り返すうちに「岐路」のド真ん中で立ち往生してしまう人には結構共通するポイントがあるなあ〜・・とここ数年では思っています。
ではその共通するポイントとは一体何でしょうか?
私はそれは以下の2点であると思います。
①基本優秀で社会全体から考えると恵まれておりそもそも選択肢が豊富
②ゆえにその豊富な選択肢の中から「正解」を選ぼうとする
・・みたいな感じです。
「進路」に悩む人で違う状況の人ももちろんいるとは思いますが、掲げた①②に該当する人は特に進学校の生徒さんで志望校に悩む人などには多い傾向なのではないかと私は思います。
#よくあること
ただ、このピットフォールにハマってしまうとそりゃあなかなか次の一歩は踏み出せません。
なぜならある1つの進路がどういった進路なのかっていうのは実際に通過した後に振り返って初めて見えてくるものだからです。
まさにスティーブ・ジョブズ言う所のConnecting the dots(コネクティング ザ ドッツ)です。
You can't connect the dots looking forward. You can only connect them looking backwards.
未来を見て点をつなぐことはできない。
できるのは過去を見てつなぐことだけだ
また、切り口は変わって、ミスチルの桜井さんがライブでカバーしたことでも有名な乃木坂46の「きっかけ」という歌の中で、かの秋元康さんはこのように歌詞を紡(つむ)いでいます。
決心のきっかけは 理屈ではなくて
いつだってこの胸の衝動から始まる
流されてしまうこと 抵抗しながら
生きるとは選択肢 たった一つを選ぶこと
「決心のきっかけは理屈ではなくていつだってこの胸の衝動から始まる」というシンプルな一節に、単純な私などは初めて楽曲を聞いた際には本当に共感させられました。
ここで非常にショボイ例で申し訳ないのですが、自分自身の体験としても「塾講師を自分の仕事としてやっていこう」「自分の教室を持とう」というのは、その当時何か理念めいたものや社会貢献、どれだけ儲かるかなどは考えておらず(考えてたらさすがにこの時代に個人塾はせんでしょう・・)、ただただ「やってみたい」・・・というこれだけでとりあえず「行ったれ!」みたいな感じでした。
「自分は塾講師に向いているのではないか。」とか「自分で教室をやればかなりの確率で上手くいくだろう。」など、最初の「やってみよう。」の段階では1ミリも思いませんし、なんなら豊中のこのエリアで教室を開校したのは当時の類塾、それに馬渕教室、駿台、河合、東進となんでもあったので「失敗するなら最速で失敗できる(最速で次への道を行ける)であろう」と考えたからでした。
つまり「上手くいく」「正解はこれだ」・・・というよりもとにもかくにも「やってみたい」「気持ち的にやらざるを得ない」という謎の燃料を起爆剤とした見切り発車です。
ただそれでもこれの良いところは言葉による理屈ではないので他の理屈で進路先を覆されることがなく、発車したら結構勢いでズンズンいけちゃうところだと身をもって実感しました。
実際会社を辞めたとき私は自身の口座に40万円しかなかったのですが勢いと運だけで多方面から合計850万集めて究永舎を初めました。なお、ちょっとだけ昔よりも分別がついた今だったらそんなことをできません。苦笑
#なぜ40万しか無かったのだろう...
当然ながら現状を成功かと言えば、まあ、成功ではないでしょうけれど、自分的には「まあこんなもんじゃね?」程度の心地よい達成感と「あと、まだもうちょいイイ感じにできんじゃね?」っていう高揚感みたいなのはいつもあります。
「正解」など考えず「やってみたい」を選んで良かったと個人的には思ってます。涙
#マジでみなさんのおかげです。
#ホントにありがとうございます。
とにもかくにも現在「岐路」にて絶賛立ち往生中の人は一応念のため
「“正解”みたいなのを選ぼうとする視点になっていないか?」
「本当に“やってみたい。”と思っているか?」
という問いを自分に向けるのもアリなのかもしれません。
説得力に自信がないのですが、「進路」って決してプラモデルのように「このパーツとこのパーツをここでこう組み合わせて、、、最終これが完成形!」みたいなものでは決してなくて、「進路」ってこう・・・なんていうか、いわば「絵画」のようなもので、ざっくりとした方向性だけでなんとな〜〜〜〜く描いていって、線を足していって、濃くしたり薄く描いたりしながら徐々に形になっていき、適当なところで「まあ、こんなもんやろ。」みたいな着地点があるだけなんじゃないかって私は思っています。
生徒さんや就活生さん、現在、絶賛社会に揉み揉みされ中の社会人の皆さんからすれば
正しい道を行こうとするから苦しくなる。
自分の道を切り開くと楽しくなる。
(出典忘れた・・泣)
一方で、それを見守る保護者様や学校・塾の先生からすれば
正しい道に行ってくれと思うから苦しくなる。
自分で道を切り開いてくれ思うと
応援だけしたくなる。
非常におこがましいのですが、個人的にはこんな具合かな〜・・・と思ってます。
良かったら卒業生の子はまたいつでも連絡くれたら嬉しいです。
本日は以上です。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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