おはようございます。
万博のキャラクターである「ミャクミャク」を見て「せんとくん」を初めて見たとき以来の何かを感じ取った重本孝です。
あと話変わるんですけど、これ↓
今自習室で女子たちにめちゃ人気あります。
残念ながら私は今現在夏期講習に向けて絶賛減量中なので食べられないのですが、食べてみたらやっぱり美味かったです。爆
そしてこちら↓も引き続き人気ッス。
#ハーゲンダッツとカレーはマジで不味いのない
◾️◽️◾️◽️◾️◽️◾️◽️◾️◽️◾️◽️
◾️◽️◾️◽️◾️◽️◾️◽️◾️◽️◾️◽️
さて、何のブログか分からなくなる前に・・&リブログありがとうございまーす・・・からの本編です。
参考書と問題集は読書と同じで難しければ「退く」簡単なら「レベル上げる」の精神で。
読書の投資効果を表現した言葉として、
「本1冊へのたった千円〜数千円の投資で、その後の人生にずっと影響を及ぼす一言や一行に出会えたのであればこんなに費用対効果の高い投資はない。」
みたいなのがあります。
実際私はこの考えにめちゃめちゃ共感していて、究永舎という教室自体がこれまでに私が本から受けてきた影響を多分に反映させたものとなっているというのは間違いありません。
そして実はこのことは「参考書」や「問題集」、英語で言えば辞書などにも言えると私は思っています。
私の授業もこれまた幾多の参考書のパクリの集積で、もはや今喋っているのはどの参考書のどこに書かれていたことだったのかなどは自分でも分かりません。
ただ、「参考書から大きな影響を受けた」ということであれば、私自身の一番大きな経験としては迷わず
こちらを挙げたいと思います。
この本は間違いなく、生まれて初めて「参考書というものに“その後”を変えられた体験」となったものであります。
ただ面白いのはこの本って1回買ってその後1年くらい部屋に放置してたんですね。
たぶん1年以上は買って以来手にも取ってないし視界にも入れて無かったんじゃないかと思います。
当時の私と言えば受験生ではなくすでに塾のヘボ学生講師で、将来的に、当時アルバイトをしていた大手塾で灘高を目指す子たちを余裕を持って担当できる講師になろう!みたいなビジョンで勉強をしておったのですが、高校3年間野球三昧で、お恥ずかしながら学校の授業も居眠りで、予備校にも通ったことがなく、オール無手勝流の勉強だったので、今思えばホントにむちゃくちゃ適当な英文の読み方をしていたのでありました。
#もちろん人に教えたらアカンレベル
そんな感じなのでやがて「なんかおかしいな。。。さすがにこれだけやってるのに英文を読む能力がこんな感じってなんか決定的な何かがオレに無いんじゃね???」と完全に息詰まってる状態になりました。
そんなときに「そういやこれ買って全然読んでなかったな・・」とばかりに1人暮らしの部屋の片隅にあった上記の本をペラッとめくり始めますと、、、あ〜〜〜ら不思議・・・・今度はなぜだかページをめくる手がまるで当時の大ヒット小説
を読んだときと負けず劣らずの勢いで止まりません。
#ちょっと盛った
本の中身は今日の本題ではないので割愛するとして、とにかく読後の私は「なんであの本を買ってすぐに『つまらない。。』とか思ってしまったんや・・・、オレのアホーーーーーーー!!!」みたいな感じでめちゃ自分を呪ったのを覚えてます。
・・・ただ、今なら分かるんです。
参考書、および問題集(さらには英語で言えば辞書)って結局そのページをめくる利用者の“現在地”にその価値ってめちゃくちゃ左右されるんです。
現に私の知り合いの数学の先生なんかでも、「オレはなんで高校生のときに青チャのこの部分の記述の価値に気づいてなかったんやろ。。。」みたいなことを言う先生って結構いて、それもやはりその先生ご自身の成長に伴って青チャートの一部の記述の見え方(本全体の中での影響を受ける箇所)が変わったという現象なんだと思います。
確かに本全般にそういう“オモシロさ”っていうのはあるのではないでしょうか。
ビジネス書なんかでも10年前に読んだ本をもう1回棚から取って見てみたらめっちゃ当たり前のところばっかり線引きまくってて、「おいーーーー・・・逆にここの1行めちゃめちゃ本質的なこと言ってくれてるのに何でスルーされてる?????」みたいなことってよくあります。
参考書や問題集もこういうことって多分にあるはずです。どんな受験生にも。
ですから参考書は時期を考えずとりあえず買って、読んでみて「??」ってなったらいったん書棚のサブメンバーになってもらったらいいし、逆に読んだり、解いたりしてて「もうちょい歯ごたえのあるやつ欲しいな・・」って感じたら参考書・問題集は進行の途中でもストップして他のものに手を伸ばしてみたらいいというのが私の考えです。
私が「あの子にコレええんちゃうかな・・」と思って、生徒さんに参考書を買ってパスする際に必ず「やらなアカンってことじゃないし、感想も聞かへんし、おもんない思ったらメルカリで売りや。」っていうのもこのためです。
ですから個人的には参考書や問題集というのは何をどの時期にというところは実はラフな感じでオッケー牧場で、とりあえず直感でおもしろそうと思ったら買ってみて、その後は
難しければ「退く」簡単なら「レベル上げる」の精神
が一番イイと思ってます。
ホントに1箇所でも「コレ!!」っていう解説の一言や1問に出会えたなら買った価値は大アリなはずです。私は昔からそう思ってます。
#「偏差値爆上がり神参考書」とかは「このブレスレット1つであなたも幸せに」と同じレベル
#ブースで居眠りしてるだけの動画講座1つの時間とお金で参考書どれだけ読めることか・・
本日は以上です。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
ご興味のある方はコチラ。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓