おはようございます。

 

なぜか今のタイミングで槇原敬之をヘビロテ中の重本孝です。

 

#自分でもよう分からんス

#「くもりガラスの夏」好き

 

 

 

「トップ」と「ボトム」のクラス理論。

 

 


注:今日のお話はあくまで自分が率いる集団をより良くするためにどこに着眼点を置いてるかみたいな話です。






仕事でも部活でも「集団」である以上、その定義はさておき、とりあえずまずは「良い集団」を目指そうとするのが一般的であると思います。

 

それは私が運営する究永舎という個人塾においても同じです。

 

と言いますか、集団指導の一番の醍醐味とはまさにそれにあると言っても過言ではないとすら私は思います。

 

長年集団指導をされている塾の先生なら分かると思うのですが、集団指導の塾というのは学年ごとに人数も違いますし、男女比も違いますし、集まる才能も違いますし、集まるキャラクターも違います。

 

よって学年ごとの「匂い」っていうのは、おそらく同じ仕事をされたことがない方が想像されるのよりも相当はっきりとその違いが出ます。

 

と、ここまでは学校も似たようなところがあるかもしれませんが、集団指導の塾が学校とは決定的に異なるポイントっていうのがあって、それは3年間や数年間の間に入塾と退塾がそれぞれ起こるということです。

 

これによって集団指導の塾のクラスというのはガラッと変わっていきます。

 

また、これも学校とは違って塾というのはその本質はサービス業ゆえ、なんらかの不満のある人(たまにお引越しや体調面などの理由もありますが)から去っていきます。

 

よって、あとは、まあ、、、、言い方が難しいのですが、クラスの平均を下げる人(一番は集団の士気を下げるようなオーラのある人)を受け付けないようにさえすれば徐々に良いクラスになっていきます。

 

#ここまで意図が正しく伝わっているかめちゃ不安..

 

 

そして、ここからが今日のパンチラインです。

 

これはもう完全に私の勝手な好みの問題ではあるのですが、集団、つまり塾で言うところのクラスというのはどうしても「総合的に見て一番デキる人」と「総合的に見て一番デキない人」が出てきてしまい、十人を越えたりしてくると、そのトップとボトムの差というのは結構なものになったりします。

 

で、ふつうはどうしても集団の場合って「デキる人」の方が目立ちがちだと思うんです。

 

例えば全盛期のPL学園でいうKKとかですね。

 

#野球知らん人ごめんなさい

 

 

でもこれは経験上なんですけれども、飛び抜けた存在がいさえすれば、じゃあいい集団になるかっていったらそこは個人的には違うんです。

 

むしろ飛び抜けた存在が、その飛び抜けポイントがあくまで「才能面」や「結果面」であって、生きる姿勢や日頃の言動が一目置かれるそれとはまあまあ異なってしまう場合というのはどちらかと言えばその場合は好ましくない匂いを若干発することさえあるので、それはそれでチームビルディングの際は警戒ポイントなんです。

 

重本的にはそうではなくて、集団・チーム・クラスで大事なのはむしろボトムの方です。

 

要は飛び抜けたトップがいることよりも優先されるべきなのは「底が高いチーム」だと私は考えております。

 

#伝えるのムズい

 

 

それが例えば塾などで言えば、確かに成績の数字面で言ったら一番最下位になっちゃう・・・・・みたいな子がいますと、、、、しかしながらそういう子がダラしない匂いを漂わせるかって言ったらそうではなく、遅刻もしないし欠席も滅多にしないし、授業中眠そうにすることもないし、笑うときはみんなと一緒に爆笑してるし、塾の仲間のことも先生のことも気に入ってて、宿題小テストなんかも0点取っちゃった次の回ではキチンと100点取ってくると・・・

 

そういうクラス、とどのつまり、成績面では一番最下位の人でもその「ちゃんとやろう!」っていう意思が一般の似たような集団のそれよりも明らかに高い(底が高い)集団っていうのは、やはり結構な良い空気感になって、塾だったら体験授業に来た子なんかもまず入塾してくれますし、その“匂い”っていうのはなんらかの形で伝播するのか何なのか、そのクラス関係からの口コミによるお問い合わせも多いです。

 

 

結局今日言いたいのは、トップであるスーパースターが平均値を上げてるクラスも悪くはないのだけれど、それ以上に「良い集団」という意味でなら注目すべきはボトムに位置する立場の人(たち)がどうあるかっていうところに注意を払った方が、、、、

 

①自ずと良い空気感が生まれる

②①ゆえにみんなにとってそこが居場所となる

③全体的に伸びていく

④①〜③の香ばしい匂いにつられて次の良い集団になる仲間が集まる

⑤①〜④の鬼リピ

 

の流れが生まれてヌーブラヤッホーというのが20年以上集団指導の塾講師をやってきた今現在の結論です。

 

 

良い個人塾っていうのは間違いなく「売上」よりも「空気感」を大切にした結果として「売上」が立っているものですし、またそもそもが責任者の「空気感」への意識というか、嗅覚がしっかりしているので、仮に途中なんやかんやあっても最終的には毎年安定して、クラスを良い集団としてピカピカに仕上げてきます。


#塾とかでダメなのは飼い殺し状態の人がいっぱいいるところね

 

 

抽象的過ぎて何言ってるのか微妙なのですが、個人的な感覚としてはそんな風味である・・・みたいな感じです。

 

 

ぜひ塾選びのご参考に・・・なりませんね。。。苦笑

 

 

 

ち、、ち、ちなみに、、、、、いらっしゃらないかもしれませんが、も〜し今これをクラス運営で悩んでらっしゃる昔の私のような若い塾の先生が読んでおられるとしたら、一応ご確認なのですが、【一番できない子に一番厳しくする】っていうのとは全然違いますからね。。。

 

#それはやらん方がいい

 

 

 

 

本日は以上です。

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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究永舎 大阪 北摂 豊中市にある

高校受験・大学受験で連勝を目指す教室