おはようございます。
豊中13中の修学旅行の行き先が広島へと変更になったのですが、13中の先生方は中3生のほとんどが小学校の修学旅行も広島であったことを認識しているのかどうかが気になる重本孝です。
#同情を禁じ得ない
阪大開示祭りから得た知見。
#豊中キャンパス
昨日は阪大の開示があり、今年も旧Twitterでは「2024阪大開示祭り」が行われておりました。
ホントに受験生のみなさんに大感謝しつつ私もド深夜に体力の続く限り採集&細々とした集計をさせて頂きました。
#ありがとうございます
さて、まず総論として、今年の阪大は英数の顕著な難化、そして理系で言えば物理・化学は得意不得意の差が露骨に出たような結果になっていたと思います。
特に英語は私の観測範囲では8割に到達している人はおらず、7割越えもほとんどおられないという状況で、「阪大の英語、、、一体どうしたん??」という感じでまずそこにビビりました。
逆に言えば、ギリギリで不合格という人を除けば、今回は一般的に
【不合格の人=英語で取りきれてない人】
という傾向は明らかであったと思います。
ただこれは特に理系の学部ということで言えば、英語で取りきれてない人が即不合格の人なのかと言うとそうとも言えない結果が出ており、その点について以下で述べます。
#ややこしいこと言ってすいません
本日はここからが主張の部分なのですけれども、確かに文系も理系も合格している人というのは落ちている人よりは英語ができている傾向はありました。
そういった意味ではまずは英語ができるようにサッサと仕上げておくというのは他大学同様、阪大受験においてもかなり有効であると言えます。
そして私はこの点が京大と阪大の違いだと思っていて、京大で落ちてる人というのはおおむね数学が本番で大破しているケースが圧倒的に多く、逆に京大の英語では合格者不合格者のそこまでの明確な差は阪大ほどは出ていなかったと思います。
#とにかく京大は文学など以外は数学で差がつく
阪大の場合、特に今回などは数学の点数が低い合格者を見つけるのはそこまで難しい作業ではなく、もうこの点は京大と全然違います。
よって、まず阪大の理系受験で言えば、数学に不安のある人でも京大受験と比べたら圧倒的にチャンスはあって、要は英語と理科2つの内のどちらか1つを尖らせておけば数学が凹んでも全然合格の芽はありまくりであると、、、、そういうことが言えると思います。
なので理系で阪大受験にトライする人は、英語はできて当然として、あとは数学よりも理科(特により得意な方)を優先的に磨いて行く方が受かり易いと思います。
#医学部が数理どちらも別格なのは言うまでもありません。
最後に文系ですが、外国語学部を除けばまずは配点の具合ゆえに、やはり受かってる人というのは圧倒的に共通テストが良いです。
要はここでも京大とは違って、共通テストと英語ができるのあれば数学でズッコケても受かってるケースっていうのは結構あって、2次の国語なんかもやはり合格者不合格者の明確な差異を表すモノサシとはなり難いゆえに、これから阪大の文系受験を志す人は英語はやってるでしょうから、共通テスト対策の勉強を早め早めに詰めることが合格確率の上昇につながるでしょう。
【まとめ】
理系受験:英語ができて理科2つのうち最低1つが武器として成立している人は本番数学でコケても受かる
とにかく理科2つのうち、1つは絶対に武器とすることが合否のカギです。
もちろん言うまでもなく医学部については数理いずれもできないとキツイ。はっきり言って他学部との差があり過ぎる。。。。
文系受験:英語ができるのは当然のこととして、夏くらいおよび夏いっぱいまでは2次の数学に向けた勉強を目一杯するのも悪くない、、、、が、人によっては共通テストに向けた勉強をライバルより一足早く、夏明けくらいから取り組む方が吉と出る可能性はまあまあある。とにかく共通テストをハズすとかなりマズイ。
結局、阪大の文系受験は、「自分は数学ができる文系受験生ではない」という場合に、自習において「数学」と「共通テスト」の両者の勉強のバランスをいかに取るかというのが結構今後の運命を分けることになると思います。
#今年は阪大文系受験生が多いので今から頭悩ましてます..
ちなみに外国語学部については共テの配点も全体の中で小さく、そこまで共通テストにナーバスになる必要はないです。
ただ一方、とかく英語が他学部の受験生より高い安定感を持てていることはもちろんで、それプラス「社会」選択の人が、結構その「社会」で得点を稼いでいる印象なので、外国語学部の受験に関しては2次は社会(世界史)の方が数学よりイイと思います。
あと最後に完全に言い訳なのですが実は睡魔に襲われながら書いたところがあって、いつもより分かりにくかったらすいませんです。。。
今から寝ます。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
ご興味のある方はコチラ。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

