おはようございます。

 

退職代行会社の1つ「モームリ」の社名に感心を越えて感動すら覚える重本孝です。

 

#モームリてw

 

 

 

 

#リブログありがとうございます!!!!!!!

 

 

 

 

 

塾講師は全統模試を受けた高3生の一体どこを見ているのか?

 

 

 

受験でサクセスするには「学力」と「学力を発揮する力」の2つが必要です。

 

後者は一般的に“本番に強い”などとされる何らかの作用を指すものであります。

 

 

さて、まず「学力」から述べますと、数学は誰にでも“ズッコケ”はある科目ですが、私はこの時期の“ズッコケ”はまだそんなに気になりません。

 

 

 

逆に英語において気になる・・・というか、今後秋くらいまでに掛けて改善しないといけないのが、自習を結構やっているにも関わらず得点が2、3割になる・・・みたいな人で、そういう人は日頃の自習の際の脳コンディション、つまりどれだけ集中して取り組めているかを見直さないといけません。

 

自習をやっている時の目力が弱い人はだいたいこの症状起こすので、ツライでしょうが今回の客観的な現実を直視して改善していきたいです。

 

 

ちなみに保護者様にご留意頂きたいのはここでもやはり“時代の違い”で、1990年台の英語のセンター試験が80分で2500語処理すれば良かったのに対して、今の子は同じ80分で6000語以上処理しないといけないので、その辺は同情してあげて下さい。

 

 

 

この他、「学力」という切り口で私が第1回の全統で見るポイントというのは、、、

 

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①英語:得点も大事ですが日頃どんな取り組みがあった上でその点数なのかを見て伸びしろを掴むヒントにします。

 

②国語:この時期の現役生は多くの子はノー準備で受けている場合が多いので、逆にその子のポテンシャルを測るヒントになります。マジで何もしてないのに現代文で8割以上いく子っていうのは全体的に伸びるスピードは一般的な水準より早いです。

 

③理社:上位進学校の生徒さんほど高校入学以降の定期テストの成績に比例したものとなります。高1・高2の定期テストの取り組みがここへ来てジワジワ効いてきます。悲しきかな定期テストをしっかりやってきてない人というのはこの点における事の重大さを理解しない傾向にあり、その後の展開を甘く見積もることが多いので私は教室現場でそこをよくツッコミます。

 

あと理社はほぼ「好き嫌い」で伸び具合が決まってくるところがあるので、もちろんその辺りも生徒さんとの会話で把握します。

 

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・・というような3点を見ます。特に文系の子の数学についてはまだそこまで気にしませんが、理系の子でここまでそんなに勉強をやっていない子の場合は、この第1回全統模試で「おいおい、、、なんでほとんど勉強してないはずやのに偏差値60(および60弱)あるねん・・」みたいになってくれてたらグッドです。(理系を選んだこと自体は間違ってないタイプとでも言いましょうか。。。)

 

あと、公立3番手4番手の高校の子とかで、なおかつ200番台定位置みたいな子でも国語が何もしてないのに偏差値50後半あるとかだったら英語が伸びるのが人より早いので社会も好きだったら同志社もまだまだこれから全然アリです。政経選んでたらもっとアリです。

 

#毎日自習できればですが・・

 

 

とにもかくにもこの時期は「結果」というよりも「伸びしろ」を見ることが大事なので全てをその観点で見てます。

 

残酷な話、得点が同じでも「キミ、こうやっていったら阪大いけるよ。」もあれば「モームリ。」もあるということです。

 

ここの見極めが多くの高校生は結局自分頼みになって(あるいは相談相手をミスって)翌春に「涙のリクエスト」になるパターンが多いと思います。

 

 

次に「本番力」なのですが、意外かもしれませんが「ズッコケた・・・」みたいなのはこの第1回全統においてはある程度折り込み済みで、個人的には全然オッケー牧場なんです。

 

というかむしろそうやって「ズッコケてもらう」ためにだいぶ以前から「毛細血管いっぱい詰まってるとこ、、、、第1回全統模試ーーーーーーーーーーっっ!!!!」と言い続けてきたわけでして(英語が今回から大問8まであるよっていうのもワザと言ってません)、自転車でも仕事でもズッコけることによって次からコケなくなるように、入試においてもいかに人より早くズッコけ、痛みを知って、「もう次からは絶対こんなんイヤやーー・・・泣」となってもらえるかが大事です。

 

自分のイケてないところを早期に発見するためにも、申し訳ないですがウチの子たちにはお友だちよりもそれなりのプレッシャーを感じて受験してもらっています。

 

#プレッシャーの中でどういう反応をするのか見たいので

 

 

ご存知の通り大学受験というのは非常に長丁場の戦いなので、その子の「性格」みたいな部分が必ずこれからの9〜10ヶ月を通して要所要所で滲み出てきて受験全体に影響を与えるものです。

 

そこでそのあたりのチェックとして、塾の先生でも保護者様でも生徒さんに試験の感想を聞いてみるのがいいです。

 

「試験どうやった?」って聞いたときに、ズッコケていようがなかろうが普段とそんなに変わらぬトーンで「まあ、ふつう。」とか「○○をミスった。(以上!)」ぐらいで表情1つ変えず感想がさっぱりしてる子はだいたいグッドです。

 

ただよく見ておきたいのは、表情に余裕がある子はホントにグッドなのですが、余裕がない時ほど表情が固まって黙り込むタイプの子もいるのでそこは注意です。

 

 

進学校の最上位生や、終盤に現役生鬼の末脚で、「涙のリクエスト中の先輩」に冷た過ぎるヒドイ仕打ちを見せつけるのは男の子も女の子もだいたい先述した手応えが悪くてもどこか表情に余裕のある子です。

 

 

一方、、、、試験の感想聞いてごにゃごにゃややこしい子は秋くらいが大変なのでお家の方は覚悟して下さい。。。

 

#校内生の方は私に丸投げでお願いします

 

 

一応、重本は毎年北野から普通科の200番台後半の子まで観察しつつ一緒に受験ロードを歩んでるのでそんなにズレたことは言ってないと思います。。。

 

#信じるか信じないかはあなた次第です

 

 

 

ちなみに「受かった人ってどれくらいの点数取ってたもんなん?」については主催元の河合塾が

 

 

・・を発行してくれており(好きです)、メルカリで手に入るので、これを見て志望大学の水準(とりあえず比較のために「情報」はいったん無視でも良いと考えます)から合計でマイナス100ならまだ有り、マイナス150ならふつうの子は・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・くらいに思っておいてちょうどです。

 

まあ、この辺りももっとその生徒さんのいろ〜〜〜んな要素を把握した上で丁寧に話していく塾の先生(できればどういう結果を出している人なのかが明確な人)に相談するのがイイです。

 

#塾講師に「去年の生徒さんどうやったんですか?」って聞いてごにゃごにゃ言う先生はダメ

 

 

 

長くなってすいません。

 

 

 

 

本日は以上です。

 

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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